ざまぁするつもりのない令嬢小説一覧

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「アーラ様、また……?」 「おかわいそうに、貧乏くじばかりね」 「やめなさいよ、失礼よ。それに、誰かが貧乏くじを引かなきゃいけないんだから……」 (……そのせいなんじゃないか?)  ヌマジークはふと、そう思った。  学園に入ってから、いや、アーラと婚約してから特についていない。父である王からも、教師からも、褒められた覚えがろくにないのだ。
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文字数 6,505 最終更新日 2021.10.30 登録日 2021.10.28
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