死別小説一覧
文字数 1,744
最終更新日 2024.04.20
登録日 2024.04.19
あいこさんと「おれ」は、女子ドルヲタ仲間。
ある日、あいこさんから
・脳に爆弾を抱えていること
・死ぬとしたら突然死
だということを告げられたおれ。
ノリでおれ達は、
「あいこさんの看取り」「あいこさん名義の一軒家の相続と処分」
を条件に同居する。
予告通り、いや想定より早く、あいこさんは同居から1年半後突然死する。
看取りという役目は果たしたが、「相続」というもう一つの役目に着手できない。
それどころか、おれ達が恋人だったのか、ただの肉体関係のある同居人だったのかも、分からない。
分かるのは、何も分からないままあいこさんはいなくなった、ということだけ。
おれは、思い出だらけの家の中で、この家に訪れる人たちとのやり取りを通じて、本当のあいこさんの想いを紐解いていく。
文字数 51,682
最終更新日 2024.04.18
登録日 2024.04.18
「ハロルド、私が嫁いできた日のことを覚えてる?貴方は開口一番「君を愛することはない」と言ったわね――」
ハロルド・クリーヴズ伯爵が見つけた手紙。それは、亡くなった妻から自分へ宛てたものだった。
読み進めながら、彼は妻との思い出を辿っていく。
手紙シリーズ第二弾。ざまぁはありません。
※ なろうにも投稿しています。
文字数 7,522
最終更新日 2024.04.14
登録日 2024.04.14
【一途勇者×短命聖女】
新章『余命2年』より じわじわタイトル回収中(*´з`)
「オレと結婚してくれ!!!」
聖女エレノアは慰問先の田舎街で少年ユーリからプロポーズを受けた。エレノアは20歳の侯爵令嬢、ユーリは10歳の農夫の息子。エレノアは埋まらない差があることを理解しつつも彼のプロポーズを受け入れた。婚約破棄されて間もない彼女には、少年ユーリの真っ直ぐな愛がとても眩しく見えたのだ。
とはいえこれは夢。叶わぬ幻想であることも理解していた。後にこの出来事は甘酸っぱい思い出となって互いの記憶の引き出しにしまわれるだろうと――そう思っていたのだ。
しかし、2人は苦難の末に結ばれ永久の愛を誓うことになる。『追想の勇者』ユーリ・カーライル。これは彼が生涯思い続けた女性、聖女・エレノア・カーライルの愛と生き様を描いた物語である。
※他サイトでも連載中です。更新ペースは同じです。
※更新ペース:週1~2(土日祝を予定!)
文字数 85,658
最終更新日 2024.04.14
登録日 2023.12.29
私の産みの母は、育ての母を1番傷つけた人だった。
育ての母が抑え込んだ感情を私にぶつけたのは異母姉妹の妹だった。
文字数 3,155
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.04.12
ある日、最愛の人である陽咲を不幸な事故で失ってしまった蒼汰。悲しみに暮れながらもただ消費するようにに日々を過ごしていた。
そんなある日、お墓参りから帰ろうとした彼は境内で林へと伸びる小道を見つける。和尚さんの許可を貰いそこへ行ってみると、そこには素晴らしい景色が広がっていた。それが気に入った彼はまた別の日、その場所へ。
すると、突然名前を呼ばれたかと思えば振り返ったそこには、着物に狐面をした女性が立っていた。聞き馴染みのある声で彼女は自分の事を死んだはずの陽咲だと言った。どういう理由があれ、彼女の名前を語るその女性に怒りすら感じる蒼汰だったがその人は二人しか知らないはずの想い出を口にした。
話をするうちに彼女が本当に陽咲だと信じ始める蒼汰。思いもよらぬ再会に嬉々とする蒼汰だったが、陽咲にはとある願いがあった。
それは「蒼汰が新しい相手を見つける事」
初めは嫌がっていた蒼汰だったが彼女と少しでも一緒に居る為、新しい相手を探し始める。
だが段々と蒼汰の心に変化が現れ……。
余りにも愛し過ぎたが故に感じる幸せと苦しみ。
『もしこの気持ちに悶え苦しむと分かっていても、それでも僕は君に恋をする。』
文字数 144,269
最終更新日 2024.04.10
登録日 2024.03.18
降矢の短編置き場。以下、収録中です。
①【短編版】余命2年の初恋泥棒聖女は、同い年になった年下勇者に溺愛される。
[一途勇者×短命聖女]
とある事件をきっかけに勇者と聖女が"見た目"年齢同い年に。短い時間の中で愛を育む物語です。
※他サイトでも公開中。内容は同じですm(__)m
文字数 14,930
最終更新日 2024.01.14
登録日 2024.01.14
※1月4日12時完結
全てが嘘でした。
貴方に嫌われる為に悪役をうって出ました。
婚約破棄できるように。
人ってやろうと思えば残酷になれるのですね。
貴方と仲のいいあの子にわざと肩をぶつけたり、教科書を隠したり、面と向かって文句を言ったり。
貴方とあの子の仲を取り持ったり····
私に出来る事は貴方に新しい伴侶を作る事だけでした。
文字数 1,942
最終更新日 2024.01.04
登録日 2024.01.04
明日が来ることが当たり前だと思っていた。笑顔であなたに「おはよう」と言える明日が。でも私に、あなたとの明日は永遠に来なかった──。
千家真弓は夫の春彦とともに、高校時代の共通の友人である南小夜子の10回忌に出席する。その日の夜も変わりなく春彦に「おやすみ」と言った。だが、「おはよう」を言う前に、真弓は春彦の異変を察知して110番通報をする。
一命は取りとめたものの意識の戻らない春彦に対して、献身的な介護をする真弓。だが、治療の甲斐なく春彦は亡くなり……。
夫を亡くして消沈する真弓に起こった不思議な出来事とは?
そして、亡くなった夫に起こっていた、もう1つの物語とは──。
*本作は雑魚ぴぃ著『10年後の君へ』の番外編になっております。本作だけをお読みいただくと、少し物足りなく感じられると思われます。先に『10年後の君へ』をお読みいただくことを、おすすめいたします。
『10年後の君へ』https://www.alphapolis.co.jp/novel/409206663/292823465
文字数 51,243
最終更新日 2024.01.02
登録日 2024.01.02
人間ドックの予約を勝手にドタキャンするような医者嫌いの父。頭痛と眩暈を訴えたので病院へ連れていけば、余命3か月の末期ガンの診断が。肺ガンからの脳腫瘍はすでに3センチにもなっていた。母の希望で本人への告知は無し、家族だけが本当の病名を知る闘病生活。父は猫の前でだけ弱音を吐いた。もうダメかもしれん、と。癌細胞に徐々に蝕まれていく父の身体と、少しずつ固まっていく家族の覚悟。 第6回ライト文芸大賞で奨励賞をいただきました。
文字数 103,982
最終更新日 2023.11.14
登録日 2022.07.31
アラタは物心付いた頃から、住む土地を転々としていた。故郷と呼べる場所はない。
ただ、いつの頃からかずっと二頭の水牛が現れる夢を繰り返し同じ見ていた――。
高校の寮暮らし、母の死、大学受験。そして大学で出来た恋人のナナカ……父の死は、大学生の彼には突然の訃報だった。
※「小説家になろう」「カクヨム」等にも掲載しています。
文字数 25,342
最終更新日 2023.11.05
登録日 2023.11.05
母が死んで数年経ったある日、僕の働くカフェに母にそっくりな人が訪ねてきた。
実の母とそっくりなその姿と行き違うふたりの話。
文字数 2,008
最終更新日 2023.11.03
登録日 2023.11.03
彼との別れ。そして自分の名前を忘れた母との同居。その中で彼女の生活は荒れ、母の死さえ願ってしまう。そんな彼女は・・・。
文字数 11,038
最終更新日 2023.11.02
登録日 2023.11.01
友人が死んだ。
突然の訃報に頭が追いつかなかった。隣にいるお前だけは、死ぬなよ……と、そう願っていた。
双馬市に住む高嶺澪には幼馴染みの颯佐空がいる。彼に片思いを続けて数年、思いを伝えることを諦め親友でいることを選んだ高嶺は、警察になる為に警察学校に入る。そこで、成績優秀の同期、明智春と出会い、卒業数年後に彼の恋人である神津恭と出会う。
出会いや繋がりの中で、高嶺は順風満帆な生活を送っていた。
だが、異動先の捌剣市では毎日のように事件が起っていて――――?
三人の友人と交した約束、そして影で動くマフィアの存在。
これは、一人の刑事がとある約束を果たすために動く物語。
※魔法のⅰらんど、小説家になろうも同様に掲載中です
文字数 144,873
最終更新日 2023.10.26
登録日 2023.09.29
探偵事務所を持ちながら、売れない探偵の明智春は、元ピアニストで現名探偵の神津恭の幼馴染みであり、相棒であり、恋人だった。
10年間という長い間離ればなれだったこともあり、神津に中々素直になれない明智は曖昧な恋人として彼の隣にいる状況。
空白の10年、そして2年前の出来事。
キスも恋人らしいことだってするのに、その全てが恋人のまねごとのように感じてしまう明智。
また二人の住んでいる街では爆破事件や殺人事件、誘拐事件が相次いで起きていた。
そんなある日、明智の元に大きな依頼が舞い込んで――――?
探偵×探偵の恋愛譚。
※小説家になろう、魔法のⅰらんども同様に掲載中です
文字数 175,465
最終更新日 2023.10.12
登録日 2023.10.08
両親も家もない辺境の村に住む極貧民の少女「メモリー」には憧れの人がいた。悠久の時を生きる「エタニティ」という魔族だ。彼女はエタニティに世界の様々な事を教えてもらい、夢を膨らませていた。だが、残酷な運命が二人を引き裂くことになる。
ふと漫画として描きたいなと思いついたものをメモを兼ねて書き起こしたものです。正直これを小説と言えるのか怪しいと思っています。ガールズラブタグは付いていますがそこまでガッツリとした描写はないと思っています。(あくまで友情の延長線上みたいな)小説家になろう・カクヨムにも全く同じものを掲載しています。
文字数 3,461
最終更新日 2023.09.05
登録日 2023.09.05
とある新興国に仕える軍人の青年は、暗い闇の中で目覚める。困惑する彼の前に現れたのは、不思議な雰囲気を纏う謎の男であった。
一話完結の短編ですが、続きとなるお話を今後投稿するかもしれません。カクヨム、小説家になろうにも投稿しています。
文字数 6,985
最終更新日 2023.07.19
登録日 2023.07.19
報われない恋、浮気、死別。そんな中でも相手を思い続けながらも前を向く女性のお話。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 4,009
最終更新日 2023.07.16
登録日 2023.07.16
「今日は俺の誕生日なんだ」そう言って私を見つめてきた彼は、妻子ある年上の男性。
――
地元の市役所に、期間限定雇用の会計年度任用職員として勤める戸倉菜乃香(とくらなのか)。
元・配属先の都市開発課にいた男、緒川直行(おがわなおゆき)に、ある日突然告白されて。
緒川が妻帯者であることを知っている菜乃香は…。
※エブリスタでも読めます。
――
○表紙絵は市瀬雪さまに依頼しました。
(作品シェア以外での無断転載など固くお断りします)
○雪さま
(Twitter)https://twitter.com/yukiyukisnow7?s=21
(pixiv)https://www.pixiv.net/users/2362274
(エブリスタ)https://estar.jp/users/117421755
文字数 123,584
最終更新日 2023.07.04
登録日 2021.03.17
文字数 1,393
最終更新日 2023.06.25
登録日 2023.06.25
心の内をのぞいてみせる、奇妙な男に私は出会った。
かつて別れた恋人が亡くなった、その知らせを受けて訪れた、恋人の故郷の島で。
シルクハットをかぶった、奇妙な男は言い当てた、私が島を訪れた理由を。
「見つかるとよろしいですな。『空白を埋める言葉』」
私は空白を抱えていた、かつての恋人が死んだと聞いても、何の感情も湧かなかった。空白だけが居座る胸の内を埋める何か、『空白を埋める言葉』を探して、恋人の故郷へと来たのだった。
そして奇妙な男は、その旅に同行を申し出る。ハザマダ ブンガクと名乗るその男は。
「お探しのもの見つかるように、このブンガクがお供します。お嫌なら、ま、結構ですが。ただしゆめゆめ忘れぬように、人は誰しも一人とて、文学からは逃れ得ぬこと。それはまるで自身の影から、いやいやまさに自身から、決して逃れ得ぬように。えぇ、決して」
ブンガクはひざまずくように、うやうやしく礼をしながらそう言った。シルクハットを取りもせずに。
喪失と空白と、小さな島と。心と言葉をめぐる、小さな旅が始まる。
文字数 29,716
最終更新日 2023.03.30
登録日 2023.02.20
時は平安時代ー。
幼馴染の柳(♂)と葵(♀)は家族ぐるみの付き合い。
柳は密かに葵を想いながらも、気持ちを隠す日々。
しかし葵の父が濡れ衣を着せられ、葵は
京から追われる事に...
没落公家となった葵、
葵のいない京で孤独を感じながらも着実に力をつけ左大臣にまで登りつめる柳。
そんな2人が10年ぶりに再開。
そんな出会いから物語は始まります....
文字数 7,452
最終更新日 2023.02.12
登録日 2023.02.11
妻が亡くなった。
その年、初めて雪が降った日の夜に。
しかし、ある雪の夜、彼女は俺の前に現れた。
生前と変わらない笑顔を浮かべて。
文字数 22,415
最終更新日 2023.01.10
登録日 2021.09.15
ある春の日。
俺は中庭でその人に出会った。
美しい白い髪に、宝石のように輝く赤い瞳を持ったその人に。
一目で恋に落ちた。
けれど、その恋は――――
俺の好きな歌声。
俺を見下ろす赤い瞳。
髪を束ねるのは、俺の瞳色と同じ色のリボン。
『マティ……愛してる』
『はい。私も愛してます。今も、これからも』
ふわりと微笑み、再び歌い始めたマティに、身を委ね目を閉じた。
*タグにてネタバレしてます
*タグ注意してお読みください
*作者のメンタル低下により投下された唐突な物語です
*他シリーズとは全く関係ありません
*楽しいお話を読みたい!という方は、そっとこの画面をお閉じください
*完結済みです。
文字数 25,094
最終更新日 2022.11.23
登録日 2022.05.19
米津玄師さんのlemonの自己解釈作品です。あくまで自己解釈なので
「コレっておかしくない?」とお思いになることもあると思いますが温かい目でお読みください。一話完結です。
文字数 4,128
最終更新日 2022.11.12
登録日 2022.11.12
新卒で就職した職場で出会ったふたりは、一度の別れの後、十年後、偶然の再会の後、主人公の家で暮らすようになり、その周囲での散策を日課にする。ただ、ほぼ毎日のように、町の中央公園の目立つ位置に小さな光の粒があるのを見つけ、それが次第に気になってくる。彼女は触りに行けというが、自分は意固地になり、結局、それに触れることのないまま、ふたりの関係は自然消滅する。
彼女との非情の別れの後、件の公園には再び光の粒が現れる。さて、あの小さな光にはどのような意味があるのだろうか? 全二話完結の短いお話なので、お気楽にご覧ください。 2022年7月14日
文字数 5,530
最終更新日 2022.07.15
登録日 2022.07.14
たった七年
もう七年
両親はろくに家に帰らず、お互いが浮気をしている。
私の存在は忘れ去られているようで……
十二月二十六日
小林 奈美にとって十五歳の誕生日を迎えた日でもあり、両親の愛を諦めた日で、死ぬ事を決めた日……だったのだけれど。
「間違えて魂を取り出しちゃいました」
どうやら歩道橋から足を滑らしただけで、まだ死んではいないらしい。
身体へ戻れと言われても、戻りたくない。
幽体を満喫しながら考える、生きるという事。死神の事情。
そして――――
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※こちらの作品はカクヨムにも掲載しています
文字数 39,878
最終更新日 2022.05.12
登録日 2022.04.29
僕の父はイケメンと呼ばれるが節操なしの最低男。
楓義母さんは父の後妻だが、正義感のある強い女性だった記憶がある。
義母の連れ子の桜も、いいやつだった。
しかし父の浮気が原因で両親は離婚。僕は父に引き取られ、すっかりひねくれて数年が経ち……。
あちらの顔も思い出せなくなった頃、桜が突然会いに来て……?
変わり者の父と息子とかつて家族だった少女の、家族の物語。
文字数 43,275
最終更新日 2022.04.20
登録日 2022.03.26
五歳。グレースは初めて国王の長男のグリフィンと出会った。
それからというもの、お互いにいがみ合いながらもグレースはグリフィンの側にいた。十六歳に婚約し、十九歳で結婚した。
グリフィンは、初めてグレースと会ってからずっとその姿を追い続けた。十九歳で結婚し、三十二歳で亡くして初めて、グリフィンはグレースへの想いに気付く。
前編グレース視点、後編グリフィン視点です。全二話。後編は来週木曜31日に投稿します。
文字数 6,118
最終更新日 2022.03.31
登録日 2022.03.24
文字数 10,676
最終更新日 2022.02.12
登録日 2021.12.06