甲子夜話小説一覧

3
   「耳嚢」や「兎園小説」「新著聞集」「甲子夜話」など、江戸時代の書物から、面白いと思ったものをピックアップしてゆく短いエッセイ。  怪談や奇談、感動話、しょ~もない話までその時の気分次第。  「雲母虫」とは紙につく虫「シミ」の異名、小さくて可愛らしい(?)虫です。  本の虫になったつもりで色々な江戸時代に書かれた話をご紹介してゆきたいと思っています。  ネット上で気軽に様々な情報が拾える昨今、自分自身で「オリジナル」を読むという行為はなかなか手間がかかりますが、その分色々と新しい発見があります!
24h.ポイント 0pt
小説 183,967 位 / 183,967件 エッセイ・ノンフィクション 7,924 位 / 7,924件
文字数 99,133 最終更新日 2020.09.13 登録日 2020.06.02
2
歴史・時代 完結 ショートショート
 肥前国(佐賀・長崎県)平戸藩の第九代藩主、松浦清(静山)が20年に渡って書き記した「甲子夜話」  その中から、河童伝説をご紹介します。  水難除け、疱瘡、麻疹除けのお札もありますが・・・キモいので「アマビエ様」のような人気にはならないでしょう(笑)  なんか干からびていますし・・・・。    河童は、日本の各地に伝承があり、単純に「妖怪」としての存在以外にも、色々な側面で考察が出来そうです。  個人的には「UMA」(未確認生物)だと嬉しいのですが・・・・。
24h.ポイント 0pt
小説 183,967 位 / 183,967件 歴史・時代 2,095 位 / 2,095件
文字数 1,703 最終更新日 2020.07.19 登録日 2020.07.19
3
歴史・時代 完結 ショートショート
 名奉行として名高い「大岡越前守」(大岡 忠相 1677~1752)  そのお裁きは「大岡政談」「大岡裁き」として有名で、落語や講談、テレビドラマ、吉川英治氏の小説なども有名ですが、実は実際に大岡忠相本人が関わったお裁きは殆ど無く、他の名奉行と呼ばれた人達のお裁きだったり、有名な「子争い」の逸話などは旧約聖書のソロモン王の裁きが原話だとか・・・。    「名奉行」として多分に偶像化、理想化された存在の大岡越前守ですが、当然その実際の人物像も、庶民の気持ちをよく理解している大変聡明な人だったのでしょう。  だからこそ庶民は、彼に正義を実現してくれる理想のキャラクターを求めたのだと思います。  肥前国平戸藩の第九代藩主・松浦静山(1760~1841)が20年余に渡って書き記した随筆「甲子夜話」には、そんな大岡忠助の「真実」の人となりが分かる逸話が掲載されていますので、ご紹介したいと思います。  非常に短い読み切りの三話構成となります。
24h.ポイント 0pt
小説 183,967 位 / 183,967件 歴史・時代 2,095 位 / 2,095件
文字数 3,152 最終更新日 2020.07.12 登録日 2020.07.10
3