劣等生小説(外部サイト)一覧

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僕は「魔法」が使えない。 「魔法」が全てを決めるこの世界において僕は弱者だ。手から炎も出せず物を浮かすこともできない。喉が裂けるまで呪文を唱えようが体が動かなくなるまで己を鍛え上げようが、何の成果も得られなかった。 せめて箔を付けようと世界最大の「魔法」学校である『キャメロット大学』に入学した。 だが僕の弱さは変わらない。生徒も教師もみんな帰った学校で、一人だけずっと呪文を唱え続けていた。己の肉体を練り上げていた。……たった一人で泣き続けていた僕に、師は言った。 「別に『魔法』だけの世界じゃないさ。君には才能がある。あるかどうかも分からない星に手を伸ばし続ける事ができる。君は自分の立つ足元しか見ていない。君が見るべきは、君が目指すべき星が浮かぶ空なんだ。――教えてあげよう、クソッタレの世界を壊す科学ってやつを」 努力しても努力しても変えられない自分がいるという事を知った17歳。 この世界じゃ僕は輝けない、輝くことを許されない、照らしてくれる光が無い。 だから僕は作るぞ。 僕だけの、僕にしか使えない「魔法」を! ――これは、錬金術を大成させ現代社会の礎を築いた……何もできない「魔法使い」のお話――  ■この物語には小説家になろうサイト内の物書き様、つまり本作品の作者のご友人が複数キャラクターとして出演しています、ご了承ください。 感想や星五評価お待ちしています!
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小説 21,263 位 / 21,263件 ファンタジー 8,264 位 / 8,264件
登録日 2022.07.21
異端者達(イレギュラーズ)。 魔法が当たり前のように使われる時代で、魔法の在り方に革命を起こす集団であり、最強無双の魔法使い達。人は彼らを神の祝福を受けし[gifted]と呼び、崇め、讃えた。 そんな彼らのリーダーこと白導 調(はくどう しらべ)は、なんと入学当初、魔法が使えなかった。魔法が使えず落ちこぼれと称され、いじめにもあった彼だが、やがては神をも超える力を手に入れることとなる。 「君は魔法を使える。白導 調。それも、とっておきの異端者(イレギュラー)として、ね。」 これは神からの祝福を受けた奇跡の魔法使い達。その七人の紡ぐ英雄譚であり、彼らの成長の過程であり、そして誰もが夢見る夢物語。 こんにちは。作者の豆の子です。 こーーんな堅苦しいあらすじとは裏腹に、本編では学園モノならではのあんなシーンやこんなシーンも覗けちゃうかも…? 神をも超える異端者達(イレギュラーズ)といっても、今は学園に通う一介の学生達。そんな彼らの日常や青春を、是非見守ってやってください。
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小説 21,263 位 / 21,263件 ファンタジー 8,264 位 / 8,264件
登録日 2020.04.23
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