敗走小説一覧

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ファンタジー 完結 ショートショート R18
とある戦いに敗北したあと、生き残るためにあらゆるものを踏み台にして逃げ延びた騎士がいた。 彼の名はアンダース・ロートリンゲン。 月盾騎士団の軍旗の下、僅かに残る麾下の兵士たちを率いる月盾の長。 まだ年若い騎士は、軍の総司令官であった父の遺骸を捨て、騎士団長であった兄を裏切り、そして付いてきた仲間たちを薪のように火にくべ続ける。ただ己が生き残るために。 降り積もる雪の中、故郷に帰ろうと足掻く孤影は、その果てに何を思うのか。 *これは「最後の騎士 ~第六聖女遠征の果て~」の外伝になります。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/61509528/57229848?preview=1
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小説 183,865 位 / 183,865件 ファンタジー 42,099 位 / 42,099件
文字数 3,780 最終更新日 2019.03.10 登録日 2019.03.10
緩やかに終焉へと向かう、ある近世の大陸。 二百年前に起こった〈東からの災厄〉と呼ばれる壊滅的な人口減少のあと、大陸を二分する〈教会〉と〈帝国〉の勢力争いは激化の一途を辿っていた。 〈教会〉は帝国軍による蛮行〈血の礼拝日〉に対する報復として〈第六聖女遠征〉を敢行するも初戦で大敗。 敗走の最中、遠征に帯同する月盾騎士団の若き団長ミカエル・ロートリンゲンは、遠征軍の名を冠する少女、総帥たる第六聖女セレンを救出。 帝国軍の追手を退け、生き残りを賭けて教会領への帰還を図る。 一方、帝国軍第三軍団の騎兵隊長マクシミリアン・ストロムブラードは、精鋭部隊〈黒騎兵〉と友軍の〈馬賊〉を率いて、第六聖女セレンとミカエルら教会軍の敗残部隊を追撃する。 銃火が支配する戦場は、もはや騎士を必要としてはいなかった。 そして二人の騎士の邂逅は、騎士の時代の終わりを告げようとしていた。 *これは近世ヨーロッパで起きたドイツ三十年戦争をモチーフにした架空戦記になります。 架空の世界を舞台としているため異世界ファンタジーに分類していますが、魔法やモンスターは登場しません。あくまで人間同士の戦争です。
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小説 183,865 位 / 183,865件 ファンタジー 42,099 位 / 42,099件
文字数 173,494 最終更新日 2019.03.10 登録日 2018.12.18
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