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第十三章 現実逃避のバカンス
125.お灸2※
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俺の叫びは無視されて、胸の先と陰核に築かれたお灸の山にマッチの先の炎が触れた。
「……っ!」
男たちに押さえ込まれている俺は、何の抵抗もできずにただ見ていることしかできなかった。
「……く、くそぉ……」
山の頂点には赤い火種がついて、そこからゆらゆらと白い煙があがっている。燃えている部分が突起の先から遠いため、今のところ熱さも痛みもない。でも少しずつ少しずつ燃えている場所が下へと向かっているのは見ていて確かだった。
「……っ♡♡」
火が突起へと近づいたら、どうなってしまうのか。怖くてたまらなかった。全身の神経が3つの尖りに集まり、さらにこりこりに硬くなる。
「……はぁ……♡ ……はぁ……♡」
恐怖のあまり全身から汗が噴き出る。はあはあと肩で呼吸しながら、細く長く上がる煙を上げて燃えるお灸を見ていた。
お灸の中で硬く勃起している乳首が、クリトリスが、じわじわと温かくなっている。
「……はぁっ……♡ ……あぁっ……♡」
呼吸するたび腹の奥までがじんわりと熱くなっていくのを感じる。
「おお、このにおい」
「お灸か……」
ビーチを歩いている二人の男が足を止めてこちらを見た。
「見ろよ、カントボーイだ」
二人が俺に近づいたのをきっかけに、周囲の人々も何があると集まって来てしまった。ひし形に開いた足の周りに人だかりができてしまった。
「……っ♡♡」
やめろ、そんな位置から見るな。あそこが丸見えではないか。
人々に見られて、おまんこがくぷくぷとヒクつく。
お灸は煙を上げ続け、熱さが増していた。お灸の山の燃えている部分は少しずつだが確かに下へ向かって進んでいる。乳頭と陰核の先端へ火種が到達してしまいやしないか気が気ではなかった。
「あ、熱いっ……♡ もう、勘弁してくれっ♡♡」
俺は胸と腰を突き上げて、施術師の男に訴えた。
腹に力を入れるたび、ちゅぷ、ちゅぷ、と膣口が音を立てて恥ずかしいが、今はそんなことに構っていられない。
「熱いですか? おかしいですね、まだそんなに熱くはないはずです。……それとも人一倍感じやすりタイプでしょうかね」
施術師にそう言われて恥ずかしくなった。集まっている見物人たちもクスリと笑った。
「……くっ……♡」
もう訴えまい。
「……はぁっ……♡ ……んん……♡♡」
我慢しようと心に決めたものの、お灸はどんどん熱くなっている。乳首も陰核も呼吸するたびじりじり、じりじり、と鈍い刺激をもたらしてくる。
「だいぶ血行が良くなってきたようですね。分泌液が出てきましたね」
「な、なんだとっ……♡」
自分からは見えないが、人々の見ている前で俺のあそこは恥ずかしい汁を噴き出しているらしかった。
「やっぱり、もうっ……」
終わりにしてくれ、と言いたかったが、施術師は俺の言葉を遮った。
「体の中に溜まったストレスや毒素が出ている証拠です。出るだけ全て出しきってください」
「……っ!」
男たちに押さえ込まれている俺は、何の抵抗もできずにただ見ていることしかできなかった。
「……く、くそぉ……」
山の頂点には赤い火種がついて、そこからゆらゆらと白い煙があがっている。燃えている部分が突起の先から遠いため、今のところ熱さも痛みもない。でも少しずつ少しずつ燃えている場所が下へと向かっているのは見ていて確かだった。
「……っ♡♡」
火が突起へと近づいたら、どうなってしまうのか。怖くてたまらなかった。全身の神経が3つの尖りに集まり、さらにこりこりに硬くなる。
「……はぁ……♡ ……はぁ……♡」
恐怖のあまり全身から汗が噴き出る。はあはあと肩で呼吸しながら、細く長く上がる煙を上げて燃えるお灸を見ていた。
お灸の中で硬く勃起している乳首が、クリトリスが、じわじわと温かくなっている。
「……はぁっ……♡ ……あぁっ……♡」
呼吸するたび腹の奥までがじんわりと熱くなっていくのを感じる。
「おお、このにおい」
「お灸か……」
ビーチを歩いている二人の男が足を止めてこちらを見た。
「見ろよ、カントボーイだ」
二人が俺に近づいたのをきっかけに、周囲の人々も何があると集まって来てしまった。ひし形に開いた足の周りに人だかりができてしまった。
「……っ♡♡」
やめろ、そんな位置から見るな。あそこが丸見えではないか。
人々に見られて、おまんこがくぷくぷとヒクつく。
お灸は煙を上げ続け、熱さが増していた。お灸の山の燃えている部分は少しずつだが確かに下へ向かって進んでいる。乳頭と陰核の先端へ火種が到達してしまいやしないか気が気ではなかった。
「あ、熱いっ……♡ もう、勘弁してくれっ♡♡」
俺は胸と腰を突き上げて、施術師の男に訴えた。
腹に力を入れるたび、ちゅぷ、ちゅぷ、と膣口が音を立てて恥ずかしいが、今はそんなことに構っていられない。
「熱いですか? おかしいですね、まだそんなに熱くはないはずです。……それとも人一倍感じやすりタイプでしょうかね」
施術師にそう言われて恥ずかしくなった。集まっている見物人たちもクスリと笑った。
「……くっ……♡」
もう訴えまい。
「……はぁっ……♡ ……んん……♡♡」
我慢しようと心に決めたものの、お灸はどんどん熱くなっている。乳首も陰核も呼吸するたびじりじり、じりじり、と鈍い刺激をもたらしてくる。
「だいぶ血行が良くなってきたようですね。分泌液が出てきましたね」
「な、なんだとっ……♡」
自分からは見えないが、人々の見ている前で俺のあそこは恥ずかしい汁を噴き出しているらしかった。
「やっぱり、もうっ……」
終わりにしてくれ、と言いたかったが、施術師は俺の言葉を遮った。
「体の中に溜まったストレスや毒素が出ている証拠です。出るだけ全て出しきってください」
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