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第十三章 現実逃避のバカンス
119.晒された女性器※
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どうにか両足に力を入れて足を閉じているので、かろうじて性器は見られていないかもしれない。しかしこんな屋外で尻の穴を丸出しにしているとは、なんと屈辱的なのだろう……。俺は奥歯を噛みしめて体を震わせていた。
「もう離してくれっ」
あと少しでも体を強く押されて深く突っ伏せば、かろうじて見られていない秘部が見えてしまうかもしれない恐怖にさいなまれた。
ビラビラの奥で時折くぷっと泡立つような音が漏れるのが男たちに聞こえやしないかも気が気ではない。
「自分でできるからっ、もういい……」
身をよじって抵抗を試みるが、二人の男の力は強くて抜け出せない。
「遠慮なさらず、我々が補助しますので」
インストラクターはポーズを変え始めた。
「仰向けになり、腰を浮かせて両足を空へと伸ばします」
砂浜へ寝そべって足を高く突き上げた。前掛けはひらりと腹側へと垂れ、彼女の下腹部はむき出しになった。
「そのままゆっくりと、頭上の砂へとつま先を着地させましょう」
軽く開かれた足の間の女性器が惜しげもなく人々に晒された。
「……っ!」
嘘だろう、丸裸でこんなポーズをするなんて……。
「心身を解放して、リラックスしましょう。呼吸と共に背骨が気持ちよくマッサージされていきます」
周囲の参加者たちは彼女の真似をして姿勢を変え始めたが、俺はもうこの場から逃げようと思った。あんな格好をしたら俺のあそこは確実に丸出しだ。
「どこへ……?」
「トイレだっ」
立ち上がって歩き出そうとした俺の手を掴まれてしまった。
「もうまもなく終わりますので、我慢してください」
島民の男二人が俺を砂浜へ仰向けにした。
「よせっ、勘弁してくれっ!」
俺の両足が掴まれて高く上げられた。股間にまとった布が重力に従ってひらりと垂れ下がった。割れ目から突き出しているピーナッツ大のクリトリスがピクンと震えた。
俺が大声で騒いで暴れていたせいで、参加者のほとんどが俺に注目していた。
「よせと言っているのが聞こえないかっ!」
「何もご心配せず、リラックスなさってください」
「や、やめろっ!」
せめてもの抵抗として体を強張らせて、目を閉じた。しかしぴったりとくっつけていた両足は無慈悲に開かれて、ゆっくりと動かされてつま先を俺の頭上の砂浜へ着地させた。
「……っ!」
キツく閉じていたまぶたを開けると、周囲の人々が俺の周りに集まってじっとこちらを見ていた。
最悪だ……。
「へー、珍しいな」
「カントボーイだ……」
周囲の人々の視線が晒し出されたぬるぬるのおまんこへ集まり、絶望を感じた。
見られてしまった……。もう俺の人生は終わりだ。
「もう離してくれっ」
あと少しでも体を強く押されて深く突っ伏せば、かろうじて見られていない秘部が見えてしまうかもしれない恐怖にさいなまれた。
ビラビラの奥で時折くぷっと泡立つような音が漏れるのが男たちに聞こえやしないかも気が気ではない。
「自分でできるからっ、もういい……」
身をよじって抵抗を試みるが、二人の男の力は強くて抜け出せない。
「遠慮なさらず、我々が補助しますので」
インストラクターはポーズを変え始めた。
「仰向けになり、腰を浮かせて両足を空へと伸ばします」
砂浜へ寝そべって足を高く突き上げた。前掛けはひらりと腹側へと垂れ、彼女の下腹部はむき出しになった。
「そのままゆっくりと、頭上の砂へとつま先を着地させましょう」
軽く開かれた足の間の女性器が惜しげもなく人々に晒された。
「……っ!」
嘘だろう、丸裸でこんなポーズをするなんて……。
「心身を解放して、リラックスしましょう。呼吸と共に背骨が気持ちよくマッサージされていきます」
周囲の参加者たちは彼女の真似をして姿勢を変え始めたが、俺はもうこの場から逃げようと思った。あんな格好をしたら俺のあそこは確実に丸出しだ。
「どこへ……?」
「トイレだっ」
立ち上がって歩き出そうとした俺の手を掴まれてしまった。
「もうまもなく終わりますので、我慢してください」
島民の男二人が俺を砂浜へ仰向けにした。
「よせっ、勘弁してくれっ!」
俺の両足が掴まれて高く上げられた。股間にまとった布が重力に従ってひらりと垂れ下がった。割れ目から突き出しているピーナッツ大のクリトリスがピクンと震えた。
俺が大声で騒いで暴れていたせいで、参加者のほとんどが俺に注目していた。
「よせと言っているのが聞こえないかっ!」
「何もご心配せず、リラックスなさってください」
「や、やめろっ!」
せめてもの抵抗として体を強張らせて、目を閉じた。しかしぴったりとくっつけていた両足は無慈悲に開かれて、ゆっくりと動かされてつま先を俺の頭上の砂浜へ着地させた。
「……っ!」
キツく閉じていたまぶたを開けると、周囲の人々が俺の周りに集まってじっとこちらを見ていた。
最悪だ……。
「へー、珍しいな」
「カントボーイだ……」
周囲の人々の視線が晒し出されたぬるぬるのおまんこへ集まり、絶望を感じた。
見られてしまった……。もう俺の人生は終わりだ。
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