ピアノ小説一覧
文字数 381,478
最終更新日 2024.03.27
登録日 2023.03.29
高校一年生の石井太陽は心優しい少年。父親が捕まり、母親に大事なピアノを売られてしまう。時期も悪く、事故で祖父が入院してしまい、石井一家は貧乏まっしぐら。太陽は必死にアルバイトしてお金を入れるも、両親は外食三昧だ。アルバイト先には同級生の黒須賀大月が入って楽しく働いている。しかし、太陽の両親に対するストレスは相当なものだった。そんな毎日を変えようと幼なじみで吹奏楽部員の風神美優に相談。すると音楽で、お金の稼げる世界に来ないかと誘われる。
音楽が一世を風靡する、月影と呼ばれる怪物を倒して肉片や血液を金貨に変えるという世界だった。
ある日、妹の桜歌が半分、月影化することになり、太陽は治す方法と金持ちになる方法を巡って奔走することになったのだった。
小説家になろうでも公開しています。
完結しました。
文字数 481,994
最終更新日 2024.03.03
登録日 2023.08.19
折り返し地点をとうに過ぎて、人生の大半を終えた。そんな季節に咲き始めた花を、いつのまにかトマ子は永遠に焼き付けておきたいと感じ始めている。
八歳年上の清子との散歩の時間はいつも眩しい。その季節をさらに深く感じるために。
文字数 4,960
最終更新日 2024.03.03
登録日 2024.03.03
これは想い合う二人が再会を果たし、ピアノコンクールの舞台を目指し立ち上がっていく、この世界でただ一つの愛の物語です
(作品紹介)
ピアニスト×震災×ラブロマンス
”全てはあの日から始まったのだ。彼女の奏でるパッヘルベルのカノンの音色に引き寄せられるように出会った、あの日から”
高校生の若きピアニストである”佐藤隆之介”(さとうりゅうのすけ)と”四方晶子”(しほうあきこ)の二人を中心に描かれる切なくも繊細なラブストーリーです!
二人に巻き起こる”出会い”と”再会”と”別離”
震災の後遺症で声の出せなくなった四方晶子を支えようする佐藤隆之介
再会を経て、交流を深める二人は、ピアノコンクールの舞台へと向かっていく
一つ一つのエピソードに想いを込めた、小説として生まれ変わった”震災のピアニスト”の世界をお楽しみください!
*本作品は魔法使いと繋がる世界にて、劇中劇として紡がれた脚本を基に小説として大幅に加筆した形で再構成した現代小説です。
表紙イラスト:mia様
文字数 129,076
最終更新日 2024.03.01
登録日 2023.04.07
世界的に成功した若いピアノ演奏者の彼と、年上のピアノ講師の女性のあまあまでちょっぴりエッチなお話です。
もし良ければ拙作、「バーレーンナイト」、「バンクーバーナイト」もお楽しみ頂ければ嬉しいです。
文字数 15,888
最終更新日 2024.02.12
登録日 2024.02.11
画家を目指す大学生のデーヴィッドは、ある夜、美しいピアノの旋律を聴く。そこには、一心不乱にピアノを奏でる留学生の隆斗がいた。隆斗の美しさに惹かれるデーヴィッド。互いに惹かれ、一線を超えてしまった2人。だが、デーヴィッドの将来を考えた隆斗は静かに日本へ帰る。
その後、デーヴィッドは隆斗を追いかけて日本へと来る。再会した2人は・・・。
文字数 6,096
最終更新日 2024.01.13
登録日 2023.08.14
舞台は神戸・異人館の街北野町。この物語はほっこり仕様になっております。
青春の真っただ中の子供達と青春の残像の中でうごめいている大人たちの物語です。
『高校生になった記念にどうだ?』という酒豪の母・雪乃の訳のわからん理由によって、両親の離婚により生き別れになっていた父・一平に生まれて初めて会う事になったピアノ好きの高校生亮平。
気が付いたら高校生になっていた……というような何も考えずにのほほんと生きてきた亮平が、父親やその周りの大人たちに感化されて成長していく物語。
ある日父親が若い頃は『ピアニストを目指していた』という事を知った亮平は『何故その夢を父親が諦めたのか?』という理由を知ろうとする。
それは亮平にも係わる藤崎家の因縁が原因だった。 それを知った亮平は自らもピアニストを目指すことを決意するが、流石に16年間も無駄飯を食ってきた高校生だけあって考えがヌルイ。脇がアマイ。なかなか前に進めない。
幼馴染の冴子や宏美などに振り回されながら、自分の道を模索する高校生活が始まる。 ピアノ・ヴァイオリン・チェロ・オーケストラそしてスコッチウィスキーや酒がやたらと出てくる小説でもある。主人公がヌルイだけあってなかなか音楽の話までたどり着けないが、8話あたりからそれなりに出てくる模様。若干ファンタージ要素もある模様だが、だからと言って異世界に転生したりすることは間違ってもないと思われる。
文字数 761,029
最終更新日 2024.01.12
登録日 2016.07.15
文字数 4,864
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.10
前世で音大生だった主人公はなんと、音ゲー要素が入った乙女ゲームに転生!?しかも、悪役令嬢になってる!?とりあえずピアノを弾かせてください。「まず初めはやっぱり王子様よね、アンダンテレント。第1王子よ。1言で言えば腹黒。確か王子ルートは、ヒロインが入学式に音楽室でエリー○のためにを弾いていた所を王子様が聞いてヒロインを好きになるっていうストーリーだったわ」「あーーーー」「うん?どうしたの?」私は体を縮こませてぬうっと手を上げる。「弾きました。弾きましたエリー○のために」「ばかなの?!」さて、楽しい楽しい私のピアノライフは無事に始まるのか?
※小説家になろう様でも掲載しています。
文字数 37,469
最終更新日 2023.11.15
登録日 2022.08.18
将来有望なピアニストだった花音は、世界的なコンクールを前にして事故に遭い、ピアニストとしての人生を諦めてしまった。地元で平凡な会社員として働いていた彼女は、事故からすれ違ってしまった祖母をも喪ってしまう。後悔にさいなまれる花音のもとに、祖母からの手紙が届く。手紙には、自宅にある練習室室Cのピアノを弾けば、女の子の霊が力を貸してくれるかもしれないとあった。やり直したいと思った花音は、トラウマを克服してピアノを弾き過去に戻る。やり直しの人生で秀真という男性に会い、恋をするが――。
※ 表紙はニジジャーニーで生成しました
文字数 122,750
最終更新日 2023.11.07
登録日 2023.10.05
文字数 15,984
最終更新日 2023.11.06
登録日 2023.10.14
片角の魔族ルニャは、劣等種とされる「無魔力」だった。
無魔力を隠すため山奥に隠れ住んでいたルニャだが、凱旋パレードの華やかさに惹かれ街へ降り、無魔力狩りに捕まってしまう。
処刑の前夜。地下牢でひとり歌っていると、牢屋番が驚いたように呟いた。
「お前、魔法が使えるんじゃないか!」
音楽というものが存在しない魔族の世界に、無魔力少女の旋律が鳴り響く!
文字数 22,743
最終更新日 2023.09.10
登録日 2023.08.27
ある人の居ない廃墟に、一人の女性が居た。
足の透けた彼女は、毎夜ピアノの音を奏でていた。
彼女は、いつか夫と交わした約束を叶えられず、永遠にピアノに取り憑く幽霊だったのだ。
現世に未練を残し生きる彼女は、自分がどうしたいのかすら分からないでいた。
とにかく、一つ分かることは夫と約束したことを果たせなかったという後悔が残っているということだけだった。
そんな息の音一つしない廃墟の中で、彼女は一人の男性と願うことになる。
「――とても美しい音色で、良い演奏だった。ありがとう」
彼女は彼に全く見覚えがなかったのだが、それから何十年と彼女の全く変わらなかった人生が大きく変わることになる――
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
文字数 15,790
最終更新日 2023.07.30
登録日 2023.07.30
文字数 57,563
最終更新日 2023.07.10
登録日 2023.06.26
時は十九世紀後半。
アメリカのテネシー州メンフィスにある名門ブリンクリーフィメールカレッジに通う十三歳の女の子「クララ・ロバートソン」
小さい頃からピアノが好きで、ピアノのためにこの学校に入学した彼女は、放課後の個人練習中にお化けの女の子「リジー・デイビッドソン」と出会った。
文字数 52,178
最終更新日 2023.07.08
登録日 2023.07.08
高校生の葵は、音楽室でピアノを弾く才能を持つ美しい少女。寡黙で孤独な少年・雄介はヴァイオリンに情熱を燃やす。偶然の出会いが二人を結びつけ、文化祭でのデュエットを目指すことになる。彼らの音楽は魂を揺さぶり、心を通わせる。しかし、恋に発展する前に体の関係が芽生える。成熟した恋愛の中で、彼らは自己の葛藤や人間関係の複雑さに直面しながらも、音楽と愛を通じて成長し、心の絆を深めていく。一緒に歩む未来への扉が開かれる中、二人は濃密な恋物語を紡いでいく。
文字数 8,025
最終更新日 2023.06.27
登録日 2023.06.23
双子の兄が買ってきた男娼の紘斗。だが、いつしか兄は紘斗を抱かなくなった。
慶介は、心を壊した紘斗を放っておけなくて、兄のフリをして紘斗を抱き続ける。
文字数 2,279
最終更新日 2023.06.17
登録日 2023.06.17
文字数 5,212
最終更新日 2023.06.10
登録日 2023.06.10
音楽家の両親の元に生まれ、ピアノ界の神童として名を馳せた天才少年、千景。音楽高校卒業と同時に音楽の都ウィーンへ留学したが、思うように結果が出ず完全帰国を決意した。
そして帰国の日、千景の乗っていた飛行機がハイジャックされ、幼子の人質を助けるために刺されてしまう。薄れゆく意識の中で千景は、『普通の人生』を送ってみたかったと考える。
そして次に目を開けた時、千景は高校受験の前日に15年もの時が巻き戻っていた。
音楽とは無縁の生活を送るべく、千景はかつて通った音楽高校ではなく、普通科の高校を受験する。
一度目の人生では経験できなかった『普通の高校生』になるためにピアノは弾かないと決めた千景。
そんな千景はある日、学校でシューベルトの曲を耳にする。決して上手いとは言えないその演奏。しかし、千景の耳にこびりついて離れないピアノの音色の主を一目だけ見ようと音楽室へと向かった。
文字数 3,291
最終更新日 2023.05.08
登録日 2023.04.30
余命宣告を受けた雛芥子(ひなげし)の前に、ある日突然ミズキと名乗る青年が現れる。
見ず知らずの彼と過ごす時間は何故か雛芥子の心を満たしていく。
しかし、ミズキと出会って2週間がたった日にミズキが亡くなってしまう。
ミズキの訃報に大きな衝撃を受ける雛芥子。
ミズキの死が受け入れられず、ミズキと初めて出会った病院のロビーへと向かうと、そこには亡くなったはずのミズキの姿があって…
文字数 13,156
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.04.30
あることがきっかけでピアノを弾くことをやめた少年、相原湊斗。そんな彼はピアノを弾きたくないにも関わらず、合唱祭で伴奏を担当することになった。その練習を音楽室でしていると、そこにある少女が現れて…?
文字数 46,082
最終更新日 2023.04.02
登録日 2023.03.14
文字数 9,108
最終更新日 2023.02.04
登録日 2023.02.04
藤沢と佐賀美が勤務する建設会社の倉庫へ、廃棄予定のグランドピアノが搬入される。
後日、藤沢は深夜の倉庫で佐賀美がピアノを弾いているのを目撃する。
佐賀美は大学を音楽科で入学し、建築科で卒業という経歴の持ち主で、中途採用者。
仕事はそつなくこなし、眉目秀麗だがひどく無愛想なので周囲とは孤立している。
しかも佐賀美を前職の頃から知る同業者からは、陰で奇妙な異名で呼ばれていた。
藤沢は、このような公私ともに謎めく佐賀美と紆余曲折の末、他の社員には極秘でピアノを教わることとなる。
そんなある日、佐賀美へ大学の恩師から演奏会の出演依頼が来る。それにともない二人の間は急接近する。
しかし、この流れで佐賀美の大学時代の元恋人で、現在は母校の准教授となっている碓井が、藤沢へ敵対心を露わにしつつ、佐賀美へ自分との復縁と音楽の世界への復帰を強く迫るのであった――
(時代背景~携帯電話とメールの頃)
文字数 141,737
最終更新日 2022.10.31
登録日 2022.10.05
地下鉄の駅前に設置されたストリートピアノを演奏する人たちの物語。
つらいことがたくさんあるけれど、うまく吐き出して前を向いて行こう。
第1話 消極的な少女がピアノを始めたことで、勇気を得る~目覚め~
第2話 ピアニストになれないならピアノを辞める! そのピアノが人生に必要な存在だったと気がつく~初期衝動~
第3話 ピアニストを目指して奮闘する少年の、挫折と初恋 ~嘘と真実~
第4話 恵まれた環境にいるピアニストも決して順風満帆ではなかった ~迷いのち覚悟~
第5話 なぜピアノは地下鉄に設置されたのか 持ち主の人生は ~出逢い~
文字数 126,933
最終更新日 2022.08.31
登録日 2022.07.31