歴史小説小説一覧

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幕末の信州上田藩。 藤井松平家の下級藩士・芦田家に、柔太郎と清次郎の兄弟が居た。 兄・柔太郎は儒学を学ぶため昌平黌へ、弟・清次郎は数学を学ぶため瑪得瑪弟加塾へ、それぞれ江戸遊学をした。 嘉永6年(1853年)、兄弟は十日の休暇をとって、浦賀まで「黒船の大きさを測定する」ための旅に出る。 品川宿で待ち合わせをした兄弟であったが、弟・清次郎は約束の時間までにはやってこなかった。 時は経ち――。 兄・柔太郎は学問を終えて帰郷し、藩校で教鞭を執るようになった。 遅れて一時帰郷した清次郎だったが、藩命による出仕を拒み、遊学の延長を望んでいた。 ---------- 神童、数学者、翻訳家、兵学者、政治思想家、そして『人斬り半次郎』の犠牲者、赤松小三郎。 彼の懐にはある物が残されていた。 幕末期の兵学者・赤松小三郎先生と、その実兄で儒者の芦田柔太郎のお話(になる予定)。 ※この作品は史実を元にしたフィクションです。 ※時系列・人物の性格などは、史実と違う部分があります。 【ゆっくりのんびり更新中】
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小説 15,577 位 / 183,865件 歴史・時代 95 位 / 2,104件
文字数 27,181 最終更新日 2024.04.08 登録日 2023.05.31
深淵なる江戸の闇には、怨霊や妖魔の類が巣食い、昼と対なす穢土があった。 その魔を斬り払う闇の稼業、魔斬。 坊主や神主の手に負えぬ退魔を金銭で請け負う江戸の元締は関東長吏頭・浅草弾左衛門。忌むべき身分を統べる弾左衛門が最後に頼るのが、武家で唯一の魔斬人・山田浅右衛門である。昼は罪人の首を斬り、夜は怨霊を斬る因果の男。 幕末。 深い闇の奥に、今日もあやかしを斬る男がいる。 2023年オール讀物中間発表止まりの作品。その先の連作を含めて、いよいよ御開帳。
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小説 23,758 位 / 183,865件 キャラ文芸 254 位 / 4,385件
文字数 185,812 最終更新日 2024.03.30 登録日 2023.10.29
「ずっと黙っていて悪かったが、俺の本当の名前は……」。郷里を捨て、妹のしほとともに馬借一揆へ身を投じた渡辺進(すすむ)は、京の六丁でウガヤと名乗る青年に命を助けられる。三人は戦災から復興する六丁で、新しい家族を築いていくかに思われたが……。室町時代中期の京都・大阪を舞台に、交わるはずのなかった運命が交錯する歴史小説!
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小説 12,246 位 / 183,865件 歴史・時代 71 位 / 2,104件
文字数 26,998 最終更新日 2024.03.13 登録日 2024.02.25
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歴史・時代 連載中 長編 R15
実際の歴史では日本本土空襲・原爆投下・沖縄戦・特攻隊などと様々な悲劇と犠牲者を生んだ太平洋戦争(大東亜戦争) しかし、タイムスリップとかチート新兵器とか、そういう要素なしでもう少しその悲劇を防ぐか薄めるかして、尚且つある程度自主的に戦後の日本が変わっていく道はないか…アメリカ等連合国に対し「勝ちすぎず、程よく負けて和平する」ルートはあったのでは? そういう思いで書きました。 歴史時代小説大賞に参戦。 ご支援ありがとうございましたm(_ _)m また同時に「新訳 零戦戦記」も参戦しております。 こちらも宜しければお願い致します。 他の作品も お手隙の時にお気に入り登録、時々の閲覧いただければ幸いです。m(_ _)m
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小説 3,781 位 / 183,865件 歴史・時代 17 位 / 2,104件
文字数 94,933 最終更新日 2024.02.21 登録日 2023.05.31
─── あらすじ 時は宝暦。 御上の厳しい改革により、江戸最大の色街・吉原遊廓は存亡の危機に陥っていた。 多くの遊女屋は廃業を強いられ、女郎や従業員達の行き場は無くなり、路頭に迷う者が続出した。 【夕風屋】の筆頭花魁・吉野はその悲劇を打開すべく、馴染みの客たちに協力を仰いだ。 幕府に対する反対の声を受けて、御上は改革を断念。遊郭は徐々にかつての栄光を取り戻していった。 その後の吉原の存続は許され、売春防止法が成立するまでの200年間続けられた。 お客のみならず、女郎たちから慕われてきた吉野が如何にして羅生門河岸の切見世女郎から最高位の花魁へ登り詰めることが出来たのか。その壮絶な人生のストーリーを解き明かす。 ─── *注意 吉原遊廓の遊女を主人公にしている為、性的表現が多く出て参ります。「※」と章前に記載することにします。しかし、規制は一切しませんことをご了承ください。 また、性的表現のみならず、心中表現、客から遊女に対する暴力描写もございますので、お読みになられる際はご注意願います。
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小説 15,577 位 / 183,865件 歴史・時代 95 位 / 2,104件
文字数 233,360 最終更新日 2024.02.17 登録日 2021.01.01
四民平等になった明治時代、封建社会の価値観から抜け出せない武家出身の女性の苦悩と、彼女を支えようとする元奉公人の愛を描いた物語。明治22年2月11日の大日本帝国憲法公布日に発生した事故を発端に物語が展開されます。
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小説 183,865 位 / 183,865件 歴史・時代 2,104 位 / 2,104件
文字数 18,805 最終更新日 2023.12.18 登録日 2023.12.18
自由民権運動が盛り上がる明治時代。国会開設運動を展開してきた自由党員の宮川慎平は、日本政府の管理は受けないとする「日本政府脱管届」を官庁に提出し、世間を驚かせる。卑劣で不誠実な政府が支配するこの世の異常性を訴えたい思いから出た行動も、発想が突飛すぎるゆえ誰の理解も得られず、慎平は深い失意を味わうことになるー。
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小説 183,865 位 / 183,865件 歴史・時代 2,104 位 / 2,104件
文字数 10,134 最終更新日 2023.11.09 登録日 2023.11.09
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歴史・時代 完結 ショートショート
第213回歴創版日本史ワンドロワンライ、お題「親政」で書いたもの。 源実朝と公暁の最期の話です。
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小説 183,865 位 / 183,865件 歴史・時代 2,104 位 / 2,104件
文字数 993 最終更新日 2023.08.05 登録日 2023.08.05
胸にさんざめく想いに、何と名付ければ良いのだろう。 インドを舞台とした歴史小説です。 全16章、約16万字で完結です。 7世紀前半、群雄割拠のインドに並び立つ多数の国の内の一つ。 第二王子のハルシャは14歳で、いわゆる中二病的な自己同一化の悩みを抱えていた。 ある日、一人の美しい少女と出会い、ハルシャの運命も変わって行く。 日々の帝王教育の他に仏教も学び、動物を通じて生命と向き合い、青春を過ごす中で成長して行く。 やがて、過酷な出来事がハルシャを見舞い、否応なくハルシャは自らの立場の変化に向き合って行くこととなる。 第1章 第二王子の夢 第2章 近くて遠い佳人 第3章 兄と妹 第4章 仏陀の言葉 第5章 本生譚の慈悲 第6章 鰐の馬蹄花 第7章 遠征の後始末 第8章 華燭の典 第9章 エフタルの余喘 第10章 重なる不幸 第11章 風雲のカナウジ 第12章 慈悲の報い 第13章 ヴィンドヤースの森 第14章 金の兎耳の国 第15章 ヴァルダナの栄光 第16章 終章 【この作品のセールスポイント】 1:インドの歴史小説という、他に書く人がいない圧倒的独自性。 2:14歳のいわゆる中二病の少年が主人公で、その成長する姿に読者が共感しやすい。 3:あの玄奘三蔵法師が天竺で会った王様、を知ることにより、インドに関する解像度が高くなる。 4:主人公ハルシャに降りかかる激動の展開と、怒濤の伏線回収による爽快感で、物語としてハイレベルな面白さ。 5:ガチな歴史小説マニアもテンションがブチ上がる参考文献の多さ。そしてその資料という下地があってこその、テンプレ異世界ではなく古代インドという独特な世界観を堪能できる。 6:歴史小説に興味の無いいわゆる対象外読者であっても、読めば異口同音に面白いと言っていた事実。文章、キャラ、ストーリー、世界観、全てがハイレベル。 7:出版されれば間違い無く直木賞候補だな(受賞するとは言っていない)。
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小説 183,865 位 / 183,865件 歴史・時代 2,104 位 / 2,104件
文字数 159,969 最終更新日 2023.06.27 登録日 2023.04.30
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歴史・時代 連載中 ショートショート
幕末、文久三年。 多摩の小島鹿之助の元に、 新選組 副長・土方歳三から、手紙が届く――。
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小説 183,865 位 / 183,865件 歴史・時代 2,104 位 / 2,104件
文字数 2,596 最終更新日 2023.06.01 登録日 2023.05.31
会津松平家は、戦乱の世がおわり泰平の世に使命をもってつくられた家中だった。 武田、最上、蒲生、蘆名などの遺臣を集め、勇武と奨学の気風はとだえることなく脈々と受け継がれる。 19世紀。西からロシアやヨーロッパ、東からアメリカの軍艦があたらしい時代の波にのりやってきた。クリミアでは50万人が犠牲となる戦争があり、清国は西洋の技術革新のまえに敗れた。 そして日本では、一人の男の欲望からあるひとつの概念がつくりだされた。やがてそのプロパガンダは災害などの世情不安により加速をつけ、止まらなくなってゆく―― その時代に生まれた会津娘子のあさ子は、武芸と恋、結婚と子育に奮闘しながらも暮らしていたが、威信と権力の欲望と、恐怖にとりつかれた群衆の標的とされて攻めこまれる。 それでもあさ子をはじめ会津娘子たちは、故郷の実存をかけてそれぞれのやり方で戦った。 これは数々ある会津娘子の伝承のなかでも激烈に愛と義を貫いた、河原善左衛門の妻、あさ子の物語。 (※更新は不定期です。)
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小説 183,865 位 / 183,865件 歴史・時代 2,104 位 / 2,104件
文字数 170,508 最終更新日 2023.06.01 登録日 2023.02.27
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歴史・時代 連載中 ショートショート
18世紀、イギリス、ロンドン。 ジョルジュ・サルマナザールは、 「台湾」について、博識に語るが――?
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小説 183,865 位 / 183,865件 歴史・時代 2,104 位 / 2,104件
文字数 2,030 最終更新日 2023.05.31 登録日 2023.05.31
第三代鎌倉殿源実朝の話です。 ピクシブで、『源実朝、もう一人の金剛』、『ニューレジェンド源実朝』、『鎌倉忠犬物語』、『引き継ぎしもの~源頼家~』を投稿しております。それらの作品群を加筆修正し、リメイクが完了したので、試しにアルファポリスにも投稿してみました。アルファポリスでは、一つの作品を分割またはコピーして、別作品として投稿する行為は禁止されていますので、リメイク前の上記作品との微妙な違いを知りたい方は、よろしければピクシブの方をのぞいて見てください。 参考資料・参考文献 坂井孝一『源実朝「東国の王権」を夢見た将軍』講談社選書メチェ、2014年 坂井孝一『源氏将軍断絶 何故頼朝の血は三代で途絶えたか』PHP研究所 2020年 坂井孝一『承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱』中公新書 2019年 樋口芳麻呂校注『金槐和歌集』(新潮日本古典集成)新潮社 2016年 三木麻子『源実朝コレクション日本歌人選051』笠間書院 2012年 高橋秀樹編『新訂吾妻鏡4頼家将軍記』和泉書院 2020年 高橋秀樹編『新訂吾妻鏡5実朝将軍記』和泉書院 2022年 五味文彦・本郷和人『現代語訳吾妻鏡〈5〉征夷大将軍』吉川弘文館 2009年 五味文彦・本郷和人『現代語訳吾妻鏡〈6〉富士の巻狩』吉川弘文館 2009年 五味文彦・本郷和人『現代語訳吾妻鏡〈7〉頼家と実朝 』吉川弘文館 2009年 五味 文彦・西田 友広・本郷 和人『現代語訳吾妻鏡〈10〉御成敗式目』吉川弘文館 2011年 五味文彦『源実朝 歌と身体からの歴史学』角川選書 2015年 渡部泰明編『源実朝虚実を超えて』勉誠出版 2019年 著書鴨長明/編者武田友宏『(全)方丈記ビギナーズ・クラシックス日本の古典』角川学芸出版 2007年 久松潜一、西尾実校注『日本古典文学大系第65巻近代秀歌』岩波書店 1966年 堀田善衛『定家明月記私抄』ちくま学芸文庫 1996年 堀田善衛『定家明月記私抄続篇』ちくま学芸文庫 1996年 村上一博、西村安博 、畠山亮、北康宏『史料で読む日本法史(法律文化ベーシック・ブックス)』法律文化社 2016年 藤本頼人『源頼家とその時代 二代目鎌倉殿と宿老たち(歴史文化ライブラリー571)』吉川弘文館 2023年
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小説 183,865 位 / 183,865件 歴史・時代 2,104 位 / 2,104件
文字数 155,353 最終更新日 2023.05.28 登録日 2023.05.28
かつて源頼朝や北条政子・義時らが多くの血を流して築き上げた武家政権・鎌倉幕府。承久の乱や元寇など幾多の困難を乗り越えてきた幕府も、悪名高き執権北条高時の治政下で頽廃を極めていた。京では後醍醐天皇による倒幕計画が持ち上がり、世に動乱の兆しが見え始める中にあって、北条一門の武将金澤貞将は危機感を募らせていく。ふとしたきっかけで交流を深めることとなった御家人新田義貞らは、貞将にならば鎌倉の未来を託すことができると彼に「決断」を迫るが――。鎌倉幕府の最後を華々しく彩った若き名将の清冽な生きざまを活写する歴史小説、ここに開幕!
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小説 23,753 位 / 183,865件 歴史・時代 156 位 / 2,104件
文字数 122,835 最終更新日 2023.05.25 登録日 2023.05.04
上州の剣聖・上泉秀綱は、主君・長野業政の命令で里見義堯のいる久留里をめざす。業政の妹が義堯に嫁いで男子を生んだが病死・残された子が、里見に馴染まず箕輪へ戻すことになった。その迎えの役ではあるが、せっかくなので剣の技を磨いて来いという許しは、秀綱にとっても魅力であった。なによりも久留里の槍大膳こと正木時茂とは、一度は手合わせをしたかった。かくして上泉秀綱の旅が始まる。(全4回シリーズ)
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小説 183,865 位 / 183,865件 歴史・時代 2,104 位 / 2,104件
文字数 33,302 最終更新日 2023.05.07 登録日 2023.05.05
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歴史・時代 完結 ショートショート
安政二年。 後に「人斬り以蔵」の異名を取る、 土佐藩士・岡田以蔵は、 師と仰ぐ、武市瑞山(半平太)の、道場に入門する。 若かりし以蔵と、武市先生の、道場での一日。
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小説 23,753 位 / 183,865件 歴史・時代 156 位 / 2,104件
文字数 1,776 最終更新日 2022.09.23 登録日 2022.09.23
関ヶ原合戦を目前に控えた慶長五年(一六〇〇)八月、伊勢国安濃津城は西軍に包囲され、絶体絶命の状況に追い込まれていた。城主富田信高は「ほうけ者」と仇名されるほどに茫洋として、掴みどころのない若者。いくさの経験もほとんどない。はたして彼はこの窮地をどのようにして切り抜けるのか――。 華々しく活躍する女武者の伝説を主題とし、乱世に取り残された武将、取り残されまいと足掻く武将など多士済々な登場人物が織り成す一大戦国絵巻、ここに開幕!
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小説 183,865 位 / 183,865件 歴史・時代 2,104 位 / 2,104件
文字数 116,568 最終更新日 2022.05.22 登録日 2022.05.22
 天正四年(西暦一五七六年)、五月七日。摂津国天王寺。  石山本願寺攻めの拠点である天王寺砦に籠もる明智光秀以下三千の将兵が、本願寺勢一万五千の兵に囲まれ、絶体絶命の危機的状況。  今日明日にも陥落する恐れがあると聞きつけた織田信長は、敵中で孤立する将兵を助けるべく救援に向かう事を決意。但し、手勢はたったの三千!  一方、凄腕の鉄砲撃ち手・雑賀孫一は、滅多に戦場へ出て来ない信長の命を虎視眈々と待っていた……!  天下布武に立ち塞がる強敵・石山本願寺を倒したい、織田信長。  苦しむ浄土真宗の門徒達を救いたい、顕如上人。  顕如上人から重要な“願い”を託された男、雑賀孫一。  それぞれが譲れない戦いが、天王寺の地でぶつかろうとしていた――!!  ◇メフィスト賞2021年上期 落選作品 ◇  (『悪人』より改題)  ※この作品はメフィスト賞2021年上期に応募した作品に加筆修正を加えております。  ※作中の読経は浄土真宗真宗大谷派のものを参考にしています。  ◆この作品は『小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n0340ha/)』『カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16817330647915248306)』でも掲載しています◆
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小説 183,865 位 / 183,865件 歴史・時代 2,104 位 / 2,104件
文字数 102,111 最終更新日 2022.05.18 登録日 2022.05.18
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現代文学 完結 ショートショート
森鴎外の「山椒太夫」をパロディー的に書きました。
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小説 183,865 位 / 183,865件 現代文学 7,764 位 / 7,764件
文字数 3,527 最終更新日 2022.03.14 登録日 2022.03.14
20
歴史・時代 連載中 短編 R18
筑前筑後の闇の時代小説短編集。 江戸の暗い世界に生きる、外道を殺す悪党たちの物語。
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小説 183,865 位 / 183,865件 歴史・時代 2,104 位 / 2,104件
文字数 25,303 最終更新日 2021.11.26 登録日 2021.05.04
MJ
ルソーは生まれて9日で母親を亡くす。時計職人の父とは読書をして過ごすが、貴族と喧嘩をしてジュネーヴの街から逃走した。孤児同然となったルソーは叔父に引き取られ、従兄弟と共に少年時代を過ごす。 その後、いろんな職を転々としてニートのような生活を続ける。 どの仕事も長くは続かず、窃盗や変態行為に身を染めた。 しかし、読書だけは続けた。 やがて、ママンと出会い、最初は母親のような愛情を受けるが、その関係はどんどん深くなっていく。 フランスでは普通のことなのか、奇妙な三角関係を経験し、やがて、ママンとの別れも。 音楽を仕事にしたかったが、それほど才能はなかった。 ルソーはその後、女中と結婚し5人の子供を授かるが、貧乏すぎて養えない。 ルソーは抑圧された経験を通して、社会に疑問を持っていた。ルソーは理不尽な社会の事を文章にする。 「人間不平等起源論」 「社会契約論」 「新エロイーズ」恋愛小説 「エミール」教育論 「告白」自伝 「孤独な散歩者の夢想」 昔は娯楽も少なく、文書を書く人はお笑い芸人のようにチヤホヤされたものだ。 それらの文章はやがて啓蒙思想として人々に大きな影響を与えていくこととなる。 ルソーを弾圧する人も現れたが、熱烈に歓迎する人もいる中で過ごす。 そんな彼の思想が今では当たり前となった人権、平等、博愛を世にもたらすフランス革命を引き起こす原動力となった。
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小説 6,243 位 / 183,865件 歴史・時代 33 位 / 2,104件
文字数 45,839 最終更新日 2021.09.16 登録日 2021.05.31
忍びとは、魍魎が如き、非ず人の畜生なり――  二朝が並び立つ時代。九州は北都帝と足利将軍を奉ずる探題方と、南都帝奉ずる宮方とで二分され、激しい対立の最中にあった。だが、時は宮方有利に運び、存亡の危機に立った探題方は、筑後国の忍び〔名人〕と渾名される柏原三無に起死回生の一策を託す。無息・無音・無臭という、完全に氣を消滅する術を駆使し、三無は闇を駆ける! エブリスタジャンル応援キャンペーン 歴史・時代「生きる」 準大賞
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小説 183,865 位 / 183,865件 歴史・時代 2,104 位 / 2,104件
文字数 22,295 最終更新日 2021.06.17 登録日 2021.06.08
戦国乱世の真っ只中。 慎ましく、強く生きた姫がいた。 その人の名は『千姫』 徳川に生まれ、祖父の謀略によって豊臣家へ人質同然に嫁ぐ事となった。 伯母であり、義母となる淀殿との関係に軋轢が生じるも、夫・豊臣秀頼とは仲睦まじく暮らした。 ところが、それから数年後、豊臣家と徳川家との間に大きな確執が生まれ、半年にも及ぶ大戦・「大坂の陣」が勃発し、生家と婚家の間で板挟みに合ってしまう。 これは、徳川家に生まれ、悲劇的な運命を歩んで参った一人の姫が、女としての幸福を探す波乱万丈の物語である。 *この話は史実を元にしたフィクションです。
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小説 23,753 位 / 183,865件 歴史・時代 156 位 / 2,104件
文字数 81,258 最終更新日 2020.12.31 登録日 2020.11.22
 李広は漢の皇帝に仕える天下無双の豪傑だが、皇帝からの無謀な命令により匈奴に捕縛されてしまう。だが、彼の無双たる所以《ゆえん》は逆境を乗り越える力に有った。
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小説 183,865 位 / 183,865件 歴史・時代 2,104 位 / 2,104件
文字数 5,667 最終更新日 2020.05.17 登録日 2020.05.17
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ホラー 連載中 長編
古代エジプトのクレオパトラ女王の侍女であるオトゥシオという女性が主人公です。オトゥシオが日々の仕事の中で味わう苦労や困難をどうやって克服してゆくかが大きなテーマとなっております。 オトゥシオは現在20代ですが、30代、40代、50代、60代と、年をとっても話は続きます。 ミステリータッチ、ホラータッチな部分もありますが、純文学であり歴史文学であります。 私的には、ハラハラドキドキするような展開になっているとは思うのですが、足らない部分が多いと思います。ぜひご指摘していたければと思います。
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小説 183,865 位 / 183,865件 ホラー 6,788 位 / 6,788件
文字数 33,100 最終更新日 2020.04.26 登録日 2020.04.26
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歴史・時代 完結 ショートショート
     江戸時代、下級武士の出身から驚異の出世を遂げて、勘定奉行・南町奉行まで昇り詰めた秀才、根岸鎮衛(ねぎしやすもり)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」  その「巻之二」に掲載されているお話を原話として、軽く小説風にした読み切りの超短編小説です。  「正直に加護ある事 附 豪家其気性の事」というお話が元ネタとなっています。  当時「けころ(蹴転)」と呼ばれた最下級の娼婦が、その正直さゆえに幸せになるお話です。
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小説 183,865 位 / 183,865件 歴史・時代 2,104 位 / 2,104件
文字数 3,646 最終更新日 2020.04.06 登録日 2020.04.06
拙作「7番目のシャルル 〜狂った王国にうまれて〜」が講談社の第一回レジェンド賞最終選考に残り、惜しくも受賞は逃しましたが短評をいただく運びとなりました。 選考過程の評価になるため批判的なコメントもありますが、とても勉強になりました(皮肉ではなく)。 このページは作者自身の後学のための備忘録です。同時に、小説家志望者の参考になるかもしれません。 ※このエッセイおよび「7番目のシャルル 〜狂った王国にうまれて〜」は小説家になろうで重複投稿しています。 ※表紙絵はPaul de Sémant作による著作権切れのイラストを使用しています。
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小説 17,813 位 / 183,865件 エッセイ・ノンフィクション 428 位 / 7,754件
文字数 2,793 最終更新日 2020.03.02 登録日 2020.03.02
幸せとちょっぴりの切なさを感じるお品書き帖です―― 野州夜須藩の城下・蔵前町に、昼は小売り酒屋、夜は居酒屋を営む鬼八という店がある。父娘二人で切り盛りするその店に、六蔵という料理人が現れ――。 アルファポリス歴史時代小説大賞特別賞「狼の裔」、同最終候補「天暗の星」ともリンクする、「夜須藩もの」人情ストーリー。
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小説 183,865 位 / 183,865件 歴史・時代 2,104 位 / 2,104件
文字数 46,063 最終更新日 2019.08.07 登録日 2019.07.28
【小説家になろうから転載。もとは1話完結の短編エッセイですが後日談を追加します】 アカウントを取得して3週間。手探りで執筆を始め、システムに少し慣れてきたと同時にいくつかの疑問が浮かんだ。 たとえば、そのひとつ。 「歴史〔文芸〕」ジャンルが、私が考える歴史小説のイメージとだいぶ違うことに気づいた。 違和感の原因を探るため、自分なりに「歴史小説」を再定義してみた。 40万以上の作品数を誇る巨大サイトで、現在の運営システム(ランキングやジャンル検索)では作家/作品と読者のニーズを満たしていないのでは、という話。
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小説 17,813 位 / 183,865件 エッセイ・ノンフィクション 428 位 / 7,754件
文字数 1,810 最終更新日 2019.06.18 登録日 2019.06.18
平泉を出た源九郎義経が蝦夷地に渡り、一年後に数百名のアイヌの精兵を連れて大陸に渡り、ジンギス汗となった生涯を描く。 大正時代に小矢部全一郎氏の「成吉思汗は義経なり」      はベストセラーになったが、文芸春秋に掲載された数名の歴史家たちの反論に遇って、灯が消えた。歴史家たちが口を揃えたのは、二人の身長差だった。義経は百五十センチくらいの小男だったのに対して、成吉思汗は二メートル有余の大男だったということである。 義経小男説は、歴史的に見てほぼ正しいと考えられるが、成吉思汗大男説は大いに疑問である。明治四十五年に出版された、ロシアの元陸軍中将イワニンの書いた評伝を、もとにした意見である可能性が高い。しかし、史実を調べてみると、ジンギス汗はロシアには一度も行ってはいないのである。遠征してロシアを征服したのは、弁慶と伊勢三郎(サブタイ=スブタイ)と考えられる武将の率いる軍隊である。八百年前のロシア人は弁慶を見て、あれこそが成吉思汗だ、と思い込んだものと思われる。 二〇〇〇年から始まった、ウランバートルでのジンギス汗の墳墓発掘は、世界百カ国を越す盛況で、日本隊は八百年前の地層から、数年前に新嘗祭の跡を発見している。新嘗祭は秋の農作物の収穫に感謝する儀式で、乾燥した稲の束を、真空にした容器の中で炭化させる作業であり、これは農業国日本の皇室だけの伝統行事である。   義経は、殿上人として後白河法皇の宮廷に出入りしていたので、この作法を知っていた可能性が高い。モンゴル人は昔から、遊牧と狩猟に明け暮れていた民であるから、新嘗祭を行うことは考えられないことである。長さ一千五百メートルの巨大な製鉄所跡も発見されていて、義経=ジンギス汗説を、今こそ見直す時が来たと考えられる
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小説 183,865 位 / 183,865件 歴史・時代 2,104 位 / 2,104件
文字数 97,202 最終更新日 2019.04.12 登録日 2019.04.12
鎌倉幕府設立者、源頼朝に「師父」と呼ばれた「千葉常胤」 時は1180年 平清盛により伊豆に流されていた源頼朝。 34歳で挙兵するも、石橋山(神奈川県小田原市)での戦いで平氏に敗れ、命からがら安房国に逃れたことから、歴史は動き出した。 鎌倉幕府設立に尽力をした千葉常胤氏が挙兵を決めた時のことにスポットライトを当てた話 登場人物 源頼朝 千葉常胤 千葉胤正 千葉胤頼 千葉成胤 藤九郎盛長 2017年 千葉文学賞応募の際、文字数制限のため、短く書き上げたものを、自分が納得するカタチに、連載にすることにしました。
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文字数 20,507 最終更新日 2018.05.25 登録日 2018.04.25
「息をするように人を斬る」 刺客の子として生まれた平山小弥太は、父と共に殺しの旅に出た。 念真流という一族の秘奥を武器に、行く先々で人を斬って生き血を浴び、獣性を増しながら刺客として成長していく。 少年期の「小弥太篇」と元服後の「雷蔵篇」からなる、天暗の宿星を背負って生まれた少年の、血塗られた生を描く、第一回アルファポリス歴史時代小説大賞の特別賞を受賞した、連作短編集。その完全版が登場!! ――受け継がれたのは、愛か憎しみか―― ※小説家になろう・カクヨムにも掲載中。 ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。 ※この物語は、「本朝徳河水滸伝」題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。
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文字数 514,424 最終更新日 2017.11.22 登録日 2017.01.19
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