奥様と愛人小説一覧

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恋愛 連載中 長編 R15
私の愛しい旦那様が、一緒にお茶をしようと誘ってくださいました。 普段食事も一緒にしないような仲ですのに、珍しいこと。 私はそれに応じました。 テラスへと行き、旦那様が引いてくださった椅子に座って、ティーセットを誰かが持ってきてくれるのを待ちました。 旦那がお話しするのは、日常のたわいもないこと。 ………でも、旦那様? 脂汗をかいていましてよ……? それに、可笑しな表情をしていらっしゃるわ。 私は侍女がティーセットを運んできた時、なぜ旦那様が可笑しな様子なのか、全てに気がつきました。 その侍女は、私が嫁入りする際についてきてもらった侍女。 ーーー旦那様と恋仲だと、噂されている、私の専属侍女。 旦那様はいつも菓子に手を付けませんので、大方私の好きな甘い菓子に毒でも入ってあるのでしょう。 …………それほどまでに、この子に入れ込んでいるのね。 馬鹿な旦那様。 でも、もう、いいわ……。 私は旦那様を愛しているから、騙されてあげる。 そうして私は菓子を口に入れた。 R15は保険です。 小説家になろう様にも投稿しております。
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小説 23,802 位 / 183,708件 恋愛 10,460 位 / 56,011件
文字数 54,301 最終更新日 2021.07.02 登録日 2020.05.13
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恋愛 完結 ショートショート
夫婦の縁と言うのは、貴族であれば大抵が家同士の婚約だ。多分に漏れず、私は同じ派閥の嫡男と結婚した。 なのに、家には独りなかなか夫になった男とも会えなかった。両親の前とは別の顔をして。私と話さえもおざなり。そうして過ごしていれば、別の女が居るってわかるわよね。 調べてもらえば、別宅に仲良く暮らしている夫と呼ぶべき男。女と幸せそうに? それに、亀裂を入れてあげましょう。私と結婚したのにかえりみなかったせいよ。
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文字数 540 最終更新日 2021.06.02 登録日 2021.06.02
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