ウィンチェスター家の呪い

キャラクター紹介

■アレクシス・ウィンチェスター（十九歳）

ウィンチェスター家の現当主。九歳の父の命令で国外の寄宿学校に入れられた。十八歳になって学校を卒業して帰国し、ウィンチェスター家の当主となった。

栗毛の髪に緑色の瞳を持つ。



■ノア・グレイ（二十二歳）

アレクシスの異母兄で、アレクシスの父であるヘンリーと愛人との間に生まれた。ウィンチェスター家の森番として雇われている。

少し長めの黒髪を後ろで束ねている。笑うとえくぼができるのが特徴。



■レティシア・ヴァレンタイン（二十六歳）

ウィンチェスター家の経済顧問。以前はウィンチェスター家の親戚筋の家で経済顧問をしていたが、アレクシスが当主となったウィンチェスター家で雇われることとなった。

ブルネットの長髪に、アメジストの瞳。理知的で溌剌とした美貌を持つ。



■イーライ・ブラッドリー（三十二歳）

ウィンチェスター家の遠縁であるブラッドリー家の三男。海軍に所属しており、階級は大尉。保守的な貴族社会を嫌い、軍で実績をつけ実力でのしあがりたいと思っている。

アレクシスとは不思議と仲が良い。

金髪をオールバックにして撫で付けている。碧眼。



■エゼキエル・クロフォード（二十七歳）

アルヴェリクス大聖堂の司祭。孤児出身。七年前、アレクシスが留学中にウィンチェスター家に数ヶ月滞在していたことがあり、アレクシスの父ヘンリーと親交を持っていた。

肩まである艶やかな巻き毛の黒髪にヘーゼルの瞳、口元のホクロが特徴。優秀な司祭だが、その妖艶な容姿から「色仕掛けでのしあがったのでは」と聖堂内で噂されている。



■リュシアン・ド・ベルモン（二十九歳）

アルヴェリクス大聖堂の司祭で、エゼキエルの上司。代々高位聖職者を輩出してきた名家、ベルモン家の次男。改革が推し進められる情勢の中、教会の威信を保つため、保守派の貴族たち、ならびに王家との橋渡し役を期待されている。

長めのストレートの金髪、碧眼。