感動のラスト小説(外部サイト)一覧

1
1
恋愛 連載中 長編
連載スタートいたしました。 【日間ランキング入りありがどうございます】  生まれつき色が見えず、言葉の通り灰色の高校生活を送っていた古川勇太。そんな彼にも、色を認識できるものが一つだけあった。  それはクラスメイトの女子──星宮月海である。  そんな勇太とは対照的な生活を満喫している彼女──であったが、実は一つだけ秘密を抱えていた。高1の夏に、喜怒哀楽といった感情の機能が低下し、脳が破壊されていく病を患ってしまったこと。  そのせいで周りと溝が出来てしまうのを恐れた彼女は、その症状を隠しながら、何をするにも、"以前はそうだったかもしれない感情"を示すことで日々を送っていた。  色が認識できる、という理由だけで興味を持ったことに後ろめたさを感じ、あまり彼女と関わろうとしなかった勇太。  しかしある日、そんな彼の日課の一つである『ぼっち飯』を果たすべく屋上へ向かうと、そこには涙を流した月海の姿があって……? 「君の感情を取り戻してみせるから、仮面を剥がしてみせるから、だから、それまではどうか──」  これは、感情を失った月海と、色を失った勇太の、淡く切ない物語。
24h.ポイント 0pt
小説 21,283 位 / 21,283件 恋愛 4,933 位 / 4,933件
登録日 2019.11.17
1