人狼用語小説一覧

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原因不明の症状で、毎日数人の人間が倒れては救急搬送されている。と言う事件を追っていた影梨テキト(週刊誌記者)の元に、突然二人の警察官が現れ、殺人事件の容疑者として連行されることになる。  詳細な説明も無く護送車に乗せられた影梨は、顔なじみの同級生二人と会い、喧嘩をしながらも目的地となる二階建ての木造建築物に着く。  目的地に着いた容疑者の数は十八人。しかし、またしても何の説明も無く、容疑者が聞かされたのは、明日の九時に説明するからと言う曖昧な言葉のみ。  そして迎えた翌朝、顔なじみの同級生一人と二人の男女が抜け殻のような状態で見つかった。  状況がわからない容疑者たちに、この作戦の責任者の星川と言う女性から、こう説明があった。 「この中にいま、世間を騒がせている人喰いが三体紛れ込んでいます。人喰いは人間の魂を一日に一人分食べます。と言うわけで、これから皆さんで、話し合いによって三体の人喰いをあぶり出して下さい」  かくして始まった。人喰いと人間、そして人喰いに対抗できる特性を持った者たちの、命(たましい)を懸けた戦い(追放会議)が。
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文字数 112,332 最終更新日 2021.12.26 登録日 2021.12.14
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