小さい頃の約束小説一覧

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恋愛 完結 短編 R15
「おっきくなったらミーシャのこと、お嫁さんにしてくれる?」 「当たり前だろ。ミーシャは俺がいないと何にもできないんだから、ずっと俺が守ってやるよ」 そんな約束をしたこともあったな、とミーシャ・ジェニック伯爵令嬢は窓の外を見て溜め息を吐いた。 小さな頃は身分なんて関係なかった。大好きだった男の子のヴァンツァーは、今この領地にいない。7年前に「冒険者になる」と出て行ったのだ。 私は約束を忘れられず、お見合いを断り社交も避けて、もうすぐ20歳になろうとしていた。 いつまでもこのままではいけない、そろそろちゃんと身を固めないと……、と思っていた所にヴァンツァーが帰ってきて。 「ミーシャ、俺と結婚してほしい」 帰ってきて第一声の、いきなりのプロポーズに私は何がどうしてそうなったのか、全く理解ができずに、一度保留にして素っ気ない態度をとってしまう。 しかし、ヴァンツァーは全くあきらめる気配は無く……。 ※気が向いたら番外編を書きますが、一旦完結とします。 ※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。 ※小説家になろう様でも別名義にて連載しています。
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文字数 24,907 最終更新日 2021.01.02 登録日 2020.12.26
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