幽霊小説一覧
――「あの子が迎えにくるのよ。私を殺しにね」
音楽教師である美音茜の母は、十年前から入退院を繰り返していた。ある日彼女が母を訪ねると、自分が死んだあとは何も遺さないで、と娘に告げた。突然告げられた妙な「遺言」を不思議に思いながらもその日一日を過ごしていると、病院から一本の電話が。それは母が死んだという連絡だった。
不意にカレンダーが目に留まる。その日は、茜の双子の姉・雫が死んだ日だった。
遺品整理をするために、母の教え子だった七葉郁が雫の遺品の楽譜『パッサカリア』を持って美音家に訪れる。徐々に思い出されていく、家族の記憶。その過去に触れていくと、茜と郁の前に十年前に死んだはずの雫が現れた――。
これは、ある家族をめぐる不思議な二日間の物語。
文字数 35,781
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.04.01
これは創作です。
実際に起きた出来事はございません。創作です。事実ではございません。創作です創作です創作です。
本当に、実際に起きた話ではございません。
なので、安心して読むことができます。
オムニバス形式なので、どの章から読んでも問題ありません。
不定期に章を追加していきます。
2024/04/24:『おおいかぶさる』の章を追加。2024/05/01の朝4時頃より公開開始予定。
2024/04/23:『おとなりさん』の章を追加。2024/04/30の朝4時頃より公開開始予定。
2024/04/22:『てさぐり』の章を追加。2024/04/29の朝4時頃より公開開始予定。
2024/04/21:『ほーむせんたー』の章を追加。2024/04/28の朝4時頃より公開開始予定。
2024/04/20:『でんしゃについてくるおんな』の章を追加。2024/04/27の朝4時頃より公開開始予定。
2024/04/19:『あなのおく』の章を追加。2024/04/26の朝4時頃より公開開始予定。
2024/04/18:『よなりさま』の章を追加。2024/04/25の朝4時頃より公開開始予定。
文字数 115,970
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.01.18
ショートショート、掌編等はたくさん書いていますが短編集という形でまとめていなかったのでお試しにまとめてみようと思います。
文字数 20,798
最終更新日 2024.04.23
登録日 2023.11.09
僕はその家に行くことにした。その家に出ると言われている幽霊に会うために。幽霊に会うことができたら、僕はその幽霊にインタビューしたいと思っている。それは僕がテレビマンだからだ。テレビマンの本能? それとも宿命? どちらでも構わないし、どちらでなくても構わない。
僕のインタビュー。僕はその幽霊にこう訊ねる。
「あなたはどうして死んだのですか?」と。
そして僕は、大嫌いな江村才子と幽霊の正体を突き止める旅を始める。
行き先は僕の故郷新潟県燕市、そして弥彦村に幽霊の正体を追う。
※ひっそりと目立たぬように更新してまいります。
文字数 41,526
最終更新日 2024.04.21
登録日 2023.02.28
文字数 27,041
最終更新日 2024.04.20
登録日 2022.09.15
短編連作で、不思議な箱に翻弄される娘たちを描きます。
明治篇〜明治末期、大阪難波の芸妓である白井梅の物語
大正篇〜大正末期、東京浅草の見世物小屋で働く玉川千津子の物語
昭和篇〜昭和53年、東京の出版社勤務の当麻裕子の物語
エブリスタにて『六道婦女庭訓』というタイトルで一昨年に投稿したものを、改稿してタイトルも改めました!
ジャンルはホラーですが、全然怖くないです(^^;
ヒューマンドラマ寄り(のつもり)で書いています。
但し『残虐表現』ありなので、苦手な方及び未成年の方は読まないで下さい!m(__)m
表紙画像は、パブリックドメインQ様よりお借りしています。玉村康三郎『芸者』という写真です。
文字数 79,480
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.04.17
「くそっくらえですわ」
病気で亡くなった王妃が陛下に最後に伝えたかった事…それを言ったのは私じゃありません!
小さい頃から死んだ人が見える田舎娘のメルは、死んだ後の心残りがある死者に自分の体に憑依させ言葉を伝える事が出来る特異体質を持っていた。
その噂を聞いた王宮から呼び出されたメルだが…
誤字脱字があります。
執筆は不定期ですが、よろしくお願いします。
文字数 1,233
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.04.19
"幽霊"が"人間"になるために――再生と復讐の物語
大女優の連載作品を影ながら執筆し、生計を立てていた作家志望の男・兵藤一樹。
自身の作品で勝負がしたい……という彼の願いは叶わず、常に著名人のために筆をとり続ける、浮かない毎日を送っていた。
世界に彷徨う”幽霊”を感じ取れる彼は、偶然にも似た境遇の女性・朝霧奈緒と出会い、誰にも打ち解けなかった自身の素性を明かす。
日陰を歩く”幽霊”としての自分を脱却すべく、一樹は作家としての戦いを挑むことを決める。
文字数 19,159
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.03.29
世の中には関わってはいけない物がある。怪異や物の怪の類。
そんな物はいないって? いいや、奴らはそこら中にいるんだ。そして、僕にはそんな奴らが見えてしまう。もしも、奴らに見えることがばれてしまったらどうなってしまうのか。その結果を想像するのは容易いことだろう。
だから、僕は見えないふりをするのだ。
だけど、この世界には他にも関わってはいけないものがあるんだ。
それは、僕が住むアパートの下にいるヘンタイさんだ!
そいつは幽霊なのかって? いやいや、彼は歴とした人間のはずだよ……多分……。
これは思春期の少年が、ヘンタイさんと怪異たちを見て見ぬふりをしようとする物語である。
※この作品は一話完結型となっております。
※小説家になろうの方にも投稿しています。
文字数 87,501
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.03.15
www.youtube.com/@sinzikimata
私、俺、どこかの誰かが体験する怪奇なお話。バットエンド多め。少し不思議な物語もあり。ショートショート集。
※タイトルに【音読済】とついている作品は音声読み上げソフトで読み上げてX(旧ツイッター)やYouTubeに順次上げています。
百物語、九回分。
「小説家になろう」やエブリスタなどに投稿していた作品をまとめて、九百以上に及ぶ怪異の世界へ。不定期更新中。まだまだ増えるぞ。予告なく削除、修正があるかもしれませんのでご了承ください。
「全裸死体」、「集中治療室」、「三途の川も走馬灯も見なかった。」、「いじめのつもりはない」は、実体験の実話です。
文字数 469,398
最終更新日 2024.04.18
登録日 2021.01.11
本日から短編連載始めます!
更新頻度は最低でも週2.3回は予定しておりましたが、多忙のため週1更新になりそうです。
霊媒師の勉強を放り投げ、上京してNo1キャバ嬢として勤めている主人公。
ホストが刺された事件があり、ボーイの増えた店内。
取引を求めてくるお客様。
霊感のあることを隠しているつもりだった主人公だが、廃墟となった屋敷に行くことになり……!?
笑いあり、感動あり、ホラーかと思えばシリアスなんてない!
そんな作品です。
文字数 9,328
最終更新日 2024.04.15
登録日 2022.06.01
進路に悩む高3の凌は、六月のある日、幼馴染の透馬から肝試しに誘われる。
半ば強引に連れて行かれた心霊スポットの銀杏並木道で、凌は天真爛漫な幽霊の少女と出会う。
名前に記憶、彷徨う理由すらも忘れた迷子の幽霊に乞われ、彼女に「舞」と名付けた凌は、成り行きで未練解消の手伝いをすることに。
幽霊らしからぬ舞の明るさに当てられ、振り回され、呆れつつも、凌の中では叶うはずのない確かな想いが芽生えていって――。
文字数 92,859
最終更新日 2024.04.14
登録日 2024.04.10
あの生き残りの犠牲になった者達は今頃どうしているのか。
男子高校生が「何でも屋」なんぞをやりつつ怪異だの妖怪だの幽霊だのとわちゃわちゃするシリーズです。
文字数 29,921
最終更新日 2024.04.13
登録日 2017.04.25
俺は真ん丸猫の団子。性別はオス
好きなもんは…まぁこれは置いておこう。
この物語は突然と寿命尽きた婆さんと
自由奔放なオレの物語。
死人に口なしと人間は言うが
大ありじゃねぇかッ!!
⚠︎他サイトにて投稿過去あり
⚠︎誤字脱字
文字数 3,096
最終更新日 2024.04.11
登録日 2024.04.11
旦那の転勤にともない、引っ越してきた家。
会社借り上げのその家は築年数こそいっているが、リフォーム済みで広く、秋子は気に入っていた。
しかし生活に慣れていくにつれ、家を見る周囲の人間の目がおかしいのに気づく。
ある日、仲良くなった主婦に聞かされたのは、住んでいるのが曰く付きの物件だということだった。
旦那を問いただすが、会社ではそんな話は聞いていないし、ただの噂だと取り合ってくれない。
けれど噂を証明するかのように秋子は、北向きの部屋で蠢くなにかを目撃してしまう。
引っ越しを提案するが、旦那からはそんな噂で出るなんてできないと却下される。
なら、事故物件の証拠を掴んでやると秋子は調べ出すが……。
******
現在公開分以降は3月16日から公開が始まる予定です。
文字数 15,193
最終更新日 2024.04.11
登録日 2024.02.26
ある日、最愛の人である陽咲を不幸な事故で失ってしまった蒼汰。悲しみに暮れながらもただ消費するようにに日々を過ごしていた。
そんなある日、お墓参りから帰ろうとした彼は境内で林へと伸びる小道を見つける。和尚さんの許可を貰いそこへ行ってみると、そこには素晴らしい景色が広がっていた。それが気に入った彼はまた別の日、その場所へ。
すると、突然名前を呼ばれたかと思えば振り返ったそこには、着物に狐面をした女性が立っていた。聞き馴染みのある声で彼女は自分の事を死んだはずの陽咲だと言った。どういう理由があれ、彼女の名前を語るその女性に怒りすら感じる蒼汰だったがその人は二人しか知らないはずの想い出を口にした。
話をするうちに彼女が本当に陽咲だと信じ始める蒼汰。思いもよらぬ再会に嬉々とする蒼汰だったが、陽咲にはとある願いがあった。
それは「蒼汰が新しい相手を見つける事」
初めは嫌がっていた蒼汰だったが彼女と少しでも一緒に居る為、新しい相手を探し始める。
だが段々と蒼汰の心に変化が現れ……。
余りにも愛し過ぎたが故に感じる幸せと苦しみ。
『もしこの気持ちに悶え苦しむと分かっていても、それでも僕は君に恋をする。』
文字数 144,269
最終更新日 2024.04.10
登録日 2024.03.18
罪悪感を抱えて生きている高校生・雪城月乃は、真夜中の散歩中にクラスメイトの小鳥遊涼に出くわす。
「本当に、小鳥遊くん……? クラスメイトの、小鳥遊涼くん?」
「そうだけど、はははっ、なにその反応! 雪城、もしかして寝ぼけてる?」
明るく快活な笑顔を浮かべる涼。
いつもの無愛想で不機嫌な彼らしくない雰囲気には、ひとつの嘘が隠れていた。
これは、真夜中の邂逅から始まる恋と成長の物語。
文字数 19,832
最終更新日 2024.04.09
登録日 2024.04.09
三年前に生まれ故郷の神隠市へ戻ってきた中学生の椋伍は所謂「視える」「触れる」人間で、地元にある不思議な決まりや曰くを紙に書いてまとめては危険なものを「消す」ようにしていた。
ある日「奥さん」という地元特有の怪談を友人達から聞いていつものようにメモをしていると、クラスに別学年の見知らぬ少女が訪ねてきて「お前は何だ」と椋伍に問う。さらには次々と言葉を重ね最終的に「それ以上それを増やすな、捨てるな」と念を押して去ってしまい、怖さのあまり彼は呆然とするが、後に神隠市にある神社の娘であることを知る。
「あんな風に言われる理由が分からない」とただただ彼は困惑し、いつも通り帰り道でたまたま遭遇した「妙なモノ」を消すため、今日も食塩をフライパンで炒めていくのだが――。
この世とあの世のコメディーホラー。
親愛なる人によって狂ってしまったものがたりが始まる。
※小説家になろう、カクヨムにて同時公開中
※2024年4月8日 第一部 了
文字数 213,576
最終更新日 2024.04.08
登録日 2022.04.19
文字数 100,510
最終更新日 2024.04.08
登録日 2024.02.11
目が覚めたら綺麗な花壇にいた私
そこで出会ったイケメン男子
見覚えがあるような、ないようなイケメン男子遭遇し
違和感を覚える
えっ!ちょっと、待ってっ!
嘘でしょっ!
透ける体
浮いている足元
…まさか…私……
幽霊少女と出会った、イケメン男子
その出会いは偶然か?
謎多き、秘められた物語(ストーリー)が始まった
文字数 173,489
最終更新日 2024.04.07
登録日 2019.01.05
こちらは幽霊祓いの外伝シリーズになります。過去の出来事が書かれたり、本編に続くような物語をこちらで展開していきます。
文字数 12,119
最終更新日 2024.04.06
登録日 2023.12.04
愛猫が誰もいないところをじーっと見てて怖いな
猫を飼ったことがある人なら誰もが一度は経験したことがあるはず。幽霊でもいるのかって思いますよね?
これは理系の私が猫に影響されて幽霊が見えるようになった話です。
猫×幽霊+私の日常
文字数 358
最終更新日 2024.04.03
登録日 2024.04.03
一話完結。
案内役は、記録天使ユメガタリヲス。
【永遠の原っぱを走ろう】
私の高校には、少し変わった行事がある。
それは、かつてこの学校の生徒だったカップルが飼い犬とともに自殺した――その慰霊のための儀式だ。
演劇部の私は、今年その進行役:霊媒者に抜擢された。
滞りなく進行していく儀式。
その時、私の体に異変が起こる。
【木が歩く林の森】
おれ・卓己は、友人の信也、恋人の陽子とともに、真夜中の『林の森』に入る。
そこはアレ界隈ではかなり有名な心霊スポットで、かつて連続猟奇殺人鬼・林が三十人を惨殺した場所だった。
この森の奥では、夜毎、林によって木に戻された村人たちが夜行するという。
【地球侵略! 謎の宇宙モニュメントを破壊せよ】
高校入学直後――おれと謙二は、新入生を集めた親睦会キャンプに参加する。
だがそこに集まったおれたち以外の多くは、ケプラー1652bから地球侵略にやってきた先遣隊のヤツらだった。
地球人であるおれたち五人は、異星間の転送装置を破壊するため、山のてっぺんを目指す。
【トーマス・エジソンの電話機】
私・結月は、亡くなった恋人・義之からかかってくる電話に悩まされていた。
義之は、私に新しい彼氏ができたことに納得していない。
私は新しい彼氏の笹田さん、バイト仲間の霊能者・村木さんとともに、幽霊となった義之と対峙する。
【路地裏ツマビラカ】
ホラー映画が好きなぼく。
ある夜、幼なじみのイタルが女子高生を殺した。
現場から逃走し、彼はぼくに助けを求めてくる。
町では『病み医者』と呼ばれる元精神科医による連続殺人が話題になっていた。
【あなたが手を振り、終わりが始まる】
千里眼を持つおれ(42歳)は大金持ちだ。
ふとしたきっかけでJK・萌花と知り合ったおれは、彼女に交際を申し込む。
だが彼女は『彼氏がいる』という理由でそれを断り続けていた。
そんなある日、おれは千里眼を使い未来を見る。
未来の映像の中で――萌花の彼氏は、飛行機事故の炎に包まれていた。
文字数 138,843
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.02.29
心霊、怪談、都市伝説、に絞ったショートショート集です。
1話250字程度から、すぐ読めます。
よろしければ、お手すきの時にでものぞいてみてください。
文字数 241
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.03.31
新生活が始まる春。それはあの世も同じ話だった。幽霊の女は死神の不動産屋とともに新居を求めて都内のアパートを内見するのだった。
文字数 2,313
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.03.31
四月。知花は、ようやく大学生活に慣れてきたところだった。
けれどある日から、知花の身の回りに赤い封筒が現れるようになった。
その封筒は知花にしか見えず、いつの間にか目の前に現れ、消えるのだ。
そしてその前後には、姿が見えない「誰か」の視線も感じる……。
得体のしれない恐怖におびえつつも、自分の頭を疑う知花の前に、今日も赤い封筒が現れた。
「あ、それ。触っちゃだめだよ」
封筒に触れようとした知花を止めたのは、同じ英語の授業を受けていた男子大学生・ハルだった。
ハルによると、この大学には怪奇現象に対応できる能力を持った人間が集められ、
オカルト研究会のメンバーとして、困っている人を助けているのだという。
知花の赤い封筒も、ハルとその仲間が解決してくれるというが……。
ホラーと恋の大学生活のお話です。
文字数 32,295
最終更新日 2024.03.29
登録日 2024.02.29
霊や呪いが存在して、昔は多くの人々が信じていたが、現代は多くの人が、半信半疑な世界。それは、科学が発展したから。だが、霊や呪いの類いがあるのは事実。
この話しは霊に、悩まされ、取り憑かれ、苦しむ人々を高身 仙人(たかみ せんと)が取り除いで行くお話です。
※この話に出てくる経文等は、オリジナル設定に変えています。
文字数 20,565
最終更新日 2024.03.24
登録日 2023.02.15