妹は浮浪者に屍姦される小説一覧

1
 「お前のような地味な女とは婚約破棄国外追放だ」  婚約者の王太子に婚約破棄国外追放を告げられました。  地味なのは本当ですが、本当にいいんですね。 聖女の私を追放すれば国は滅びますが、まぁ私にはどうでもいいですね。  「お前は実の妹のロイジーナを殺したのだろう」  はぁー?私が妹を殺すわけないでしょう。  妹を殺した等という無実の罪で婚約破棄されました。  「俺の愛するイザベルを婚約破棄か」  「お前は死んだはずだ」  私は信じていました。叔父様が殺されるはずはないと。 叔父様は生還してずっと虐げられてきた私を助けてくれました。  叔父様はまず王太子を殺しました。当然ですね。  「死んでいればよかったものを」  叔父様は私をずっと虐げてきたお父様お母様を殺してくれました。  「俺には愛するイザベルさえいれば他には何もいらない」  「私もよ叔父様。愛する叔父様がいれば他に何もいらない」  「お前を孕ませたい」  「私も叔父様の子を孕みたいわ」  「今まで真の家族に出会えなかったけど、私達は真の家族になるのね」  「だが、今はまだだめだ」  「なんでかしら」  「お前の妹のロイジーナを殺した者を殺さなければならない」  「あら、叔父様はロイジーナなんかを愛していたとでも?」  「いや、あんな奴の事はどうでもいいが、それでもエルツベルガー家の1人。 それを殺したと言う事はエルツベルガー家を舐めていると言う事だ。 俺を舐めていると言う事だ」  困りましたわ。ロイジーナを殺したのはもしかしたら私かもしれないのに。  これでは叔父様の子を孕めません。
24h.ポイント 0pt
小説 183,806 位 / 183,806件 ファンタジー 42,171 位 / 42,171件
文字数 1,110 最終更新日 2020.11.30 登録日 2020.11.30
1