祖母は魔女のコスプレをしている聖女ではなくて、聖女代理を適当にしている魔女だったようです

ローズマリーの祖母は、亡くなった王妃の親友だったらしく、聖女の代理を頼まれて適当に魔女の力をそれっぽく見せているだけだとは誰も知らなかった。


アキレギア王子の婚約者だったローズマリーが、幼なじみのトリナに取られて破棄をされると祖母は聖女代理の仕事をさっさと辞めて、孫と長らくあけていた家に引っ込むことにしてしまう。


聖女の仕事に関して全く知らないのをそれっぽく教えていただけだったせいで、残された方がトリナでは駄目だ。ローズマリーに聖女をさせようと探すも見つけることは出来ないままとなる。ローズマリーも、祖母の孫だけあって聖女より魔女の才能の方があって、魔女の間では期待の新星となっていく。
24h.ポイント 14pt
0
小説 28,757 位 / 183,803件 ファンタジー 4,108 位 / 42,074件