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ギルドのあれこれ
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⚫︎ギルドの定めるランクについて⚫︎
・初級のGから超級のSS(勇者)ランクまであり、それぞれ以下のように決められている。
なお、各ランクからの降格条件は個人活動を行なっている冒険者が健常に活動している場合であり、病気や怪我などやむを得ない事情がある場合やパーティ所属の場合は、それぞれの事情やパーティの活動が優先されるためこの限りでは無い。
・病や怪我での休業、任務中の長期間に及ぶ帰還困難案件などはランク降格措置撤回の後日申請も可。証明が困難な場合はある程度の証言や証拠と共にお金の力に頼ることも可能。ただし常識の通じるギルドでは普段の行いが物を言う。
・パーティ所属の個人ランクは、三ヶ月に一度開催される昇格試験を、都合の付く月に受けて合格すれば昇級となる。
⚪︎戦闘職のランク
G:駆け出し。登録から二ヶ月の間に依頼を受けないと抹消される。
F:Gランクの依頼を週一から月一で十件こなすと上がれる。一般人には負け知らずの程度。二ヶ月に一回は依頼をこなさないとGに落ちる。
E:Fランクの依頼を月一程度でこなせるようになってから試験を受けると上がれる。三ヶ月に一度は依頼をこなさないとFに落ちる。腕っ節と呼ばれ始める。一般人ではまず勝てない。
D:Eランクの依頼を月一程度でこなせるようになってから試験を受けると上がれる。半年に一度は依頼をこなさないとEランクに落ちる。ギルドや街の人々からの信頼が置かれ始める。街や村の側に出る魔物程度には負け知らず。
C:Dランクの依頼を二十件こなして試験を受けると上がれる。依頼回数や期間の制限が無くなる。半年に一度の精神鑑定など、定期的な信用調査が始まる。ギルドからも街の人々からも信頼が篤くなる。街周辺の魔物の巣の調査ができるようになる。グラプトベリアにおいてはクラッスラダンジョンの中級階層(後述/以下同)立ち入りが可能になる
B:Cランクの依頼のうち最高難易度のものを二十件こなすと上がれる。立ち居振る舞いの講習を受けることが義務化される。信用調査が半年に一度の精神鑑定のみになる。反面、規則違反や規律違反などに対する罰が重くなる。貴族から名指しで依頼されることが出てくる。街周辺の魔物の巣の掃討ができるようになる。クラッスラダンジョンの上級階層立ち入りが可能になる。
A:Bランクの依頼のうち最高難易度のものを五十件こなすと上がれる。王宮に呼ばれても失礼の無いよう立ち居振る舞いへの躾が厳しくなる。Bランクに引き続き半年に一度の精神鑑定の受診必須。貴族のお抱え打診が来るランク。超人的な、とか化け物のような、という形容詞が使われる。クラッスラダンジョン上級階層の常連。
S:貴族お抱えを経て王宮お抱えになった場合に付けられるランク。引き続き半年に一度の精神鑑定。人間じゃ無いなどと言われ始める。王宮の命により各国のダンジョンなど飛び回ることになるので地元にはあまり居つけなくなる。
SS:別格。人間じゃ無い。数百年に一人クラス。国の専属となるためSランクとは逆に王の許可無く他国で活動できない(はずだが、アレグに限っては現グラプトベリア国王リィトブラドに大層気に入られているため、数日程度の出国なら申請無しで通るほどには自由にさせてもらっている)
・勇者の称号について
聖剣を得たSランクないしSランク相当の冒険者に国から与えられる称号。称号を付与された段階でSSランクに自動(強制)昇格する。過去に数カ国に一人ずつ居たという記録も残っているが、称号を得るには聖剣の所持が必須なので実力派の野良勇者かもしれない。冒険者ギルドには『SSランク』として登録される。
⚪︎魔法職のランク
※ ランクの昇格や維持条件、王宮へのしがらみなどは戦闘職に同じ。
※各ランクにおける最低値の魔力量は定められた魔法の使用を行える最小値であり、運用方法によっては上位のランクを凌ぐ魔力量を持つ魔法職者も多々存在する。冒険者間などであたかもランクの象徴のように魔力量が語られることがしばしばあるが、魔力量でランクが決まるわけでは無い。
※Aランクからは後述のとおり、戦闘職を併用する者が多い。
G:基本の初歩魔法を日に五から十回ほど発動させられる。
魔力量 100~
F:基本の初歩魔法を日に二十から四十回ほど発動させられる。また、連続して五回発動させられる。
魔力量 300~
E:中級魔法の基本を日に十回ほど発動させられる。
魔力量 800~
D:中級魔法を全て発動させられる。かつ、中級上位魔法を日に五回以上発動させられる。
魔力量 1500~
C:中級魔法を全て安定的に発動させられる。かつ、上級魔法の基本を日に五回以上発動させられる。
魔力量 2500~
B:上級魔法を全て安定的に発動させられる。
魔力量4000~
A:発動に複数名を要する上級魔法を個人で安定的に発動させられる。
またはBランク上位相当の魔法を運用でき、Cランク上位以上の戦闘をこなせる。
魔力量6000~
※魔法のみでランクを取る場合、魔力量8000~
S:複数の属性において、発動に数名を要する上級魔法を個人で安定的に発動させられる。
またはAランク上位相当の魔法を運用でき、Bランク中位以上の戦闘をこなせる。
魔力量10000~
※魔法のみでランクを取る場合、魔力量13000~
SS:規格外。数百年に一人クラス。戦闘技能との併用不可。
魔力量20000~
・魔力量の増加について。
2500から3000程度までは、魔法の使用や体内循環法と呼ばれる鍛錬を繰り返すことで割と順調に増加する。
3500から増加しにくくなり、8000を超えるものは一握り。そのためAランクからは戦闘技能を取り、併用することで昇格する冒険者がほとんど。
まれに生まれつき2500前後の魔力を保有していることもある。
・賢者について
下記の条件を全て備えた者に、モナデニウム国キルタンサス王立魔法研究所から贈られる称号。
一.魔力量を二万以上有する。
一.火水風雷土光闇の七属性魔法のうち、四つ以上に適性がある
一.適性のある属性の全てにおいて上級魔法を安定的に発動することができる
なお、魔力量の数値は柴花李の丼勘定的なナンチャッテ成長曲線につき、悪しからずご了承ください。
数字に弱すぎるので、突っ込みがございましたら正座して有り難く頂戴する所存。
⚫︎タグの取り扱いとランクについて⚫︎
※ならびに冒険者のパーティに関する一部規則もここに含む。
【タグについて】
※単位「mm」は便宜上の使用
・寸法は100mm×70mm程度の本タグと、別途、本人の名前と簡単な身元の刻印された50mm×30mm程度の副タグ(本人死亡時の遺体を連れ帰れない場合に持ち帰る用途の物)との二枚セットになっている。本タグ(以下タグと表記)には最初からランクの文字が全て浮き彫りにされており、昇級するにつれギルド印のテーキンで以前のランク文字が潰される。
・タグへのパーティ名刻印は絆魔法の取り扱いがギルド幹部に限られるため、一連の流れとして基本的にギルドマスターが行う。多数のパーティ登録が重なった場合は絆魔法付与以外の工程を分担する。また、脱退した場合のパーティ名削除や移籍した場合の再刻印なども基本的にはギルドマスターが行う。
・タグに刻むパーティ名は原則三十文字まで。それ以上はギルドマスターが泣く。限られたスペースに刻む人間のことも考えろ。ひと文字程度の超過なら付き合いいかんではオマケしてもらえるが基本的に断られる。※もちろん日本語での三十文字では無い。
・パーティを解散して再結成や再編成をする場合や、脱退してから転入や新規立ち上げをするまでは半年の期間を置かねばならない。これは仲間内の信頼や経験の不足による内部分裂、それに伴う暴力、破壊、犯罪行為などを防ぐためや、パーティ所属の低ランク者の不正(昇降格規制などの悪用)防止のためなど、様々な理由があるが割愛する。
・パーティ名は一度決めたら変更してはならない。これは改名による悪行からの逃亡などを防止する意味合いが大きいがタグの厚みに限度があることも要因のひとつである。
【ランクの降格について】
・Dランク以下の降格:期間内にランク維持の任務を規定数こなせず降格の場合、小銀貨二枚(約二千円)の手数料を支払い新しく降格されたランクのタグを作り直し。
・犯罪行為や手酷い任務失敗における強制降格:タグの再発行は無く、これまでの昇級の際に潰されたランク文字の再刻印が施される。文字通り『打ち直し』と呼ばれる非常に肩身の狭くなる処遇。
【タグの再発行】
下記の場合において可能
・Gランク時点での登録抹消からの再登録
・打ち直し無しの過失による紛失
・戦闘下での破壊(要鑑定)
・引退後の再登録
・パーティを渡り歩きすぎてタグにパーティ名を刻める厚みが無くなった場合
*再発行には銀貨一枚(約五千円)の手数料が掛かる。
【長期休業の取り扱い】
・傷病による長期休業時はタグを一旦ギルド預かりとし、返却廃棄には至らない。復帰の際は預かり手数料として小銀貨一枚を支払う。
・傷病以外の退っ引きならない事情での長期休業も同上とするが、預かり手数料を小銀貨二枚とする。
・長期休業中はDランク以下であってもランクを下げられることは無い。ただし、復帰の際には当該ランクの試験に合格しなければ、ひとつ下のランクに降格となる。
※作中で某防具師の弟子が二十四度の任務失敗ならびにパーティを渡り歩く表現があるが、任務失敗状況は多くの冒険者がそうであるようにどれも許容範囲であり降格処分には至らず、またパーティは殆どが仮組みであったためタグに刻まれ削られた名はふたつほどである。
⚫︎クラッスラダンジョンの階層ランク⚫︎
初級:一~十階層
中級:十一~五十階層(Cランクから立ち入り可能)
上級:五十一~七十九階層(Bランクから立ち入り可能)
八十階層~は今後の調査から得られる情報を元にグラプトベリア冒険者ギルドが国の研究機関と相談の上確定させる予定。なお、現段階ではBランクの立ち入りは不可になると思われる。
・初級のGから超級のSS(勇者)ランクまであり、それぞれ以下のように決められている。
なお、各ランクからの降格条件は個人活動を行なっている冒険者が健常に活動している場合であり、病気や怪我などやむを得ない事情がある場合やパーティ所属の場合は、それぞれの事情やパーティの活動が優先されるためこの限りでは無い。
・病や怪我での休業、任務中の長期間に及ぶ帰還困難案件などはランク降格措置撤回の後日申請も可。証明が困難な場合はある程度の証言や証拠と共にお金の力に頼ることも可能。ただし常識の通じるギルドでは普段の行いが物を言う。
・パーティ所属の個人ランクは、三ヶ月に一度開催される昇格試験を、都合の付く月に受けて合格すれば昇級となる。
⚪︎戦闘職のランク
G:駆け出し。登録から二ヶ月の間に依頼を受けないと抹消される。
F:Gランクの依頼を週一から月一で十件こなすと上がれる。一般人には負け知らずの程度。二ヶ月に一回は依頼をこなさないとGに落ちる。
E:Fランクの依頼を月一程度でこなせるようになってから試験を受けると上がれる。三ヶ月に一度は依頼をこなさないとFに落ちる。腕っ節と呼ばれ始める。一般人ではまず勝てない。
D:Eランクの依頼を月一程度でこなせるようになってから試験を受けると上がれる。半年に一度は依頼をこなさないとEランクに落ちる。ギルドや街の人々からの信頼が置かれ始める。街や村の側に出る魔物程度には負け知らず。
C:Dランクの依頼を二十件こなして試験を受けると上がれる。依頼回数や期間の制限が無くなる。半年に一度の精神鑑定など、定期的な信用調査が始まる。ギルドからも街の人々からも信頼が篤くなる。街周辺の魔物の巣の調査ができるようになる。グラプトベリアにおいてはクラッスラダンジョンの中級階層(後述/以下同)立ち入りが可能になる
B:Cランクの依頼のうち最高難易度のものを二十件こなすと上がれる。立ち居振る舞いの講習を受けることが義務化される。信用調査が半年に一度の精神鑑定のみになる。反面、規則違反や規律違反などに対する罰が重くなる。貴族から名指しで依頼されることが出てくる。街周辺の魔物の巣の掃討ができるようになる。クラッスラダンジョンの上級階層立ち入りが可能になる。
A:Bランクの依頼のうち最高難易度のものを五十件こなすと上がれる。王宮に呼ばれても失礼の無いよう立ち居振る舞いへの躾が厳しくなる。Bランクに引き続き半年に一度の精神鑑定の受診必須。貴族のお抱え打診が来るランク。超人的な、とか化け物のような、という形容詞が使われる。クラッスラダンジョン上級階層の常連。
S:貴族お抱えを経て王宮お抱えになった場合に付けられるランク。引き続き半年に一度の精神鑑定。人間じゃ無いなどと言われ始める。王宮の命により各国のダンジョンなど飛び回ることになるので地元にはあまり居つけなくなる。
SS:別格。人間じゃ無い。数百年に一人クラス。国の専属となるためSランクとは逆に王の許可無く他国で活動できない(はずだが、アレグに限っては現グラプトベリア国王リィトブラドに大層気に入られているため、数日程度の出国なら申請無しで通るほどには自由にさせてもらっている)
・勇者の称号について
聖剣を得たSランクないしSランク相当の冒険者に国から与えられる称号。称号を付与された段階でSSランクに自動(強制)昇格する。過去に数カ国に一人ずつ居たという記録も残っているが、称号を得るには聖剣の所持が必須なので実力派の野良勇者かもしれない。冒険者ギルドには『SSランク』として登録される。
⚪︎魔法職のランク
※ ランクの昇格や維持条件、王宮へのしがらみなどは戦闘職に同じ。
※各ランクにおける最低値の魔力量は定められた魔法の使用を行える最小値であり、運用方法によっては上位のランクを凌ぐ魔力量を持つ魔法職者も多々存在する。冒険者間などであたかもランクの象徴のように魔力量が語られることがしばしばあるが、魔力量でランクが決まるわけでは無い。
※Aランクからは後述のとおり、戦闘職を併用する者が多い。
G:基本の初歩魔法を日に五から十回ほど発動させられる。
魔力量 100~
F:基本の初歩魔法を日に二十から四十回ほど発動させられる。また、連続して五回発動させられる。
魔力量 300~
E:中級魔法の基本を日に十回ほど発動させられる。
魔力量 800~
D:中級魔法を全て発動させられる。かつ、中級上位魔法を日に五回以上発動させられる。
魔力量 1500~
C:中級魔法を全て安定的に発動させられる。かつ、上級魔法の基本を日に五回以上発動させられる。
魔力量 2500~
B:上級魔法を全て安定的に発動させられる。
魔力量4000~
A:発動に複数名を要する上級魔法を個人で安定的に発動させられる。
またはBランク上位相当の魔法を運用でき、Cランク上位以上の戦闘をこなせる。
魔力量6000~
※魔法のみでランクを取る場合、魔力量8000~
S:複数の属性において、発動に数名を要する上級魔法を個人で安定的に発動させられる。
またはAランク上位相当の魔法を運用でき、Bランク中位以上の戦闘をこなせる。
魔力量10000~
※魔法のみでランクを取る場合、魔力量13000~
SS:規格外。数百年に一人クラス。戦闘技能との併用不可。
魔力量20000~
・魔力量の増加について。
2500から3000程度までは、魔法の使用や体内循環法と呼ばれる鍛錬を繰り返すことで割と順調に増加する。
3500から増加しにくくなり、8000を超えるものは一握り。そのためAランクからは戦闘技能を取り、併用することで昇格する冒険者がほとんど。
まれに生まれつき2500前後の魔力を保有していることもある。
・賢者について
下記の条件を全て備えた者に、モナデニウム国キルタンサス王立魔法研究所から贈られる称号。
一.魔力量を二万以上有する。
一.火水風雷土光闇の七属性魔法のうち、四つ以上に適性がある
一.適性のある属性の全てにおいて上級魔法を安定的に発動することができる
なお、魔力量の数値は柴花李の丼勘定的なナンチャッテ成長曲線につき、悪しからずご了承ください。
数字に弱すぎるので、突っ込みがございましたら正座して有り難く頂戴する所存。
⚫︎タグの取り扱いとランクについて⚫︎
※ならびに冒険者のパーティに関する一部規則もここに含む。
【タグについて】
※単位「mm」は便宜上の使用
・寸法は100mm×70mm程度の本タグと、別途、本人の名前と簡単な身元の刻印された50mm×30mm程度の副タグ(本人死亡時の遺体を連れ帰れない場合に持ち帰る用途の物)との二枚セットになっている。本タグ(以下タグと表記)には最初からランクの文字が全て浮き彫りにされており、昇級するにつれギルド印のテーキンで以前のランク文字が潰される。
・タグへのパーティ名刻印は絆魔法の取り扱いがギルド幹部に限られるため、一連の流れとして基本的にギルドマスターが行う。多数のパーティ登録が重なった場合は絆魔法付与以外の工程を分担する。また、脱退した場合のパーティ名削除や移籍した場合の再刻印なども基本的にはギルドマスターが行う。
・タグに刻むパーティ名は原則三十文字まで。それ以上はギルドマスターが泣く。限られたスペースに刻む人間のことも考えろ。ひと文字程度の超過なら付き合いいかんではオマケしてもらえるが基本的に断られる。※もちろん日本語での三十文字では無い。
・パーティを解散して再結成や再編成をする場合や、脱退してから転入や新規立ち上げをするまでは半年の期間を置かねばならない。これは仲間内の信頼や経験の不足による内部分裂、それに伴う暴力、破壊、犯罪行為などを防ぐためや、パーティ所属の低ランク者の不正(昇降格規制などの悪用)防止のためなど、様々な理由があるが割愛する。
・パーティ名は一度決めたら変更してはならない。これは改名による悪行からの逃亡などを防止する意味合いが大きいがタグの厚みに限度があることも要因のひとつである。
【ランクの降格について】
・Dランク以下の降格:期間内にランク維持の任務を規定数こなせず降格の場合、小銀貨二枚(約二千円)の手数料を支払い新しく降格されたランクのタグを作り直し。
・犯罪行為や手酷い任務失敗における強制降格:タグの再発行は無く、これまでの昇級の際に潰されたランク文字の再刻印が施される。文字通り『打ち直し』と呼ばれる非常に肩身の狭くなる処遇。
【タグの再発行】
下記の場合において可能
・Gランク時点での登録抹消からの再登録
・打ち直し無しの過失による紛失
・戦闘下での破壊(要鑑定)
・引退後の再登録
・パーティを渡り歩きすぎてタグにパーティ名を刻める厚みが無くなった場合
*再発行には銀貨一枚(約五千円)の手数料が掛かる。
【長期休業の取り扱い】
・傷病による長期休業時はタグを一旦ギルド預かりとし、返却廃棄には至らない。復帰の際は預かり手数料として小銀貨一枚を支払う。
・傷病以外の退っ引きならない事情での長期休業も同上とするが、預かり手数料を小銀貨二枚とする。
・長期休業中はDランク以下であってもランクを下げられることは無い。ただし、復帰の際には当該ランクの試験に合格しなければ、ひとつ下のランクに降格となる。
※作中で某防具師の弟子が二十四度の任務失敗ならびにパーティを渡り歩く表現があるが、任務失敗状況は多くの冒険者がそうであるようにどれも許容範囲であり降格処分には至らず、またパーティは殆どが仮組みであったためタグに刻まれ削られた名はふたつほどである。
⚫︎クラッスラダンジョンの階層ランク⚫︎
初級:一~十階層
中級:十一~五十階層(Cランクから立ち入り可能)
上級:五十一~七十九階層(Bランクから立ち入り可能)
八十階層~は今後の調査から得られる情報を元にグラプトベリア冒険者ギルドが国の研究機関と相談の上確定させる予定。なお、現段階ではBランクの立ち入りは不可になると思われる。
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舞台裏設定は思わぬ収穫が得られました。
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硬貨はあまり単価の低いものは纏め売りしたりバラ売りだと物々交換など、理に適った決め方がされていて頭にすんなり入ってきました。勝手に私大金貨は百万円くらいかなとか思ってましたよ苦笑 武具買えない苦笑
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ありがとうございます(^人^)!
たぬたぬ様、こんばんは。
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表紙絵で久しぶりに色塗りをしたのでハラハラしてましたが可愛いと言っていただけて感無量です!
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