ミステリー 探偵小説一覧
二ヶ月前、世間を騒がせた立てこもり事件。刑務所を脱獄した島田義人は人質をとり、旅館の跡地に籠城し奪った猟銃を乱射し、警官隊に射殺される。
そして今、ひとりの男がこの事件に疑問を抱き、ひそかに探り始める。事件の裏に隠された真実は、とても哀しいものだった──
文字数 101,283
最終更新日 2021.01.24
登録日 2021.01.24
文字数 623,655
最終更新日 2021.03.04
登録日 2020.06.08
ホラー・ミステリ大賞にエントリー中です。応援してねっ!
ジャンル:セクハラミステリ
ストーカーに悩まされていた麻莉は、友人の勧めで探偵に相談をすることになった。
探偵の調査によりストーカー候補の男が明らかになるが、本当にストーカーか分からぬまま、友人たちとの旅行の日がやってきた。
ゆっくり温泉につかって体を休める予定が、ストーカー候補の男も旅館に来ていた。
次の日、ストーカー候補の男が麻莉の部屋で惨殺死体となって発見された――。
麻莉が重要参考人になると思った探偵は、真犯人を暴くべく、身体検査などのセクハラまがいの調査で事件解明に迫るのであった。
『惨殺死体の謎』を”エロ”で解決!
セクハラ捜査は徐々に過激になっていきます。
他サイトで公開した時の状況
カクヨム……エロ過激で警告。。
エブリスタ……新作セレクションに選ばれました。
文字数 21,176
最終更新日 2021.03.05
登録日 2021.02.01
そんなつもりじゃなかったのに、こんな展開になっちゃいました。
普通の主婦が、ネットでサイバー被害にあい、相手を突き止めようとしたら、C I Aにたどり着きました。
レオナルド・ダ・ヴィンチの魂(原告)による訴えをもとに、神様に指示を受けながら、サイバー被害の探偵をします。
◎詳細
『真理の扉を開く時』の件は、解決しました。
妨害ではなかったようです。
お騒がせしました。
って書いた後、色々な問題が発生…
やっぱり、妨害だったかも?
折角なので、ネットを通じて体験した不可思議なことを綴ります。
綴っている途中、嫌がらせに合いました。
そのことが、功を奏し、アイルワースのモナ・リザが
ルーブルのモナ・リザ盗難時の贋作であるとの、証拠が掴めました。
2019.5.8
エッセイ→ミステリー部門に、登録し直しました。
タイトルは、「こちらアルファ“ポリス”サイバー犯罪捜査官」にしました。
↓↓↓↓
2019.5.19
「普通のおばさんが、C I Aに目をつけられてしまいました」に、
タイトル変更しました。
↓↓↓↓
2019.5.22
度々のタイトル変更、すみません。
タイトルを
「こちらアルファ“ポリス”裸の王様社会のあり方を見直す」にしました。
◎ 2021.01.24 カテゴリーを、経済・企業から、ミステリーに変更します。
文字数 677,203
最終更新日 2021.02.09
登録日 2019.03.27
ウィーン宮廷歌劇場のプリマ・ツェツィーリアには、猟奇的な大量監禁殺人事件の被害者となった過去がある。
E.T.Aホフマン『砂男』をなぞるような〈コッペリウス事件〉の真犯人を追い詰めるため、ツェツィーリアは彼女に恋した自殺志願者フェリックス・クライン少尉とともに過去の謎に挑むが――。
という話ですが主人公はフェリックスです。
引用文献
・ヘシオドス、廣川洋一訳(1984)『神統記』岩波文庫
文字数 50,351
最終更新日 2021.03.05
登録日 2021.02.22
両親を事故で亡くした財閥令嬢洋莉は、機能不全に陥った邸宅の維持のために執事を雇う。その名は島九龍。しかしこの執事、眉目秀麗で、洗練されたいでたち、且つ仕事は超万能だが、なぜか猫のジョセフィーヌのほうをお嬢様と認識し、洋莉のことはジョセフィーヌお嬢様の〈専用毛布〉と呼んではばからない。そして彼が洋莉に向ける顔には、つねに謎めいた冷笑が貼りついていた……。時を同じく洋莉のまわりで不穏な事件が連続して――。
文字数 29,379
最終更新日 2021.03.06
登録日 2021.02.26
ロボット・AIを駆使するスマートスクール陰陽館高校に、
死神タナトスから脅迫状が届いた。
『天宮凛が自殺したのはお前たちのせいだ』
私立探偵・玉木ヨシカは、JKになって調査をはじめるなか、
神楽六輔が薬物入りのお茶を飲んで倒れ、教室はパニックに!
ヨシカは、犯人を捕まえることができるのか!?
SNS、盗撮などで人の弱みを握るタナトスの目的は? 正体は?
次世代のネット社会にひそむ、ミステリ&サスペンス。
登場人物 紹介
玉木ヨシカ(たまちゃん)・・・探偵(20)
温水幸太(ぬこくん)・・・・・サッカー部エース(17)
大村隆平(りゅ先生)・・・・・担任教師(26)
神楽六輔(ロック)・・・・・・バンドヴォーカル(16)
月乃城王子(王子)・・・・・・ハーフ美少年(16)
内藤翔也(ナイト)・・・・・・剣道部(16)
桜庭二胡(バニー)・・・・・・人気動画配信者(16)
西園寺絵理(エリザベス)・・・お嬢様(16)
別奈ゆり(ゆりりん)・・・・・ゆるふわロリ(16)
菖蒲美玲(委員長)・・・・・・学級委員長(16)
日向小春(こはる)・・・・・・陰キャ(16)
神楽誠(校長)・・・・・・・・陰陽館高校創始者(57)
白峯梨沙(リサ)・・・・・・・スクールカウンセラー(26)
天宮凛・・・・・・・・・・・・退学した女子生徒(16)
タナトス・・・・・・・・・・・陽キャを滅する存在(?)
ヘルメス・・・・・・・・・・・暗躍する存在(?)
アイ・・・・・・・・・・・・・人工知能(?)
文字数 52,478
最終更新日 2021.03.05
登録日 2021.02.21
文字数 61,676
最終更新日 2021.03.05
登録日 2018.03.17
明知探偵事務所の調査員、土岐田暎比古さんは街で噂の超イケメン! そして、男手ひとつで4人の子供を育てるスーパーイクメンでもあります。担当は謎が謎を呼ぶ不可思議案件。この度持ち込まれたのは「夕暮れの公園・父子消失事件」。ご先祖様のお力をちょっとお借りして解決に乗り出しますが、なぜか巻き込まれる長男・ハルこと晴比古くん、20歳。事件の影に隠された悲劇と向き合うことになりますが……。
※「小説家になろう」「カクヨム」でも公開しています
文字数 24,708
最終更新日 2021.03.05
登録日 2021.02.27
【11月より外伝の『巣喰RAP―日々の坂署捜査第六課―』の連載を始める予定です。もうしばしお待ちください】
近代において日本の犯罪事情は大きな変化を遂げた。理由なき殺人、身勝手な殺人、顔の見えぬ殺人――。常軌を逸脱した事件が日常の隣で息をひそめるような狂った世界へと、世の中は姿を変えようとしていた。
常人には理解できぬ思考回路で繰り返される猟奇事件。事態を重く見た政府は、秘密裏に警察組織へと不文律を組み込んだ。表沙汰になれば世の中が許さぬ不文律こそが、しかし世の中の凶悪事件に対抗する唯一の手段だったのだから。
その男の名は坂田仁(さかたじん)――。かつて99人を殺害した凶悪猟奇殺人犯。通称九十九人(つくも)殺しと呼ばれる彼は、数年前に死刑が執行されているはずの死刑囚である。
これは死刑囚であるはずの凶悪猟奇殺人鬼と、数奇なる運命によって対凶悪異常犯罪交渉係へと着任した刑事達が、猟奇事件に立ち向かう物語。
スナック【サンテラス】の事件奇譚に続く、安楽椅子探偵新シリーズ。
――今度は独房の中で推理する。
【事例1 九十九殺しと孤高の殺人蜂】《完結》
【事例2 美食家の悪食】《完結》
【事例3 正面突破の解放軍】《完結》
【事例4 人殺しの人殺し】《完結》
イラスト 本崎塔也
文字数 608,212
最終更新日 2018.03.27
登録日 2016.08.31
──時は大正後期。その男、探偵の癖に真実を語らず。本業は小説家なり。
地獄の沙汰も口八丁。嘘と本当のニ枚舌。でっちあげの事件簿で、今日も難事件を解決するのだ!
舞台は関東大震災後の東京・銀座。
生活費とネタ探しのために探偵事務所を経営するウソつきな小説家・兎田谷。
顔は怖いが真面目でひたむきな書生・烏丸。
彼らと、前向きに生きようとする銀座周辺の人々の交流を書いた大正浪漫×ミステリー連作です。
※三章で一旦完結予定。
参考文献や引用元出典は完結後にまとめて記載します。
※マイクロマガジン社ことのは文庫ライト文芸賞・最終候補選出作
文字数 57,670
最終更新日 2021.03.02
登録日 2021.02.28
刑事である海東の元にやってくるのは不可思議な事件ばかりで、むごい殺し方をされていれば一思いに殺されている死体が見られていた。
その死体は、体の一部が失くなり見つかる。
最初の被害者の家に行く前に、眼帯の自称探偵と出会う
文字数 19,369
最終更新日 2021.03.05
登録日 2021.02.14
中学2年生の弘山宗徳(ひろやまむねのり)
彼の教室で次々に生徒の私物が消えていく
盗んだのは同じクラスの生徒か
教師か外部の人間か
「犯人は、、、」
予測不能の短編ミステリー
文字数 4,562
最終更新日 2021.03.06
登録日 2021.02.14
【第9回ミステリー大賞への投票、ありがとうございました。このお礼は作品で返していけたらと思っております】
安楽椅子探偵寄りのミステリーの短編集になります。
【第一奇譚】
《二者択一の殺人》【解決】
あるマンションで高校教師が殺害された。捜査線上に浮かび上がったのは二人の容疑者。どちらも容疑を否認しているが、事件当日にマンションの部屋を訪れたのは、この二人しかいない。
色々な意味で常連の刑事が持ち込んだ事件を、場末のスナックのママが推理する。
【第二奇譚】
《死者が鳴らしたナースコール》【解決】
あの病室には、重い病で亡くなった患者の霊が、今でも成仏できずに彷徨っている――。そんな噂が囁かれる小さな病院の、正に噂の部屋で、宿直勤務中の医師が殺害される。
ナースコールを握ったまま事切れていた被害者と、病院にありがちな怪談話。
その病院に、たまたま急性盲腸炎で入院していたママが、今度はベッドの上で推理する――。
【第三奇譚】
《カヨちゃんの恋》【解決】
ある夜、店にくたびれた大学生が来店する。
その落ち込みように声をかけたママは、彼の高校時代に起きたという事件の話を聞かされ、カヨちゃんという生徒の死を、彼が未だに引きずっていることを知る。
果たしてカヨちゃんは事故で死んだのか。それとも自殺だったのか。はたまた殺されたのか。悲壮なる過去に、ママはカウンター越しに推理を始める。
【第四奇譚】
《記号だらけの殺意》【解決】
この結末を教えて下さい――。そう言いながら店に押しかけてきた数名の男女。差し出されたのは、随分と色あせた原稿用紙だった。
彼らは近所の大学のミステリ研究会の部員らしく、その原稿は部に代々受け継がれてきた未完の推理小説。
結末を知ると死んでしまうと噂される呪いの原稿に、あまり乗り気ではないままに向かったママであったが、そこには登場人物の名前が全て記号の、奇怪な物語が広がっていた。
果たして誰がEを殺したのか――。
【第五奇譚】
《冷笑の証明》
未だに雪の残る山中にて女性の遺体が見つかった。警察の調べにより、その遺体が雪崩に巻き込まれて行方不明だった女子大生であることが判明する。しかし、遺体の後頭部には打撲痕が残されており、かたわらにはコンクリートブロックと【冷笑の罰】と焼印が施されたスコップが残されていた。
警察は殺人事件として当時被害者と登山をしていたサークルメンバーへの聞き込みを開始する。
そして、奇妙な因果に誘われて、ママもまたカウンター越しに推理することになる――。
※毎日0時更新
文字数 685,298
最終更新日 2017.05.05
登録日 2015.07.13
「ヒマね。連続密室殺人事件でも起こらないかしら」
ヒロインである前守未咲は小学生の頃から『ありきたりな日常』に飽いていた。部活も入らず、友達といえるのは上月犬一と姫宮楓のみ。中学をありきたりに過ごし、これではいけないと思うが何をしたらいいか分からず途方に暮れる。
ある日、通っている師走高校で、野球部元エース八木一瀬が死体で見つかる。これはチャンス、出来る限り堪能せねば、と脚本作りをして面白おかしい事件に仕立て上げようとする。野球部の後輩であり、現エースの神谷瞬は不幸な巡りあわせから自分が彼を殺したものだと思い込む。
さあ、この辺りから。
オレ達の脚本を始めよう。
文字数 71,342
最終更新日 2020.04.30
登録日 2020.02.02
新本格推理はもう古い!あなたの脳みそをスクランブルする超・本格推理小説のシリーズ第二弾。
今回は、謎解き要素多目です。連続殺人の犯人と、動機と、犯行方法を推理してください。
サトリ少女におとずれた目に見えない少年との初恋。それから10年後に起きた見えない殺人者による恐怖の連続殺人事件の真相とは?
高精度なレンズを制作する小さな会社で、カリスマ社長・花城が自社ビル屋上から転落死するという事件が発生する。警察の検証により一度は事故として処理されるが、続けて二人目の転落死が起きると、なぜか警察上層部からの強い要請があり、県警刑事部捜査一係の山科警部と超科学捜査研究所(S.S.R.I)の宮下真奈美が殺人事件として捜査に乗り込むことになった。しかしその捜査を嘲笑うかのように新たな殺人が発生する。花城社長は着用すれば目に見えなくなる光学迷彩服、インビジブルスーツを研究開発していたというのだが、果たして犯人はこのスーツを着用し、人目に触れることなく犯行に及んでいるのか?他人の心が読めるサトリ捜査官・宮下真奈美、21世紀の金田一耕助の異名を持つ本格派名探偵・金田耕一郎、そして稀代のサイキック探偵・御影純一による三つ巴の推理バトルの行方は?いくつもの謎を散りばめた、おもちゃ箱のような超感覚ミステリイをお楽しみください。
文字数 75,499
最終更新日 2021.02.27
登録日 2021.02.27
★【読者への挑戦状あり】真犯人は誰か当ててみてください!
ある雪山の山荘に吹雪で1週間、閉じ込められてしまった……。
雪山には人狼伝説があり、人狼は人に化けることができ、人を食らうという。
名探偵と女子高生の助手が休暇にその雪山の山荘に招待されたが……。
その翌日、惨殺された客が発見された。
人に化けた人狼が犯人であることは間違いないが……。
誰が犯人なのか、またいつ誰に成り代わっているのかまったくわからない……。
金色の脳細胞IQ250を持つ男・名探偵、輝乃皇・崑児(きののう・こんじ)は、誰が人狼なのかを推理で突きとめることができるのか!?
推理ミステリー
化け物殺人事件~人狼伝説・狼の哭く夜~
あなたは犯人を見破れるか?
文字数 170,341
最終更新日 2021.02.25
登録日 2020.06.21
あなたの推理力と第六感に挑戦する、超感覚ミステリィ。
最初に一言「手を触れずにスプーンを曲げることができるのなら、人の心臓の血管を捻じ曲げることなど容易だとは思わないか?」
2018年某月、新興宗教団体「コスモエナジー救世会」のウェブサイトで予告された人物が、続けて謎の急性心不全で死亡する事件が発生した。
唯一、命を落とさなかった人物は予告後に団体に多額の寄付をしていたことから、警察は計画的な連続殺人事件および恐喝事件と判断する。
しかし、薬物などを用いず、一切の証拠を残さず人を死に至らしめることは可能なのか?そして次に死を予告された人物は内閣総理大臣!その期限はわずか1週間。手詰まりの警察は、特殊犯罪捜査の専門機関であるS.S.R.I(超科学捜査研究所)に捜査協力を依頼した。はたして「コスモエナジー救世会」教主・東心悟は思考するだけで人を殺すことができるサイキックなのか?
文字数 70,008
最終更新日 2021.02.27
登録日 2019.05.16
概 要
探偵倉科源一郎が、数年前まで交際していたバイオリニスト亀井綾乃の周辺で連続して三件不審な死亡事件が起きた。
倉科が最初に事件を知ったのは、かつての知人三村里香の殺害事件で、亀井綾乃は三村里香の近所に住み、三村里香にビオラを教えていた。
事件の少し前、倉科は三村里香が勤めるクラブで彼女から亀井綾乃の周辺で起きている奇妙な話を聞いた。
その内容は、亀井綾乃の親友であり、四重奏ユニットを組んでいた、福岡在住チェリストの榊江利子、名古屋在住バイオリにストの鈴木正恵が連続して不審な死を遂げたことであった。
三村里香は四重奏のメンバーとは何の関係も無いのが不思議に思えたが……。
探偵学校講師として名古屋出張の際、学生時代からの友人である弁護士の竹橋登から鈴木正恵の不審死について聞かされ、倉科は深い疑いを持った。
弁護士竹橋の依頼で福岡に赴いた倉科は、榊江利子の死に益々疑問を深めた。
福岡は密室殺人と名古屋の件は、偽装事故との疑いを深めるが確証がつかめない。
クラシック業界、音楽大学の闇、南満州鉄道、東トルキスタン独立運動、戦前からの深いつながり等、倉科を迷わせ、翻弄する錯綜した事態の中で、偶然に、推理の糸口が見つかり、解明に向けた倉科の奮闘が始まる。
文字数 125,005
最終更新日 2021.03.05
登録日 2020.09.07
推理はゲーム。
そう言い切る根性がひん曲がった探偵、フー・ダニット。
彼の推理は、すべて頭の中で完結する。
まるでクイズを解くよう机上で完了する。そののち現場に赴き、答え合わせを行う。それでも的中率は実に96.32%となる。もはや彼にかかれば解決できない事件はないとさえ言い切れる。加えて、彼の性格を、よく表しているのが依頼人との駆け引きだ。
つまり、
フー・ダニットは依頼人とゲームを行う事を人生の愉しみとしている。
ゲームとは、無論、推理。
自分は事件を、すでに解き、解決しているにも関わらず、真実を口にしない。依頼人自身に推理をさせて詰まればヒントを出す。解決の糸口だけを与える。無論、ヒントは有料であり、依頼料とは別にヒント料というものを取る。その額、一回につき5万円也。
5万円とは一般庶民にとっては決して安いものではない。
むしろヒントを聞くのが膨大な数になればヒント料だけであり得ない金額になる。
もちろん、始めに依頼料もとっている。
これを平然と行うフー・ダニットを性悪と言わずして、何と言うのか?
彼曰く、
依頼人が出す答えこそが自分の答えよりも面白くて興味深い。だから金銭という負荷をかけて真剣に推理を行ってもらうのです。そして彼らの解を愉しむ。どういった感情で、どういった思考を行ったのかを考えるのが楽しくて仕方がないのですと。
そんな彼に、遊ばれる為、今日も哀れなる子羊(※依頼人)が彼の下へと訪れる。
推理の荒波が押し寄せてくる戦場へと。
さあ、哀れなる子羊よ、翻弄されて煙にまかれるがいい。
この謎多き世界の片隅で。
文字数 18,975
最終更新日 2021.03.05
登録日 2021.02.21
関東の某県郊外にある穏やかな中規模都市「枝伏木〈えふすき〉町」。その町の心霊スポットを取材にやって来た徳丸学園新聞部一同は、そこで二体の死体を発見してしまう。死体のうち一体はホームレス風の中年男、そしてもう一体は、なんと自分たちが通う徳丸学園の生徒だった。
ホームレス風中年と高校生。
この不釣り合いな組み合わせの殺人事件の謎を解明すべく、徳丸学園新聞部が調査を開始する。
文字数 59,507
最終更新日 2021.03.05
登録日 2020.12.05
現実の面白味のない探偵業に辟易する男。しかし彼の姪っ子は、推理小説のごとき実在する『名探偵』だった。
「この事件は、おじさんに解明してほしいんだ」
ある日『美少女探偵』の通り名を持つ姪にそう託され、平凡な探偵は彼女の最後の事件に直面する。
燻んだ凡人探偵の中年叔父と、フィクションのような名探偵の女子高生姪の、『探偵』を巡るミステリー短編。
※他サイト(小説家になろう・カクヨム・ノベルアッププラス)にも掲載中。
文字数 5,373
最終更新日 2021.03.03
登録日 2021.03.03
ここは、都内某所にある、ビルの地下二階。
この階に来るには、エレベーターでは来ることはできず、階段で降りる他ない。
ほとんどのスペースはシャッターが閉まり、テナント募集の紙が貼られていた。
しかし、その一角にまだ日の高いうちから、煌々とネオンの看板が光っている場所が存在する。
『ホームズ』看板にはそう書かれていた。
これだけだと、バーなのかスナックなのか、はたまた喫茶店なのかわからない。
もしかしたら、探偵事務所かも…
扉を開けるそのときまで、真実は閉ざされ続ける。
次話公開時間:毎週水・金曜日朝9:00
本職都合のため、急遽予定が変更されたり、休載する場合もあります。
同時期連載中の『レトロな事件簿』と世界観を共有しています。
文字数 194,810
最終更新日 2021.03.05
登録日 2020.04.04
eスポーツだのVRだのARだのが日本国内でもぼちぼち受け始め、お金になる目処が付いたとあってか、様々なジャンルのゲームが仮想空間でのそれに移植された。その一つ、推理系のゲームは爆発的ではないが一定の人気が見込める上に、激しい“操作”が必要でなく、代わりに探偵になりきっての“捜査”が受けて、大規模な大会が開かれるまでになった。
文字数 41,545
最終更新日 2020.04.28
登録日 2020.03.15
<Webコンテンツ大賞 第1回 ホラー・ミステリー小説大賞 特別賞>
応援いただきありがとうございました。
読んでくださった方、いつもお力添えくださるS先生に心からの感謝を……
今後も精進いたしますので、何卒宜しくお願い致します。
一編一編、独立したエピソードです。
何処から読み始めても差し支え御座いません。
作品によっては大幅な加筆修正がある可能性がございます。
■あらすじ■
小江戸川越、菓子屋横丁のはずれ。探偵と助手にとっての『日常』を描いた推理小説です。実在の街並み、お菓子、車などを織り込んでいます。
(注意:架空の店舗、路地などもあります。実在する全ての個人・団体等とは関係がありません)
殺人事件に直面するたびに、助手は過去の痛みを思い出してしまいそうになりますが、探偵は言いきかせます。
「大切な人を失った悲しみにつかまってはいけない。今日も、昨日と同じ、ただの一日だ」
だから彼らは『日常』を大切にしています。
注意)元厨二の探偵、苦労人男子高校生、働き過ぎの刑事、書かない作家……残念ながら、残念なイケメンしかいません。
1)本日のおやつは、さつま芋パイです。<加筆修正&再度公開>
2)運転者にはノンアルコールのカクテルを。<改訂版と差し替え>
以下、続く
文字数 158,125
最終更新日 2018.09.04
登録日 2017.11.20
探偵の鳳馬頭写楽が異世界に行く前もしくは戻って来たあとの事件……かもしれないし、単なる同名異人かも。
ホームズ風の探偵とワトソン風の記述者が、一つ事件を片付けたあと、次の依頼に応じて館に向かうところから始まります。現代こそ、館ミステリに必然性が生まれた!?
文字数 32,688
最終更新日 2020.04.30
登録日 2020.03.13
安生寺家の小学生になる長男・琢馬が誘拐された。自宅郵便受けに投函されていた手紙には、身代金の要求を示唆するとともに、警察に通報した場合は人質の安全を保証できないことも記されていた。これを受けて安生寺家の主であり、父親でもある安生寺洋は、警察には報せないという決断を、邸宅内にいた者全員の前で宣言する。主の決定に疑問も上がったが、子供の命にはかえられないと全員が承知した。
誘拐犯からの連絡を待つ、何とも言えない張り詰めた時間が流れる。その静かなる緊張を破ったのは、犯人からの連絡ではなく、悲鳴だった。
広い邸内で、人が殺されていたのである。状況から判断して、安生寺宅に留まっている者の中に殺人犯がいることは間違いない。こんなときに、誰が、何のために?
文字数 21,291
最終更新日 2020.04.23
登録日 2020.03.11
文字数 12,131
最終更新日 2021.03.01
登録日 2021.02.09
鍵を失くしたマミが出会ったのは、赤いカラコンを付けた不思議な女性だった。 彼女は赤下ムムと名乗り、マミの母親失踪事件を解決すべく動き出す。マミの母親には、娘のマミも知らない秘密があって……
文字数 108,356
最終更新日 2021.03.01
登録日 2021.03.01
文字数 88,769
最終更新日 2021.01.27
登録日 2019.10.03
「はい。カナンデラ・ザカリー探偵事務所です。……いえ、結婚相談所ではございません。売れ残りの美形男子が二人おりますが、一人はジゴロ体質で、もう一人は口煩い母親タイプです。如何ですか……あ、左様でございますか。かなり美形ですのに。はい。顔だけで生きておりますが、あ、いらない。わかりました。はい。ご機嫌よう」
ラナンタータは天使と身間違う外見なのに毒舌家。従兄のお洒落なゲイ探偵カナンデラと、ショーファー兼ボディーガードの美形男子ラルポア・ミジェールの三人で、マイノリティの生きやすい社会作りを目指し、『アルビノ狩り』に狙われながらも、世界を変えるという意志を以て前向きに事件解決に挑む。ほっこりするかどうかはあなた任せのハードボイルドサスペンス。
文字数 300,080
最終更新日 2020.06.03
登録日 2019.12.03