×モブ♀シーンあり 小説一覧
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増えすぎた人間の数を調整するためか、神様は人間の生殖機能に制限をかけることにしたらしい。
2818年現在、正常な生殖機能を持った男女は貴重な存在となり、それぞれをオス蜂とメス蜂と呼ぶ。
過半数以上が生殖機能を失った、もしくは、正常な生殖機能を持たない働き蜂と化した人類は、まるで蜂のようにスーパーオーガニズム(超個体)としての組織を形成することによって、生き延びようとしていた。
全人口千二百万がスーパーオーガニズムとして形成する都市『蜂の都市』の象徴は、『S蜂』と呼ばれる優秀な遺伝子を持つオス蜂六人が暮らす『蜂の塔』である。
S蜂は、性行為は尊く、人類の義務であるという思想を肯定するための……そして、地上にいるオス蜂とメス蜂に性行為を促すためのシンボルとして作られた存在だ。
これは、S蜂という役割の中で生きる、二人の青年の物語である。
※攻受ともに、×モブ♀シーンがございます。ご注意ください。
文字数 73,261
最終更新日 2025.06.17
登録日 2025.06.01
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