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バトル オブ ライブ──開幕〜王者防衛戦
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「楽しかった! 終わり方は納得いかないけど、めっちゃ楽しかった!」
ある意味動画撮影よりも緊張したけれど、取り敢えずは成功だ。見に来てくれた人達も優しくて常識あるコメントばかりだったし、一緒に盛り上げようと沢山の質問やリクエストをしてくれた。
性を見せている俺達と、それを見てくれている人達。どこか後ろめたさのある関係性なのに、そんなの気にならないくらい、本当に楽しかった。
「またやろうよ、雀夜。俺ちょっとコツ掴んできたからさ」
「頑張ったな桃陽。後でメモリーに入れて渡すから、自分達でも見返して研究するといい」
「ありがとう幸城さん。途中のアドバイス凄い助かった」
恐らくこれで少しは、雀夜の良さも改めて伝わったはずだ。
次のライブも盛り上がるといいな。
「……って、こんなのアリかよっ?」
翌日の土曜九時。康政と南雲のライブを休憩室のパソコンで見ながら、俺は声を張り上げた。
「こんなのずるい! 汚い! っていうか、視聴者数ウゥ!」
木曜日に行なわれた別カップルのライブより、昨日やった俺と雀夜のライブより、今日の康政と南雲のライブは視聴者数的な意味でかなりの盛り上がりを見せていた。
というのも、
〈ええとね、ドライでイッたことあるよ。体がビクビクってなって、じゅわーって、気持ちいいのが……アソコから頭の中まで染み込んでくの。オススメだよ。あっ……〉
というのも、なんとこいつら。相方に交互にフェラチオさせながら配信しているのだ。今まさに、休憩室の隣にある事務所の、更に隣にある撮影部屋で。
テーブルに隠れて下半身が見えないのを利用してやっているのだけれど、二人ともピンマイクを付けているからどちらが咥えてもフェラ特有の濡れた音が出る。南雲はテーブルの下で康政に咥えさせながら、視聴者の質問に答えているのだ。
「あっ、あん……康政、上手すぎ……。俺、ちゃんと喋れなく、なっちゃう……あんっ」
コメントが物凄い速さで流れていく。エロい。エロすぎ。生フェラ配信。淫獣天使南雲。テーブル邪魔。音やばい。──大体こんなコメントばかりだ。
「ちょっと雀夜、こんなん許せるか?」
「別にどうでもいい」
「エロさで人を集めるとか、やり方が汚ねえよ」
「あいつらが考えたんだろ。いいんじゃねえの、一本くらいエロいのがあってもよ」
〈あぁぁっ、駄目、イッちゃう、俺──あぁっ!〉
『イッた?』『南雲のイキ顔くそえろ』『精子見せて!』『次康政の番!』
演技じゃない。本当にやってる。
俺はパソコンの前で貧乏揺すりしながら親指の爪を噛んだ。
エロを売りにしているのが腹立たしいんじゃない。昼間、南雲に言われた一言にムカついているだけだ。
──ライブでは桃陽達の売上げ、俺達が抜いちゃうかも。ごめんね、あはっ。
悪気があって言ったことじゃない。南雲はそういうキャラなのだ。
〈ふあぁぁ、康政のフェラ最高。皆にも体験して貰いたいくらい……〉
ぐったりとテーブルに伏せる南雲。その横からひょいと康政が顔を出し、カメラに向かって親指を立てる。
〈あは。じゃあ次は、俺が康政のチンチン気持ち良くしてあげる。康政、出来るだけ皆の質問に答えるんだよ。イッたらまた交代ね〉
『神ライブ』『捗ります、色々と!』『桃陽より南雲のがエロくね?』
「………」
『確かにエロいけど、企画としてはちゃんとテーマがあって良いね。我慢してる康政の顔が面白い』
結局一時間のライブ全部を見終えた俺はパソコンを閉じ、背後の簡易ベッドで寝転がり雑誌を読んでいた雀夜を振り返った。
「雀夜ぁ」
「何だ」
「俺達も何か考えよう!」
「面倒臭せえ。昨日と同じでいいだろ」
「南雲達に抜かされるぞ。それでもいいのかっ?」
雀夜が雑誌を閉じて俺を見た。
「ライブの売上げなんてハナから気にしてねえよ。俺達の仕事は動画だぞ」
「動画だろうとライブだろうと、雀夜が二位なのは嫌だ! 雀夜は常に王者でいて欲しいの!」
「何が言いてえ。俺にもライブで咥えろってことか。あいつらの真似しろって?」
「違うんだよ、もっとこう……俺は、ファンの人達の要望に答えたいんだよ」
「ファンじゃなくてお前の要望だろうが」
どうしたら俺の焦りを分かってくれるんだろう。
「過激でエロいことしろって訳じゃない。ただ雀夜の良さを知って貰いたくて、……」
「余計な世話だ」
「………」
余計だと。俺がこれだけお前のことを考えているのに。
「もういい、分かった」
「おう」
「雀夜、正直に言うよ。これだけは言いたくなかったけど、もうこの際、はっきり言うよ?」
雀夜が俺を見る。
「雀夜の良さは、まず見た目がいいとこだ。顔と体と声がいい。それは自分でも自覚してるよな?」
「………」
「でもそれよりもっと良いのは、お前のエロさなんだよ。声がエロすぎるし、視線とか筋肉とか、指とか唇とか腰周りのラインとか、全部……とにかくお前そのものがセックスシンボル、キングオブエロスなんだ!」
「……真面目に聞こうとして損した」
「そ、損させないからもう少しだけ聞いて。少なくとも雀夜のファンだって俺と同じことを思ってるはずなんだ。雀夜は一切読んでないけど、雀夜宛のファンからのメールは全部俺がチェックしてるから、それは間違いないはずなんだ」
「人のメールを」
「怒るのは後でいい。とにかく昨日と同じ内容のライブをずっと続けても、俺のちゃらんぽらんな感じで雀夜のエロさを殺しちゃいそうで怖いんだよ。『こいつライブだとあんまり大したことねえな』って、俺のせいで思われ兼ねないんだよ」
「そこまで考えるか、普通。ただの余興だろ」
「余興から全力で挑むのが雀夜だろ! もっと真剣に、熱くなれよ!」
拳を握って叫ぶ俺を、雀夜が珍獣でも見るかのような目付きで呆然と見上げている。
と、その時──
「あ、桃陽と雀夜だ。お疲れ様ぁ」
「お前達、まだ残ってたのか」
今しがたライブを終えたばかりの康政と南雲が休憩室に入ってきた。二人ともいい汗かいたと言わんばかりに頬を染めている。
「俺達のライブ見ててくれたの? 嬉しいなぁ」
南雲がそう言ってふにゃっと笑った……俺ではなく、雀夜に向けて。
「見てねえよ別に」
「つまんないなぁ、雀夜に見てもらいたかったのに残念」
甘ったるい喋り方と眠たげな顔で笑う南雲。殴りたいのを我慢してその後ろ頭を凝視していると、
「桃陽にも後でメモリー渡すよ。見てくれよな!」
「わっ!」
背後から康政の腕が伸びてきて、思い切り羽交い締めにされた。
「ちょっ、……やめろ!」
「思ったんだが、次の企画で俺達と4Pなんてのはどうだ? 相方変えてスワッピングなんてのも、なかなか新鮮だろう」
──冗談じゃない。
「どれ、南雲とどっちが可愛いかな」
「うわっ! さ、触んな!」
ジーンズの上から股間を鷲掴みにされて、思わず体を捩らせる……が、筋肉馬鹿の康政のホールドは一ミリたりともはずれない。
「康政」
黙ってそれを見ていた雀夜が簡易ベッドを降り、南雲を押し退けて俺と康政の前に立った。
「お前、あんま調子乗んなよ」
「調子になんて乗ってないさ。スキンシップだろう」
「関係ねえ。こいつは俺のモンだ、離れろ」
「怒るなよ雀夜、悪かった」
ようやく解放された俺の腕を雀夜が強く掴んで、更に康政から引き剥がす。ホッとしたけれど気が気じゃなかった。雀夜の目が本当に怒った時のそれになっていたからだ。
「ふわあ、雀夜男らしくてカッコいい」
南雲だけがはしゃいでいる。
雀夜が俺の腕を掴んだまま歩き出し、俺達は無言で休憩室を出た。
「桃陽。次のライブの内容は俺に決めさせろ」
「え?」
「あいつら、ぶっ潰すからよ」
おお……キングオブ負けず嫌いが本気になった。
ある意味動画撮影よりも緊張したけれど、取り敢えずは成功だ。見に来てくれた人達も優しくて常識あるコメントばかりだったし、一緒に盛り上げようと沢山の質問やリクエストをしてくれた。
性を見せている俺達と、それを見てくれている人達。どこか後ろめたさのある関係性なのに、そんなの気にならないくらい、本当に楽しかった。
「またやろうよ、雀夜。俺ちょっとコツ掴んできたからさ」
「頑張ったな桃陽。後でメモリーに入れて渡すから、自分達でも見返して研究するといい」
「ありがとう幸城さん。途中のアドバイス凄い助かった」
恐らくこれで少しは、雀夜の良さも改めて伝わったはずだ。
次のライブも盛り上がるといいな。
「……って、こんなのアリかよっ?」
翌日の土曜九時。康政と南雲のライブを休憩室のパソコンで見ながら、俺は声を張り上げた。
「こんなのずるい! 汚い! っていうか、視聴者数ウゥ!」
木曜日に行なわれた別カップルのライブより、昨日やった俺と雀夜のライブより、今日の康政と南雲のライブは視聴者数的な意味でかなりの盛り上がりを見せていた。
というのも、
〈ええとね、ドライでイッたことあるよ。体がビクビクってなって、じゅわーって、気持ちいいのが……アソコから頭の中まで染み込んでくの。オススメだよ。あっ……〉
というのも、なんとこいつら。相方に交互にフェラチオさせながら配信しているのだ。今まさに、休憩室の隣にある事務所の、更に隣にある撮影部屋で。
テーブルに隠れて下半身が見えないのを利用してやっているのだけれど、二人ともピンマイクを付けているからどちらが咥えてもフェラ特有の濡れた音が出る。南雲はテーブルの下で康政に咥えさせながら、視聴者の質問に答えているのだ。
「あっ、あん……康政、上手すぎ……。俺、ちゃんと喋れなく、なっちゃう……あんっ」
コメントが物凄い速さで流れていく。エロい。エロすぎ。生フェラ配信。淫獣天使南雲。テーブル邪魔。音やばい。──大体こんなコメントばかりだ。
「ちょっと雀夜、こんなん許せるか?」
「別にどうでもいい」
「エロさで人を集めるとか、やり方が汚ねえよ」
「あいつらが考えたんだろ。いいんじゃねえの、一本くらいエロいのがあってもよ」
〈あぁぁっ、駄目、イッちゃう、俺──あぁっ!〉
『イッた?』『南雲のイキ顔くそえろ』『精子見せて!』『次康政の番!』
演技じゃない。本当にやってる。
俺はパソコンの前で貧乏揺すりしながら親指の爪を噛んだ。
エロを売りにしているのが腹立たしいんじゃない。昼間、南雲に言われた一言にムカついているだけだ。
──ライブでは桃陽達の売上げ、俺達が抜いちゃうかも。ごめんね、あはっ。
悪気があって言ったことじゃない。南雲はそういうキャラなのだ。
〈ふあぁぁ、康政のフェラ最高。皆にも体験して貰いたいくらい……〉
ぐったりとテーブルに伏せる南雲。その横からひょいと康政が顔を出し、カメラに向かって親指を立てる。
〈あは。じゃあ次は、俺が康政のチンチン気持ち良くしてあげる。康政、出来るだけ皆の質問に答えるんだよ。イッたらまた交代ね〉
『神ライブ』『捗ります、色々と!』『桃陽より南雲のがエロくね?』
「………」
『確かにエロいけど、企画としてはちゃんとテーマがあって良いね。我慢してる康政の顔が面白い』
結局一時間のライブ全部を見終えた俺はパソコンを閉じ、背後の簡易ベッドで寝転がり雑誌を読んでいた雀夜を振り返った。
「雀夜ぁ」
「何だ」
「俺達も何か考えよう!」
「面倒臭せえ。昨日と同じでいいだろ」
「南雲達に抜かされるぞ。それでもいいのかっ?」
雀夜が雑誌を閉じて俺を見た。
「ライブの売上げなんてハナから気にしてねえよ。俺達の仕事は動画だぞ」
「動画だろうとライブだろうと、雀夜が二位なのは嫌だ! 雀夜は常に王者でいて欲しいの!」
「何が言いてえ。俺にもライブで咥えろってことか。あいつらの真似しろって?」
「違うんだよ、もっとこう……俺は、ファンの人達の要望に答えたいんだよ」
「ファンじゃなくてお前の要望だろうが」
どうしたら俺の焦りを分かってくれるんだろう。
「過激でエロいことしろって訳じゃない。ただ雀夜の良さを知って貰いたくて、……」
「余計な世話だ」
「………」
余計だと。俺がこれだけお前のことを考えているのに。
「もういい、分かった」
「おう」
「雀夜、正直に言うよ。これだけは言いたくなかったけど、もうこの際、はっきり言うよ?」
雀夜が俺を見る。
「雀夜の良さは、まず見た目がいいとこだ。顔と体と声がいい。それは自分でも自覚してるよな?」
「………」
「でもそれよりもっと良いのは、お前のエロさなんだよ。声がエロすぎるし、視線とか筋肉とか、指とか唇とか腰周りのラインとか、全部……とにかくお前そのものがセックスシンボル、キングオブエロスなんだ!」
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「人のメールを」
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「そこまで考えるか、普通。ただの余興だろ」
「余興から全力で挑むのが雀夜だろ! もっと真剣に、熱くなれよ!」
拳を握って叫ぶ俺を、雀夜が珍獣でも見るかのような目付きで呆然と見上げている。
と、その時──
「あ、桃陽と雀夜だ。お疲れ様ぁ」
「お前達、まだ残ってたのか」
今しがたライブを終えたばかりの康政と南雲が休憩室に入ってきた。二人ともいい汗かいたと言わんばかりに頬を染めている。
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南雲がそう言ってふにゃっと笑った……俺ではなく、雀夜に向けて。
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「わっ!」
背後から康政の腕が伸びてきて、思い切り羽交い締めにされた。
「ちょっ、……やめろ!」
「思ったんだが、次の企画で俺達と4Pなんてのはどうだ? 相方変えてスワッピングなんてのも、なかなか新鮮だろう」
──冗談じゃない。
「どれ、南雲とどっちが可愛いかな」
「うわっ! さ、触んな!」
ジーンズの上から股間を鷲掴みにされて、思わず体を捩らせる……が、筋肉馬鹿の康政のホールドは一ミリたりともはずれない。
「康政」
黙ってそれを見ていた雀夜が簡易ベッドを降り、南雲を押し退けて俺と康政の前に立った。
「お前、あんま調子乗んなよ」
「調子になんて乗ってないさ。スキンシップだろう」
「関係ねえ。こいつは俺のモンだ、離れろ」
「怒るなよ雀夜、悪かった」
ようやく解放された俺の腕を雀夜が強く掴んで、更に康政から引き剥がす。ホッとしたけれど気が気じゃなかった。雀夜の目が本当に怒った時のそれになっていたからだ。
「ふわあ、雀夜男らしくてカッコいい」
南雲だけがはしゃいでいる。
雀夜が俺の腕を掴んだまま歩き出し、俺達は無言で休憩室を出た。
「桃陽。次のライブの内容は俺に決めさせろ」
「え?」
「あいつら、ぶっ潰すからよ」
おお……キングオブ負けず嫌いが本気になった。
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