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伝説本・消えたカリン達(1話)
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◯朝・カリンの家・リビング
食器を洗っているカリンの母親。
リビングに急いで下りてきたカリン。
カリン「お母さん!どうして起こしてくれなかったの?
今日は、小説友達が来るって言ったじゃん!」
カリンが少し強く母親に言った。
母親はそれを聞くと
母親「何回も起こしたわよ。
カリンが起こしても、あともう少しって寝たんでしょ?
自分の責任です。」
と、冷静に言った。
カリンは頬を膨らませ
カリン「だって・・・」
と、何か言いかけたが、母親に
母親「早くしないと、お友達来ちゃうわよ!
ほらほら、イライラしないで、顔を洗って支度しなさい。」
そう言われた。
カリンは、頷き洗面所へ向かった。
◯三十分後・カリンの部屋
支度が終わったカリン。
その時、"ピロリン"と携帯が鳴った。
メールだ。
カリンは携帯を取り、メールを読んだ。
小説友達の男友達のリッカからだ。
◯~メール内容~
リッカ【ごめん!ちょっと遅れる!本当にごめん。】
カリン【大丈夫だよ~!二人にも伝えておくね!】
リッカ【マジごめん!ありがとう!】
カリン【はーい!】
◯十分後
会社に行ったカリンの母親。
リビングで皆を待っているカリン。
"ピンポーン"
誰かが来た。
カリンが急いでドアを開けた。
ドアを開けると、エレムとサリナがいた。
サリナ「カリン、おはよう!」
エレム「よっ、おはよう!」
カリン「おはよう!」
カリンが二人を家に入れた。
サリナは高校の優等生の女の子で、カリンの親友。
エレムはカリンの幼なじみで、とても元気な男の子。
◯カリンの部屋
荷物を置いて床に座っているエレムとサリナ。
カリンがお茶を皆の分持ってきた。
エレム「ありがとうな!」
サリナ「ありがとう、カリン!」
二人がカリンにお礼を言った。
エレム「それにしても、リッカは遅いな。」
エレムが心配そうに言った。
カリン「あっ、リッカはちょっと遅れるみたいだよ!
二人が来る前にリッカから、メールがきてたの。」
その時、"ピンポーン"とインターホンが鳴った。
カリン「私、見てくるね!」
カリンはそう言うと、玄関へ向かった。
◯玄関
カリンがドアを開けた。
ドアの前には息切れをしているリッカが立っていた。
リッカ「お、おはよう!
待たせたくなくて、走って来たんだ。」
すると、リッカがカリンに紙袋を渡した。
カリン「なに?これ。」
カリンが不思議そうに聞いた。
リッカ「本屋に寄ったら、面白そうな小説見つけたんだ!
皆で見ようと思って、買ってきた。」
と、笑顔でリッカが言った。
カリン「ありがとう!
じゃあ、手を洗って私の部屋へ行こう!」
リッカはカリンと同じクラスで、小説友達がいるカリンから聞き、面白そうだから仲間に入れてくれとカリンに頼み皆と仲良くなった。
◯カリンの部屋
座っているエレムとサリナ。
部屋のドアを開けてカリンとリッカが入って来た。
リッカ「おはよう!
遅れてごめんな。」
リッカが謝った。
エレム「どこに行ってたんだ?
遅くて心配したんだぞ!」
エレムが心配そうに言った。
サリナ「大丈夫よ!私達も今着いたばかりだから。」
サリナも優しく言った。
カリン「そういえば、リッカがここへ来る途中の本屋で皆で見ようと思って小説を買ったみたいなの。
皆で見よう!」
サリナとエレムが頷いた。
そして、カリンが紙袋から本を出した。
三人は小説のタイトルを見た。
三人「伝説本《伝説の生き物を救え!~急にそんなこと言われても~》?」
皆が不思議そうにタイトルの名前を見た。
サリナ「面白そうね!どんな話なんだろう?」
エレム「リッカ、お前センスあるよ!
めちゃくちゃ心が惹かれるよ!
早く読みてー!」
カリン「そうだね!とっても面白そう!
こういう系の本、見たことないから、ワクワクするね!」
三人が目を輝かせながら本を見た。
リッカ「だろ!面白そうだよな!」
リッカが嬉しそうに言った。
カリン「それじゃあ、さっそく読もっか!」
と、言ってカリンが本を開いた。
すると、本から眩しい光が放たれ、カリン達は目を瞑った。
そして、カリンの部屋には誰もいなくなった。
食器を洗っているカリンの母親。
リビングに急いで下りてきたカリン。
カリン「お母さん!どうして起こしてくれなかったの?
今日は、小説友達が来るって言ったじゃん!」
カリンが少し強く母親に言った。
母親はそれを聞くと
母親「何回も起こしたわよ。
カリンが起こしても、あともう少しって寝たんでしょ?
自分の責任です。」
と、冷静に言った。
カリンは頬を膨らませ
カリン「だって・・・」
と、何か言いかけたが、母親に
母親「早くしないと、お友達来ちゃうわよ!
ほらほら、イライラしないで、顔を洗って支度しなさい。」
そう言われた。
カリンは、頷き洗面所へ向かった。
◯三十分後・カリンの部屋
支度が終わったカリン。
その時、"ピロリン"と携帯が鳴った。
メールだ。
カリンは携帯を取り、メールを読んだ。
小説友達の男友達のリッカからだ。
◯~メール内容~
リッカ【ごめん!ちょっと遅れる!本当にごめん。】
カリン【大丈夫だよ~!二人にも伝えておくね!】
リッカ【マジごめん!ありがとう!】
カリン【はーい!】
◯十分後
会社に行ったカリンの母親。
リビングで皆を待っているカリン。
"ピンポーン"
誰かが来た。
カリンが急いでドアを開けた。
ドアを開けると、エレムとサリナがいた。
サリナ「カリン、おはよう!」
エレム「よっ、おはよう!」
カリン「おはよう!」
カリンが二人を家に入れた。
サリナは高校の優等生の女の子で、カリンの親友。
エレムはカリンの幼なじみで、とても元気な男の子。
◯カリンの部屋
荷物を置いて床に座っているエレムとサリナ。
カリンがお茶を皆の分持ってきた。
エレム「ありがとうな!」
サリナ「ありがとう、カリン!」
二人がカリンにお礼を言った。
エレム「それにしても、リッカは遅いな。」
エレムが心配そうに言った。
カリン「あっ、リッカはちょっと遅れるみたいだよ!
二人が来る前にリッカから、メールがきてたの。」
その時、"ピンポーン"とインターホンが鳴った。
カリン「私、見てくるね!」
カリンはそう言うと、玄関へ向かった。
◯玄関
カリンがドアを開けた。
ドアの前には息切れをしているリッカが立っていた。
リッカ「お、おはよう!
待たせたくなくて、走って来たんだ。」
すると、リッカがカリンに紙袋を渡した。
カリン「なに?これ。」
カリンが不思議そうに聞いた。
リッカ「本屋に寄ったら、面白そうな小説見つけたんだ!
皆で見ようと思って、買ってきた。」
と、笑顔でリッカが言った。
カリン「ありがとう!
じゃあ、手を洗って私の部屋へ行こう!」
リッカはカリンと同じクラスで、小説友達がいるカリンから聞き、面白そうだから仲間に入れてくれとカリンに頼み皆と仲良くなった。
◯カリンの部屋
座っているエレムとサリナ。
部屋のドアを開けてカリンとリッカが入って来た。
リッカ「おはよう!
遅れてごめんな。」
リッカが謝った。
エレム「どこに行ってたんだ?
遅くて心配したんだぞ!」
エレムが心配そうに言った。
サリナ「大丈夫よ!私達も今着いたばかりだから。」
サリナも優しく言った。
カリン「そういえば、リッカがここへ来る途中の本屋で皆で見ようと思って小説を買ったみたいなの。
皆で見よう!」
サリナとエレムが頷いた。
そして、カリンが紙袋から本を出した。
三人は小説のタイトルを見た。
三人「伝説本《伝説の生き物を救え!~急にそんなこと言われても~》?」
皆が不思議そうにタイトルの名前を見た。
サリナ「面白そうね!どんな話なんだろう?」
エレム「リッカ、お前センスあるよ!
めちゃくちゃ心が惹かれるよ!
早く読みてー!」
カリン「そうだね!とっても面白そう!
こういう系の本、見たことないから、ワクワクするね!」
三人が目を輝かせながら本を見た。
リッカ「だろ!面白そうだよな!」
リッカが嬉しそうに言った。
カリン「それじゃあ、さっそく読もっか!」
と、言ってカリンが本を開いた。
すると、本から眩しい光が放たれ、カリン達は目を瞑った。
そして、カリンの部屋には誰もいなくなった。
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