血小説一覧
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件
あらすじ
——あたしって生きていていいの?
二年前、コロラド高原に一つの隕石が落下した。人的被害はないはずだったその隕石はしかし、地球に奇病をもたらした。その病の最期を見て人々は花になったと表現するようになり、奇病を徒花病と名付けた。
徒花病は人々の生活を変え、「死」そのものも変えた。
ゆっくりとだが着実に滅びに向かっている中、とある少女の話が一人の青年のところに舞い込む。その少女、カヨは両親を徒花病で亡くしたにも関わらず、徒花病に罹患することなくにいまも生きていると。
その話を聞いた青年はカヨに会いに行くが、それがあらぬ誤解を招き、カヨは命を狙われることとなった。青年はカヨを連れて逃げる。東京を目指して。
自らも病に冒された青年は果たしてカヨを守り抜くことができるのか——?
文字数 61,487
最終更新日 2024.03.19
登録日 2023.11.20
好きになった人は17歳も年上の、前世の恋人でした。
登場人物
モナートフォルク王国
サラ 16歳 アージェント王国の魔女に誘拐される。
アージェント王国
イレアナ・コルーネ 31歳 第1王妃
ミハイ・コルーネ 34歳 国王
ザビーネ・ドラゴシュ 36歳 第2王妃
メラニア ?歳 ザビーネの侍女
ビアンカ ザビーネの娘 第一王女
グレタ ザビーネの娘 第二王女
アドリア・ドラゴシュ公爵 ミハイの父 前国王の王兄
ラクアミオアーラ 享年15歳。イレアナの姉
デボラ 19歳 ムンバの森に住む女性
オーア王国
アクラム・カルタジュ 33歳 国王
ハキーム・メンソテ 35歳 側近
ベッカール、ウスフール 大臣
あらすじ
“シンボル”。
それは生命を奪い、与えるもの。世界を混沌に落とし、掬い上げるもの。
サラの住む小さな島で誘拐事件が起こる。何人もの少女が消える中、サラも空から現れた魔女によって他国へと連れ去られてしまう。そこはサラの住む国とはまるで違う、“シンボル”と呼ばれる呪術が栄えたアージェント王国だった。サラは魔女の住む塔から逃げ出し、ムンバの森に逃げ込んだ。
そこで森に住むデボラや、敵国のアージェント王国に潜入していたアクラム達と出会う。そしてなぜか驚いた表情を見せるアクラム達。アージェント王国内で“シンボル”が原因と思われる不穏な兆候を発見していく中、サラはずっと年上のアクラムに惹かれていく妙な感覚を覚え初めていた。しかしサラをアージェント王国に呼び寄せた“シンボル”は、非情にもサラとアクラムを引き裂いていく。
アクラムと離れ離れになってしまったサラは、“シンボル”を掛けた者を探す為、アージェント王国の中枢へと向かう。しかし王都は王族の暴挙によって、疑心と恐怖に支配されていた。
サラも捕らえられ処刑されそうになる中、イレアナ王妃に助けられる。そしてやはり皆、サラを見ると驚いた反応を見せるのだった。しかしサラは自分に亡きラクアミオアーラ王女の面影を重ねられているとは思いもせず……。
亡き王女の生まれ変わりとは信じたくないサラ。しかしそれを証明するように、サラにはラクアミオアーラと同じ能力が備わっていた。それはシンボルを消し去る解者の力。アージェント王国には初代グレヴ王が掛けた最古の“シンボル”の秘密があった。サラが最古の“シンボル”を解いた時、止まっていた運命が動き出す。
文字数 185,384
最終更新日 2023.10.29
登録日 2023.10.29
交通事故。瀕死状態の俺はなんとか一命を取り留めた。
二週間の入院生活を終え、通常の生活に戻った俺であったが何だかおかしい……。
なにかする度に4つの選択肢が迫られ、それは俺の意思と関係ないところで決定されていく。
決定された選択肢に合わせた行動を勝手に身体が動作、次第に残虐な選択肢に変化していき――。
文字数 141,899
最終更新日 2023.02.25
登録日 2023.02.07
この世のすべて、天地を創造せし者。
それを神と呼び、大地に生きる者たちはこれを敬う。
ヒト以外の生き物が成りし者。
これを禍躬(かみ)と呼び、地に生きる者たちはこれを恐れる。
なぜなら禍躬にとって、その他の生き物はすべて食料であり、
気まぐれに弄び、蹂躙するだけの相手でしかなかったからである。
禍躬に抗い、これと闘う者を禍躬狩りという。
そんな禍躬狩りが相棒として連れている獣がいる。
風のように大地を駆け、険しい山の中をも平地のように突き進み、
夜の闇を恐れず、厳しい自然をものともしない。
不屈の闘志と強靭な肉体を持つ四つ足の獣・山狗。
これはコハクと名づけられた一頭の山狗の物語。
数多の出会いと別れ、戦いと試練を越えた先、
長い旅路の果てに、コハクはどのような景色をみるのか。
文字数 306,225
最終更新日 2022.04.30
登録日 2021.11.30
【愛のあるホラー&バトル・ストーリー】
さしすせそのソの二つ前の「ズンビ」。それは「ゾンビ」より格上の最強の生物だった。
強酸性雨に濡れた街で宇宙から到達したウイルス性微生物(ミズウイルス)が雨水に混在し、人間が感染して最強の生物が誕生した。
それは生物学者と少年の研究により、ゾンビより二つ格上のズンビと呼ばれ、腹部の吸収器官より脳細胞のエキスを吸い取って知能と至高の快楽を得る。
しかも崩れた肉体を修復し、稀に記憶と知性を持つ者も存在した。
隼人は母親が強酸性雨に濡れて感染し嘆き苦しんだが、狂ったモンスターに殺されそうになった時、何故か他のズンビを倒して助けられ、スーパーズンビと呼んで慕い始め母の記憶が戻るのではないかと微かな希望を抱いた。
そしてスーパーズンビの力を借りて、友人の家族と一緒に生き延びようと街から逃走した。
[表紙イラスト、まかろんkさまからお借りしてます。]
文字数 22,613
最終更新日 2022.02.10
登録日 2021.08.26
僕はお化け屋敷が苦手だ。
昔からそう言っていたのにダチに引っ張られるように連れてかれた。
そこでまさかの出来事に出くわす。
それは今まで体験したことがないことだった。
その恐怖に耐えられるのか?
文字数 3,444
最終更新日 2021.09.22
登録日 2021.09.22
文字数 1,874
最終更新日 2020.11.29
登録日 2020.11.29
8月3日。昼間の青空がうってかわって夕方には血のような禍々しい赤色に染まった日ーーー。
長谷部陽子は不思議な電話を受け取る。その声は、ずっと聞き覚えがある、あの子の声だった。
陽子は36歳。一児の母であり、尽くしてくれる伴侶がいた。
『…行ってはいけない。会いに行っては行けない。私には家庭があるのだから…。』
そう思いつつも、電話口の声が「来て…。お願い。痛いよ。来て…。」と懇願している。
受話器を置いてしまえばいいのに、どうしてもそれができなかった…。
なぜならその声は24年前…12歳のときに一目惚れした裕司くんの声だったからだ…。
なぜ…今も声変わりせずに小学生のままの声なんだろう……?
不思議と足は助けを求める声へ向かっていた…。
文字数 5,663
最終更新日 2019.07.22
登録日 2019.07.19
盲目のヴァンパイアが特別な血の持ち主の主人公(皆月若奈)に会い、盲目を治す為に主人公に近づく。
1、2、3章まで書きました!
4章まで続くかもしれません!
パパッとくっつきます、そしてご都合主義です。
文字数 14,860
最終更新日 2018.02.06
登録日 2017.11.26
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