職場鬱小説一覧

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現代文学 完結 長編 R15
准看護師が正看護師を苛め支配する病院は確かに存在する。 そして人はそんな心算はないと言いつつ自覚があるのかそれとも無自覚なのだろうか。 悪意や苛めと言う行為を実に面白可笑しく愉しむ人種が存在する。 これは実際に京都の西にある病院の中で起こった現実。 人は一体どの様にして追い詰められれば自我が崩壊されていくのか。 壊れた心、眠れなくなってしまった日々の中で食事も出来ずにただただ泣いて『死にたい、ごめんなさい』と言葉として発する裏では『助かりたい!!』『助けて欲しい!!』と出口のない白い闇の中を、長い時間を掛けて彷徨う。 何もわからない状況下で初めて自分が鬱だと診断された時の安堵感。 そうしてこれからどう生きていけばいいのかわからない不安な日々。 家族と、自分自身とどう向き合えばわからない。 鬱はある日突然私の前へとその姿を現しました。 そしてこれは今より約八年前実際姫ゐな 雪乃である私の身の上に起こったリアルなお話です。 今でこそですが当時は現実と向き合えるようになるまで、とても長い年月がかかりました。 またこれは誰しも起こる得る可能性がある病なのです。 職場鬱は私の心だけでなく社会からも私個人と言う存在がある意味抹消されてしまったのです。 加害者となる者達や監督不行き届きであった病院の冷酷なまでの対応。 これが人の命を救う――――なんて信じられない現実なのです。 全ての病院がこうだとは言いませんし思いたくはありません。 でも実際に私の場合はそうだったのですから……。 当時鬱となった私には家族……実の母が誰よりもこんな私へ寄り添ってくれました。 とても大切な存在でしたが今年……1月20日の明け方に、三人の子供の見守る中安らかに旅立っていきました。 このお話を亡くなりし母へと捧げます。 そしてかなり内容は白衣の天使がいる職場にしてはかなりえぐいです。 胸糞警報発令です。 最後はじんわりです。 少し加筆修正しますね。
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文字数 179,284 最終更新日 2021.08.18 登録日 2021.04.30
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