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後日譚
レッツ、スローライフ!!
しおりを挟む以前アーサーに手伝って貰った【辺境伯領の一角にスローライフ計画】を実行に移す時がきた!
なんて仰々しいが、なんて事は無い。
建てた家に家具などを運び入れ、引っ越すだけである。
日本人には広すぎる気がする、こじんまりした邸に家庭菜園の畑とガーデニングの庭。
安全の為と結局、アーサーんちから近い・・・というか、アーサーんちの敷地内に作られたアルカス達のスウィートホーム。
・・・結果的にヨカッタのかな?
精霊王がちょくちょく遊びに来るし。
---ティ、アーサーとくっついちゃったんだもんなぁ。
驚いたよ。
でも幸せそうでヨカッタ。
アーサーはいずれ養子を迎えるそうだ。
精霊は子供出来ないモンね。
周りも大歓迎らしいからいいんじゃないかな。
それにティも子供好きだよね。
自分の精霊たくさんいるし。
産んだんじゃ無いけど。
俺達もエストレラ神の加護とかのせいでなんかいつの間にか不老になってたご都合主義。
いつか自分達の子孫を見守りながらクラビスとのんびり・・・・・・しなさそうだな・・・。
スローライフと言いつつちっともスローじゃないし。
「そんな訳で、引っ越し蕎麦ならぬ引っ越しバーベキューをやりまーす!!」
「そば?」
「えーと、前の世界の俺がいた国は、引っ越すとお隣さんとかご近所に挨拶に行って、おそばを配るのよ。よろしくねって」
「・・・それの代わりに焼き肉パーティー?」
「バーベキュー! や、もういいか。焼き肉パーティーで。とにかく仲良くしてねって感じで!」
ここにはアーサーを始め、騎士団員と使用人達。
家の建築や畑などを手がけてくれた人達。
それとフェイやリリー、フォレスター家の皆等々、来られそうな人が大勢いた。
料理はもちろん間に合わないので、材料を用意して、皆で好きに焼いて食べて貰う。
広いと思った庭はあっと言う間にぎゅうぎゅうになった。
あちこちでお酒を飲んで、食べて、大騒ぎしながら宴は続く。
『アルカスー! 食べてるー?』
「ティ、俺、そんなに食えないよ。ティこそどうなの?」
『私はねえ、精霊だから食べ物は嗜好品扱いなんだぁ。魔力に変換されて吸収されるの。それで吸収が限界まで達するとお腹が膨れる感覚があるのよね。今はもうお腹いっぱい!』
「へえ。そんな感じなんだ。でも食べられて良かったね」
『うんうん、向こうの食文化知ってると、食べられないのって辛いもん。良かった!』
その内にアーサーが来て回収されていった。
またねと手を振った。
「アルカス、楽しかった?」
クラビスが来て俺を抱き上げた。
「楽しかったよ。皆、来てくれて嬉しかった」
「うん。そうだね。ところで、片付けは皆がしてくれるそうだから、そろそろ家に戻ろう」
「・・・もうそんな時間?」
見れば辺りは黄昏時だった。
「皆はまだ終わらなそうだけど、今夜は新居で初めての夜だろう?」
「---っうん。そうだね・・・」
「じゃあ、良いよね?」
耳元で囁かれて後ろが疼いた。
俺はコクンと頷くとクラビスにしがみつく。
「久しぶりで、寝かせてあげられないかも」
「・・・お手柔らかに、お願い、します」
クスっと笑ってクラビスが家に入る。
防音結界の魔導具で外に音は漏れない。
「これからもずっと、一緒だ。アルカス。愛してる」
「これからもよろしくね。愛してるよ、クラビス」
どちらともなく口づけをしながら、二人の夜は更けていった。
結局、アレからアルカスが顔を出したのは5日後だったとか・・・。
相変わらず学習しないな、と皆に生暖かい目で見られていたのだった。
こうしてアルカスは、時々騒動に巻き込まれつつスローライフもやって、これからもこの世界で生きていく。
愛する人と共に。
※ここまで読んで下さってありがとうございます。これで完結と致します。
気長に、我慢強く更新を待って読んで下さってありがとうございます!
また別の作品でお会いできたら嬉しいです。
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また来ちゃいました♡
エウラ様は、よくご自分の読みたいお話を書いていると言っておられますが、私からしたら、私の読みたいお話をエウラ様が書いてくださっているわけでw(需要と供給が一致してますw)
いつ読んでも、どの作品も、元気をいただけるサプリメントのようであり、また登場人物達みんなが近しい友人や親戚のようでもあり……🥰
定期的に会いたくなります( *´艸`)
いつも、作品を読み終わって思うのは、(さーて、次はどれから読もうかな♪)です(笑)
(あとはクルール🐱が欲しいなぁ♡でしょうか(笑))
何周しても飽きない、素敵な作品の数々を世に出していただき、本当にありがとうございます✨
ちなみに、エウラ様作品と出会うキッカケをくれたのは我らがノアちゃんです(笑)
改めてお礼言いたくなってしまい、書かせていただきました。
日々の糧をありがとうございます❣️
いつも嬉しいお言葉ありがとうございます😆
需要と供給が一致していてよかったです✨
最初は感想とか怖くて受け付けてなかったりしてましたが、皆様、温かい感想ばかりで、今は調子に乗ってますwいかんいかん😅
『自分で読みたい話』がベースですが、今は、どれか一つでも誰かの心にヒットして読んでもらえたら…という気持ちで書いてるので、嬉しいです😄
他作品のノアも喜んでます😆作者も喜んでます😆
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これからもよろしくお願いします😄
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本編とても面白かったです⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
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1つ気になったんですが、
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