銭ゲバ女神小説一覧

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湿布を貼ったオッサンが、なんの因果か連れ去られ、今じゃ女神の手先。笑いたければ笑えばいいさ! どこぞで聞いたフレーズから始まるオッサンの物語である。腰痛持ちのオッサン金尾満は、最近仕事も私生活も食傷気味であった。趣味の歴史シミュレーションゲームも萌え系が流行りだして受け付けなくなっていた。それならばと、オンラインゲームで暇つぶしをするが課金プレイヤーにはまるで歯が立たたない。貧乏性で課金に抵抗がある金尾満は、思わず叫ぶ。 「課金なんて卑怯だろ!」 「あらっ、そんなことは無いわよ! 課金は最高で最強よ!」 誰もいない自室に鈴の音のように澄んだ女性の声が響くと、パソコンのディスプレイから謎の手が伸びてくる。抵抗する間もなく連れ去られた金尾満は、美人だが強欲で銭ゲバの女神の手先にされ異世界に放り込まれるのであった これは重度の廃課金者のように女神に金品を貢ぎながらも、手に入れたスキルで成り上がっていくオッサンの物語である。
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文字数 73,220 最終更新日 2021.04.04 登録日 2020.08.01
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