ふざけた世界小説一覧

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友達がおらず、何の才能もなく、生きる気力もなく、ただ毎日をボケーッと過ごすポンコツ野郎。通称『与太』。 彼が外を歩く度に町の人から、『やいっ与太!今日はどこで油を売るつもりだ!?真面目に働けよ」とお節介を言われる日々。 働きたい気持ちはあるが、ただあるだけ。行動に移す気など一切ない。 『人生、成るように成る』 というのが、与太の座右の銘である。 この馬鹿に、この座右の銘と言うわけだ。 そんな与太が木陰でしていた転寝から目を覚ますと、全く見覚えのない光景が広がっていた。 とりあえず家へ帰ろうと歩みを進める与太は、たまたま水面に映った自分を見て腰を抜かす。なぜならーーー 自分の知っている身体ではなかったから。 突然、見知らぬ土地にて、全く知らない身体で過ごさなければいけなくなった与太は、このヘンテコな世界でどうやって生きるのか……
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文字数 12,861 最終更新日 2019.05.06 登録日 2019.05.02
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