ご近所小説一覧
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高2の冬、東京から琵琶湖の西岸に住む祖父のもとに単身引っ越してきた人見知りの少年梅松虎斑(うめまつとらふ)。趣味はバイクでお独り様ツーリング。琵琶湖一周を楽しみにしていたが、配達業者の手違いでバイク到着が2週間も先に。手持ちぶたさに歩いて近所を散策していると、琵琶湖畔で小さなカメに出会った。それをきっかけに世に言う【怪異】と遭遇する体質になってしまう。虎斑は自分を襲う【怪異】から身を守るためにカメと一緒に暮らすことになった。
人間でさえ怖くて近寄りたくないと思っていた虎斑だったが、怪異やらなんやらに巻き込まれて、これまでの生活が一変した。
のんびりおひとり様田舎暮らしを堪能しようと思っていた人見知り少年とカメの姿をした琵琶湖の神さまの、のんびりまったりしたい、けどそうもいかないかも?的な田舎タンデムライフな話です。
(タンデムは二人乗りの意味です)
*作品内の画像はすべて自分で撮ったものを使用しております。
文字数 12,330
最終更新日 2024.01.02
登録日 2023.12.31
下町、お好み焼き、少女漫画、シングルマザー、恋が始まる。
七瀬毬子は、成績いまひとつなおミズのお姉さん。季節の割に寒い夕方、すれ違うはずの人が倒れて救急車を呼んであげることに。店では居心地悪くなってきていた矢先、少女漫画家の後輩から仕事を手伝ってと言われたり結婚式に呼ばれたり。息子とその彼女、彼女の家族、友達や後輩や妹弟、新たなご近所さん、仕事と趣味と恋。
文字数 175,412
最終更新日 2022.01.08
登録日 2021.07.18
「あら、マドカさん。少し太ったんじゃないの?」
「え?ああそうですか?家にいることが増えたので、太ってしまったのかもしれませんね」
「だめよ、ちゃんとダイエットしなくちゃ」
「はい・・・」
近所に引っ越してきた10歳年上のママ友の三恵さんにゴミ捨て場でバッタリ会ってしまった。
「あたしなんてね、
文字数 1,828
最終更新日 2021.09.03
登録日 2021.09.03
トントントンッ!昼食を食べていると、いきなり玄関のドアをノックする音が聞こえてきた。
「はい、はーい。今開けますから」急いでエプロンをとり、玄関のドアを開けると・・・小太りの女性が立っていた。
「どうも、あたし、
文字数 1,309
最終更新日 2021.08.27
登録日 2021.08.27
パソコンでテレワークをしている俺。
終わらない仕事を深夜にもやる日が続いていた。
今日も眠い目をこすりながら、俺はキーボードを叩いていた。
文字数 745
最終更新日 2021.05.03
登録日 2021.05.03
「由真さん!いる?!」
「はい、はい。和江さん、どうしたんですか?」
玄関に行くと、2軒隣に住むママ友の和江さんが立っていた。
「これ、これよ。こんなものが家に飛んできたの!」
文字数 661
最終更新日 2021.04.16
登録日 2021.04.16
「謙太さん、仕事から帰った?」
「え、ええ。さっき帰りました」
「そう。今日は早くに帰れてよかったわね」
「ええ」
ママ友の実織さんが電話をかけてきて、夫の帰宅を確かめてくる。
次の日。
文字数 580
最終更新日 2021.04.07
登録日 2021.04.07
子供を幼稚園に送りに行くとき、いつも玄関前に立っているご近所の梨乃さん。
うちの子供を見ると嬉しそうな表情で近寄ってくる。
「お母さんに送り迎えしてもらっていいわね」
「うん、僕、
文字数 554
最終更新日 2021.04.04
登録日 2021.04.04
実家に我が子を見せに帰っただけなのに、近所に住む中年主婦の宮田さんが「出戻り?」と聞いてきた。
その後も、旦那のことを取り上げて、なにかと突っ込んでくるところにひどく傷ついてしまう。
大人げないけど、反撃させてもらいます。
文字数 1,160
最終更新日 2021.03.21
登録日 2021.03.21
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