殺されても仕方がないクソ家族小説一覧

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 「アントリエット、貴方はお姉様なのだからドレスぐらいクラリスにあげなさい」  両親は妹だけを可愛がりました。  私は家族の代わりに毎日一日中伯爵としての仕事をしていました。  それなのに遊んでるだけで何も仕事も勉強も訓練もしない妹だけ両親に愛されます。  「酷いお姉様だな。お前が妹に何もあげないというなら、僕もお前には何もあげない事にしよう。 爵位はお前にはやらん。クラリスに爵位も土地財産全て継がせる事にしよう」  !今までの仕打ちも境遇もいずれ家督も爵位も告げるのだからと耐えられました。  そう思わなければ耐えられないのでそう思い込んでいました。  「お父様、クラリスに伯爵としての仕事が出来ますかね」  「そんなの、お前がやればいいだけだろう」  私は、妹を殺す事に決めました。  妹を殺し山に埋めました。  これからは私が両親に愛されます。  家督爵位土地財産、全て私が継ぎます。  私は両親に愛されるどころか私がクラリスを殺したのではないかと疑われていました。  仕方ありませんね、両親を殺して家督爵位土地財産全てを継ぎました。  今までの私の不幸な境遇なら家族3人ぐらい殺しても許されるでしょう。
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文字数 983 最終更新日 2020.11.23 登録日 2020.11.23
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