世界樹の森でちび神獣たちのお世話係はじめました(旧題 何故か森の中で託児所を始めました)

8/29 改題しました


 仕事へ向かう通勤列車の事故であっさりと死んだ俺、斎藤樹。享年三十二歳。

 まあ、死んでしまったものは仕方がない。
 そう思いつつ、真っ暗い空間を魂のままフラフラ漂っていると、世界の管理官を名乗る神族が現れた。

 そこで説明されたことによると、なんだか俺は、元々異世界の魂だったらしい。
 どうやら地球の人口が多くなりすぎて、不足する魂を他の異世界から吸い取っていたらしい。
 そう言われても魂のことなぞ、一市民の俺が知る訳ないが、どうやら俺は転生の待機列からも転がり落ちたそうで、元々の魂の世界の輪廻へ戻され、そこで転生することになるらしい。

 そんな説明を受け、さあ、じゃあ元の世界の輪廻へ移行する、となった時、また俺は管理官の手から転がり落ちてしまった。

 そうして落ちたのは、異世界の中心、神獣やら幻獣やらドラゴンやら、最強種が集まる深い森の中で。
 何故か神獣フェニックスに子供を投げ渡された。

 え?育てろって?どうやって?っていうか、親の貴方がいるのに、何故俺が?

 魂の状態で落ちたはずなのに、姿は前世の時のまま。そして教えられたステータスはとんでもないもので。
 
 気づくと神獣・幻獣たちが子育てのチャンス!とばかりに寄って来て……。

 これから俺は、どうなるんだろうか?


* 最初は毎日更新しますが、その後の更新は不定期になる予定です *
* R15は保険ですが、戦闘というか流血表現がありますのでご注意下さい
              (主人公による戦闘はありません。ほのぼの日常です) *

見切り発車で連載開始しましたので、生暖かい目に見守ってくれるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いします<(_ _)>

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