絶世傾国小説一覧

1
漢の武帝の時代、李延年という1人の宦官がいた。 その宦官は歌と美貌によって武帝に仕え、『絶世傾国』と呼ばれる歌を歌った。  北方有佳人 北方に美しい人がおります  絶世而独立 その美しさはこの世界で唯一のもの  一顧傾人城 その美しさは一目見やれば城が傾き、  再顧傾人国 再度見やれば国が傾くほど。  寧不知傾城与傾国 その美人は城や国を危険にするけれど、  佳人難再得 今を逃せばこんな美人はもう2度と手に入りません。 その後、李延年の思惑通り妹である李夫人は後宮に入り、武帝の子を賜った。 これが知られている史実。 そしてこれから語られるのは、この歌に込められた李延年の思い。 注意:前半はBL的表現ですが展開上しかたがないのです。すみません。 完結保証5/17-29 各日12:20連載 各日字数は1500-3000程度です。
24h.ポイント 0pt
小説 183,786 位 / 183,786件 歴史・時代 2,107 位 / 2,107件
文字数 30,540 最終更新日 2021.05.29 登録日 2021.05.13
1