女神と呼ばれた女傑小説一覧

1
「じゃあ――何も覚えていないのね?」 「うん……ホントに何も覚えてない!」  女魔導師カラナは、記憶を失った少女を拾う。  群青のローブを纏った金髪碧眼の可愛らしい娘だった。 「カラナ、わたしに名前をちょうだい! 一緒にいるのに名無しさんじゃ不便でしょ?」 「そうね……。じゃあ、貴女の名前は…………」  カラナは少女を連れて共和国の首都へ向かう。  彼女は名前ぐらいしか知らなかった。かつて共和国を襲った最恐の魔導師――  群青のローブを纏った金髪碧眼の魔女・サイザリスの伝説を!
24h.ポイント 0pt
小説 183,823 位 / 183,823件 ファンタジー 42,181 位 / 42,181件
文字数 175,586 最終更新日 2021.05.11 登録日 2021.04.25
1