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ママさんのれいんあいこうざ
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オレはニコラエル。神獣ママと勇者パパの子、5才です。今日も大人になるためのお勉強は欠かせません。
ママの言うことにしっかりお答えするのです。気合いが入りますね。
「騎士は?」
「自由れんあーい」
「冒険者は?」
「穴があったらはいりたーい」
「勇者は?」
「しゅびはんい、ばり広だぜ」
「「よし」」
ママと親指立てて頷き合う。
「ニコル! なんてこと言うの。ボクはルーシー一筋だし、可愛いニコルになに言わせてるんだ」
黒髪黒目の長いポニーテールの似合う優し気な目元のパパ。人類最強なんだって、分かんないけど。
「だってコタ。私の第二形態に発情したのコタじゃないか」
「そりゃ、君の美しい銀月の光を弾く黒色の体毛。オーバーコートは硬すぎず柔らかすぎず、アンダーコートはふわふわのもふもふ。天にも昇る指通りの滑らかさ、天にも地にもない美しいフォルム。しなやかで艶やかな細腰。抱き心地も最高で……」
パパが壊れた。
ママの言うことにしっかりお答えするのです。気合いが入りますね。
「騎士は?」
「自由れんあーい」
「冒険者は?」
「穴があったらはいりたーい」
「勇者は?」
「しゅびはんい、ばり広だぜ」
「「よし」」
ママと親指立てて頷き合う。
「ニコル! なんてこと言うの。ボクはルーシー一筋だし、可愛いニコルになに言わせてるんだ」
黒髪黒目の長いポニーテールの似合う優し気な目元のパパ。人類最強なんだって、分かんないけど。
「だってコタ。私の第二形態に発情したのコタじゃないか」
「そりゃ、君の美しい銀月の光を弾く黒色の体毛。オーバーコートは硬すぎず柔らかすぎず、アンダーコートはふわふわのもふもふ。天にも昇る指通りの滑らかさ、天にも地にもない美しいフォルム。しなやかで艶やかな細腰。抱き心地も最高で……」
パパが壊れた。
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