女性の幽霊小説一覧
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中学校時代の友達5人とドライブに出かけた。
天気はいいし、道路も空いている。
広々とした国道はカーレースしたくなる気分。
「な、少しスピード出してみろよ」
「あの赤い車を追い越してさ」
「そうだな」
俺はアクセルを踏み込んだ。
赤い車に接近すると、後部座席に乗っていた女性がパッと振り向いた。
文字数 553
最終更新日 2021.01.18
登録日 2021.01.18
女子高校に通う私。
彼氏の話やスイーツの話で盛り上がるのが楽しい。
そんなある日。
仲良し5人組みで、音楽室の前にある広場でお弁当を食べようと移動した。
「これちょうだい」
「じゃあ、これあげるね」
おかずを交換し合っていると・・・
「やだっ!」
マヤが驚いた表情で立ち上がった。
文字数 549
最終更新日 2021.01.18
登録日 2021.01.18
どうして!どうしてなの!
こんなにも愛してるというのに、ちっとも振り向いてくれないあなた。
私は好意を持つ男性に対して、心の中で叫ぶの。
でも、その気持ちはちっとも届かない。
だってあたし、死んじゃってるから。
文字数 375
最終更新日 2021.01.14
登録日 2021.01.14
メスの三毛猫を飼ってる。
この猫、かなり賢いんだよね。
ポストから封筒や葉書を咥えて持ってくるんだ。
俺が靴を履いてたら靴ベラを渡すし。
「もう、かわいいぞ」
顎をコチョコチョ触ると喜ぶ。
そんなある日。
猫がどこからか骨を咥えてきた。
文字数 384
最終更新日 2021.01.12
登録日 2021.01.12
「私、あなたのことが好きなんです」
ポストに入っていた手紙に書かれていた。
「なんだ?これ?」
人生で初めてのラブレターってやつ。
「うひょひょ。俺ってこんなにモテるんだっけ?」
文字数 694
最終更新日 2021.01.09
登録日 2021.01.09
女子寮。
どこか聞くだけでムラムラする。
いつかしのびこんで、下着のニオイを嗅ぎたいと夢見ていた。
なんなら下着の1つや2つ、お持ち帰りしてもいい。
文字数 571
最終更新日 2021.01.07
登録日 2021.01.07
私は職場の女性社員に仲間はずれにされた。
なぜかというと、男性職員にモテるから。
それだけの理由で、陰湿な嫌がらせをしてくる。
今日も睨んでくるのだから嫌になる。
文字数 499
最終更新日 2020.12.30
登録日 2020.12.30
タカオは新しいスマホを買った。
「最新のスマホはいいね」
新しいスマホを持ちながら鏡の前で軽くポージング。
ボーナスをはたいて、9万円もする最新機器を手にする喜び。
「ああ、この日を待ってたんだ!」
文字数 722
最終更新日 2020.12.27
登録日 2020.12.27
いつも使う駅。
使い慣れた駅は、どこかホッとする場所だ。
今日も会社が終わった俺は同僚と軽く酒を飲む。
そして、俺はチドリ足で駅へと向かった。
俺が駅に着く頃には、ホームにいる人もまばらだった。
ま、その方が静かでいいんだけどね。
文字数 1,592
最終更新日 2020.12.26
登録日 2020.12.26
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