ドS騎士団長のご奉仕メイドに任命されましたが、私××なんですけど!?

yori

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番外編

【コミカライズ二巻発売記念】お菓子よりも甘いキス*(6話と7話の間の時間軸if)

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 ――デビュタントボールの後、とある日の昼下がり。


 執務机の前で忙しそうに書類を捌いているランドルフを、私は思わずじっと眺めた。


(またランドルフ団長の眉間の皺が深くなってる……)


 あのままでは、肩が凝ったり、頭が痛くなったりしてしまいそう。
 何か私にできることはないかと眉を下げたそんな時、妙案が浮かんできた。


(そうだ! お兄様から貰ったクッキーがまだ残ってるから、団長にも差し上げよう)


 踵を返し、執務室のミニキッチンに場所を移動しておやつの支度をする。
 きっとこの美味しいクッキーを食べれば、団長の眉間の皺も少しは和らぐはず。

 私は鼻歌を歌いながら、トレイにコーヒーとクッキーを用意して運ぶ。
 そして書類を睨みつける彼に、笑顔で声を掛けた。


「ランドルフ団長! コーヒーを失礼します。あとおやつも用意しましたがいかがですか?」
「今忙しいから、お前が代わりに食ってくれ。俺はさっき昼食を取ったばかりだ」
「そ、そんなぁ……! これは婆やが作ってくれた私の大好きなクッキーなんですよ!」
「なら、尚更エミリアが食え」
(私の大好きなクッキーだからこそ食べてほしいのに……)


 こちらを見ようともせず、クッキーを速攻断られたことに、しょんぼりと落ち込んでしまう。
 お忙しいのは分かるけれども、オーバーワーク気味な彼に、少しでもリフレッシュしてもらいたい。

 メイドである私の矜持が、心の中で燃え上がった。
 ――そうだ、あの方法なら……っ!

 私はランドルフ団長の横に立って、口元に満面の笑みを作った。


「まあ、そう言わず……ランドルフ団長、あ~ん♡」
「…………」


 ちょっと甘えるような声でそう言って、クッキーを団長の口元に差し出す。

 彼は手を止めて、半目のまま私を見上げてきた。


(……やっぱり、団長が食べるわけないか)


 諦めてそっと腕を引こうとした、その瞬間――。


「……っ!」


 私の手首が掴まれた。
 驚いたのと同時に、そのまま引き寄せられ、私の指先ごとクッキーを食べた。


「なっ……!」


 咄嗟に手を引いたけれど、口の中に指が入った柔らかい感触が残り、顔が赤くなる。


「ん、美味い」


 そんな私の動揺を揶揄うように呟いた団長は、色香を漂わせながら自身の唇を舌で舐めた。
 その仕草があまりに色っぽくて、私は思わず目を逸らしてしまった。


(なんか……色々と負けた気がするっ……!)


 顔が、熱い。
 そんな私を見た団長はふっと笑ってから、席を立つ。


「え……?」


 そのまま、何も言わずに私へと近づいてくる。
 私は本能的に、一歩、後ずさった。


「ら、ランドルフ団長……?」


 しかしそのやり取りを何度か繰り返していると、とうとう壁に背中が付いた。

 逃げ場がなくなった私の顔の横に、ドンと壁に手が置かれた。
 彼の顔が一気に近づき、熱い眼差しが私を射抜く。

 そして、もう一方の手が私の顎をそっと持ち上げ、耳元で彼の低くて甘い声が囁かれた。


「俺は、菓子よりお前を食べたい」
「!?」
「仕事の邪魔をした罰は、身体で払って貰うぞ」
「!?!?!?」
(ご奉仕メイドの務めじゃなくって、邪魔をした罰!?)


 冷や汗を流しながら、内心うわ~んと泣きじゃくる。
 邪魔をしたのは確かだけど、なんとか誤解を解きたくて私は必死に弁解する。


「ば、罰だなんて……! 私は……団長が疲れてらっしゃるから、お菓子を差し入れただけで……! んぅっ!」


 言葉の途中でキスをされ、唇を塞がれた。
 舌が咥内に入り込み、ほのかにクッキーの味がした。

 身体が密着したままキスをされ、すっかり蕩けた私に、彼は表情を緩めて呟く。


「エミリアは菓子より甘いな」
「そ、そんなことない、です……っ」


 慈しむような眼差しを向けられ、額にキスが落ちた。


「エミリアが気遣ってくれていることは知っている」
「っ」
「だから休憩するぞ。エミリア」


 そのご奉仕の合図に、私はこくりと頷いた。




 * * *




 執務室の休憩スペースまで横抱きされ、ベッドの上に下ろされる。

 そのままランドルフ団長が背後に周り、抱きしめられた。
 私の背中を彼の厚い胸板に預ける体勢になると、大きな手が胸元をまさぐった。


「んっ、ぁ」


 メイド服の胸元をはだけさせ、背後から胸を揉みしだかれる。
 その間に、繰り返しキスをして、衣類越しだった胸元の愛撫が徐々に素肌に触れていく。

 日々、ご奉仕を日課にしている私にとって、腹の奥が疼くのはあっという間だった。


「……あっ、団、長ぉ……」


 胸ばかり揉みしだかれ、先端をしきりに摘まれる。
 いつもはそろそろ下へと刺激が移るところなのに、欲しい場所に触れてくれない。

 腹の奥の疼きがどんどん強くなって、私は思わず膝を擦り合わせた。
 それを見たランドルフ団長に、耳元でくすりと笑われる。


「欲しがりだな」
「ち、ちがっ」


 恥ずかしさのあまり私は咄嗟に否定をするけれど、彼はスカートを捲り上げ、ショーツの紐を解いた。


「あっ……」


 大きな手で、足を左右に広げさせられ、ショーツを抜き取られると溢れ出る蜜がとろりと滴った。
 そして、私の秘所に指を這わせると、淫らな水音が立つ。


「っ、あぁ……」


 蜜を掬い上げた指を、目の前で見せつけられた。


「これでも欲しがっていないと?」
「っ、意地悪……! あ、ぁんっ……」
「一応、俺に悪戯した罰だからな」


 ようやく秘所に触れてくれたかと思えば、再び胸元に刺激が走った。
 メイド服は完全にはだけ、二つの膨らみが空気に触れている。

 背中を腕で支えられたまま、ランドルフ団長が横に回り込むと、下から胸の先端にむしゃぶりついた。


「ああっ」


 そのままじゅるじゅると先端を舐め吸われ、頭が真っ白になる。
 左右に開いた足は、閉じないように彼の足で固定されている。

 羞恥心と、腹の奥の疼き、そして胸への執拗な刺激が合わさって、腰が情けなく震えてしまう。


「待ってぇ……! あ、あ、あっっ」
「エミリア。どうして欲しい?」
「……ぁ、お腹の……奥、が……っ、切なくて……」
「ここか?」


 蜜壺は彼を欲して、勝手に収縮している。
 なのに、ランドルフ団長が触れたのは、秘所の蕾で――。


「ひゃあっ! あ、ちが……っ」


 胸の先端を吸われながら、秘所の蕾を指で刺激される。
 既に蕩けていて中に欲しいのに、淫らに膨張した蕾に触れられたら、訳がわからなくなるほど感じてしまう。
 その指遣いが、快感に溺れる私を導くように、早くなっていく。


「ゃ、ダメ……こんな体勢でっ、恥ずか、し……あっ、あっ! っイッちゃ――」


 達しそうになった瞬間、彼の太くて長い指が蜜壺の中に一気に滑り込み、その衝撃で視界に星が飛ぶ。


「っ、~~~ああぁあ!」


 高波のような快感に呑まれ、私は背中を仰け反らせ、大きく絶頂した。
 肩で呼吸をする私に、ランドルフ団長はキスをして耳元で囁く。


「中がうねって俺の指を離さない。果ててもまだ欲しがっているようだな」
「うぅ、団長ぉ……っ」


 思わず、涙目でランドルフ団長を見つめる。

 果ててもなお、指だけでは腹の奥がまだ満たされていないと、中が蠢いているのだ。

 彼は喉を鳴らし、私を押し倒した。


「ひゃあっ」


 秘所に顔を近づけられ、蕾が唇に挟まれると、指の抽挿が再開した。


「あ、舐めながら、ダメぇ……っ」


 蕾を吸われ、舌で転がされる。その間も指の抽挿は止まらない。
 こんなにも気持ちいいのに、いつも突かれる腹の奥、その先まで指が届かず、切なさでいっぱいになる。
 それでもなお、絶頂感が込み上げてきた。


「……んぁっ! ぁ、っまた……あぁああ……っ」


 続けざまに、星を飛ばしながら達した私を見下ろす、赤い瞳と視線が交差する。
 その瞳には、熱い激情が漂っていた。

 そして彼は堪えきれない衝動のまま指を引き抜き、下衣をずらしながら切羽詰まった掠れた声で言った。


「エミリア、お前を味わい尽くしたい」
「はい……私も、団長が欲しい、です……」


 ランドルフ団長の頬に手を伸ばし、本望のまま告げた直後。
 昂った熱棒が蜜口にあてがわれると、切なかった腹の奥まで容赦なく打ちつけられる。


「――あ、ああぁっっ!」

 その一突きで、軽く達してしまう。
 蕩けに蕩けた蜜壺は、渇望していた刺激に歓喜して、中の収縮が止まらない。


「ひゃ、あ……っ! ぁっ、あぁ……団長ぉっ」
「エミリア――」


 交じり合いながら、キスを繰り返される。
 いつもよりも焦らされた分、抽挿の最中、何度も軽く達してしまう。

 私は、快感の底に沈んだまま戻ってこれなくなりそうで、ランドルフ団長の首に縋り付く。


「やはり、菓子よりエミリアのほうが美味いな」
「っ!?」
(恥ずかしい。そんなはずないのに、団長の言葉に悦んでしまう自分がいる……)


 ランドルフ団長を涙目で見つめると、ふっと柔らかく笑った。
 まるで私を可愛がるように、親指で秘所の蕾を押しつぶす。


「……あぁっ! ……そこっ、グリグリしちゃダメぇ……っ」
「ダメじゃなくて、善いだろ」


 今度は躾けるように、蕾を甘くつねって強く刺激される。


「っひゃあ!? ご、ごめんなさぃ……っ! っ気持ちい、気持ちいいですっ」
「素直に言えて偉いな」
「……あぁ……っ私、もう……っ」


 絶え間なく奥を突かれ、蕾も可愛がられている。
 その同時に降り注ぐ快感に、私の頭の中は真っ白になり、背中が仰け反る。

 縋るように赤い瞳を見ると、彼は不敵に笑った。


「エミリア、深く果てろ」
「……ぁ、団長ぉ……っイッちゃ……! ――ああぁあっっ」
「――くっ」


 私の深い絶頂に引き摺られ、彼も同時に達した。
 生理的に出た涙を拭うように舐められた後、彼は獲物を前にした野獣のような眼差しで私を射抜く。


「……まだ足りない」
「ひゃっ!?」


 精を放ったはずの彼は瞬く間に復活して、私の片方の太腿を持ち上げた。

 私の腹の奥の疼きは、もう満たされた。満たされたのに――。

 ランドルフ団長は、絶頂の余韻に震える腹の奥に目掛けて、再び腰を強く打ちつけ始める。


「あぁっ! 待っ、団長ぉ……っ」
「エミリアなら何度でも食えそうだ」
「っ」


 ただ、ランドルフ団長に少しでも気分転換してほしかっただけなのに。

 まさか自分が食べられることになるなんて――。

 今度は私の唇の中に指を滑り入れさせ、咥内を蹂躙するように掻き回される。

 ランドルフ団長にされること全てが、激しいけれど甘い。
 でも大好きな人に触れられるたびに、心も身体も悦んでしまうのだ。


 この後も直ぐに溶かされれ、私は何度も喰らい尽くされるのだった。




 * * *




 数時間後。

 窓から差し込む夕陽が、部屋を柔らかいオレンジ色に染めていた。

 重たい身体を引きずるようにして執務室へ戻ると、そこには、やけにすっきりとした様子で机に向かうランドルフ団長の姿があった。


(いい休憩になったようで何よりだけど……私の体力を、吸い取られた気がするわ……)


 それでも、あれほど深く刻まれていた眉間の皺が、今はほんの少しだけ和らいで見えて──。


 私は思わず、小さく笑みを零した。
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感想 11

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みんなの感想(11件)

黒豆
2025.08.01 黒豆

ここはやはり本職の御奉仕メイドとして 団長の深い皺を少しでも癒せるよう体力をつけましょう!頑張れエミリアちゃん!!団長は底なし体力お化けな気がします!

解除
おこ
2022.12.23 おこ

ずっとお気に入り登録しておいて
お仕事の長期休みに一気に読ませていただきました‼️

いや〜

甘々で、最初から両思いで
途中少しハラハラしたけれど


最後まで楽しく読み終えました✨

2023.01.10 yori

感想ありがとうございます✨
お返事遅くなってしまい申し訳ありません…!

貴重なお仕事の長期休暇にお読みいただいたこと、とても嬉しく思います。
最後までお楽しみいただけたようで何よりでした!

またご縁がありましたらどうぞよろしくお願いいたします。

解除
NOGAMI
2022.04.29 NOGAMI
ネタバレ含む
2022.04.30 yori

NOGAMIさん
最後までお読み下さりありがとうございました!
溺愛がすごく好きなので、終盤は出来る限りイチャイチャしてもらいました✨
次回作も頑張ります💪
感想ものすごく励みになりました!感謝感謝です!

解除

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