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第十章 肥大化作戦
78.ガーデンパーティー
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翌日も朝からルークが部屋へやって来た。吸引されるのが嫌で俺は寝たふりを決め込んだが、ルークは俺が寝ているのも構わずに布団を剥がしぷっくりと朝勃ちしたクリトリスがスポイトへ飲み込まれた。
そして容赦なく扱かれて、俺は絶頂してしまったのだ。
「もう……、嫌だ……」
婚前旅行までに大きくしないといけないとはわかっているが、とんでもない快感を伴う吸引に俺はすっかり嫌気がさしていた。毎回不甲斐なく奇声を上げて潮を吹いてしまい、プライドもズタズタだ。
朝昼晩と吸引されるということはもうすぐ昼の吸引の時間だ。そうだ、逃げてしまおう。ルークに見つからないようにどこかえ隠れていれば昼の吸引はパスできるだろう。
部屋のドアを開けて廊下へ出ようとしたら、ちょうど俺の元へやってきた上級使用人と鉢合わせになった。
「シュライフェ様、もうすぐアン王妃がいらっしゃいますのでこちらにお着替えください」
アン王妃というのは父上の妹、つまり叔母さまで今は友好国の国王の元へ嫁いで行った人だ。
俺の誕生日パーティーに招待していたが流行病で高熱を出して参加できなかったので、後日お祝いに来たいと言っていたのだ。
「ああ、わかった。……って、これ民族衣装じゃないかっ!?」
「はい、国王様がこちらをお召しになってアン王妃をお迎えするようにとおっしゃっていまして」
まあ、俺の成人を祝いに来るのだから当然か。
父上の指示となると従わないわけにいかず、俺は渋々ミニスカートに着替えることにした。
ノーパン・ミニスカートは嫌だが、叔母さまがもうすぐ来るってことは、昼の吸引から逃げることができるだろう。その点については内心しめしめと思った。
バラが満開に咲いている庭の中央にテーブルが出されて、ガーデンパーティー形式で昼食会が行われた。
「まあ、シュライフェ。しばらく見ないうちに立派になったこと」
叔母さまは俺のミニスカートをまじまじと見つめていた。俺はスカートの中が女性器なのを見透かされやしないかとヒヤヒヤしながら太ももをぴったりと合わせていた。
しかし叔母さまの肩にしっぽと手足の長いサルが乗っているのに気がつくと、俺も俺の父母もサルに目がくぎ付けになった。
「珍しい。サルですか……?」
赤い首輪をしてリードに繋がっている。
「ええ。異国から友好の証として贈られたのをすっかり気に入って。どこへ行くにも一緒なのよ」
サルは長いしっぽを俺の方へ伸ばした。握手を求められているのかと思って手を出したが、サルのしっぽは俺の手をすり抜けてスカートのすそをまくろうとした。
「……うわっ!」
間一髪、たくし上げられそうになったすそを押さえて、スカートの中が公開されるのを防いだ。
「あら、ごめんなさいね、いたずらっこなものだから」
そして容赦なく扱かれて、俺は絶頂してしまったのだ。
「もう……、嫌だ……」
婚前旅行までに大きくしないといけないとはわかっているが、とんでもない快感を伴う吸引に俺はすっかり嫌気がさしていた。毎回不甲斐なく奇声を上げて潮を吹いてしまい、プライドもズタズタだ。
朝昼晩と吸引されるということはもうすぐ昼の吸引の時間だ。そうだ、逃げてしまおう。ルークに見つからないようにどこかえ隠れていれば昼の吸引はパスできるだろう。
部屋のドアを開けて廊下へ出ようとしたら、ちょうど俺の元へやってきた上級使用人と鉢合わせになった。
「シュライフェ様、もうすぐアン王妃がいらっしゃいますのでこちらにお着替えください」
アン王妃というのは父上の妹、つまり叔母さまで今は友好国の国王の元へ嫁いで行った人だ。
俺の誕生日パーティーに招待していたが流行病で高熱を出して参加できなかったので、後日お祝いに来たいと言っていたのだ。
「ああ、わかった。……って、これ民族衣装じゃないかっ!?」
「はい、国王様がこちらをお召しになってアン王妃をお迎えするようにとおっしゃっていまして」
まあ、俺の成人を祝いに来るのだから当然か。
父上の指示となると従わないわけにいかず、俺は渋々ミニスカートに着替えることにした。
ノーパン・ミニスカートは嫌だが、叔母さまがもうすぐ来るってことは、昼の吸引から逃げることができるだろう。その点については内心しめしめと思った。
バラが満開に咲いている庭の中央にテーブルが出されて、ガーデンパーティー形式で昼食会が行われた。
「まあ、シュライフェ。しばらく見ないうちに立派になったこと」
叔母さまは俺のミニスカートをまじまじと見つめていた。俺はスカートの中が女性器なのを見透かされやしないかとヒヤヒヤしながら太ももをぴったりと合わせていた。
しかし叔母さまの肩にしっぽと手足の長いサルが乗っているのに気がつくと、俺も俺の父母もサルに目がくぎ付けになった。
「珍しい。サルですか……?」
赤い首輪をしてリードに繋がっている。
「ええ。異国から友好の証として贈られたのをすっかり気に入って。どこへ行くにも一緒なのよ」
サルは長いしっぽを俺の方へ伸ばした。握手を求められているのかと思って手を出したが、サルのしっぽは俺の手をすり抜けてスカートのすそをまくろうとした。
「……うわっ!」
間一髪、たくし上げられそうになったすそを押さえて、スカートの中が公開されるのを防いだ。
「あら、ごめんなさいね、いたずらっこなものだから」
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