ミステリー 刑事小説一覧
雪弥は、自身も知らない「蒼緋蔵家」の特殊性により、驚異的な戦闘能力を持っていた。正妻の子ではない彼は家族とは距離を置き、国家特殊機動部隊総本部のエージェント【ナンバー4】として活動している。
彼はある日「高校三年生として」学園への潜入調査を命令される。24歳の自分が未成年に……頭を抱える彼に追い打ちをかけるように、美貌の仏頂面な兄が「副当主」にすると案を出したと新たな実家問題も浮上し――!?
日本人なのに、青い目。灰色かかった髪――彼の「爪」はあらゆるもの、そして怪異さえも切り裂いた。
『蒼緋蔵家の番犬』
彼の知らないところで『エージェントナンバー4』ではなく、その実家の奇妙なキーワードが、彼自身の秘密と共に、雪弥と、雪弥の大切な家族も巻き込んでいく――。
※「小説家になろう」「ノベマ!」「カクヨム」にも掲載しています。
文字数 304,086
最終更新日 2022.06.23
登録日 2022.06.23
刑事課に所属する主人公は、『通常』の証拠とは別に、『特殊』な方法で事件の真相を追うことができる。それは、事件現場に残った被害者の霊から出される思念を読み取ること。
霊達から感じる後悔、無念、時には背筋が凍るような恨み…、様々な声にならない声に、主人公は耳を傾けながら事件の真相に迫る。
「あなたは、なぜ死んでしまったの?」
追記(3/4)
題名はミステリアスな雰囲気を醸し出してますが、だんだんと主人公(平端)の奔放さに振り回される先輩(塚本)、みたいな話になってきました。ホラー要素は全くありません(私がホラー苦手なので書けません)ので、気軽に見ていただけたら嬉しいです。
文字数 92,261
最終更新日 2023.03.13
登録日 2023.02.28
正義感かつ熱血漢あふれる刑事が自身を狙撃した犯人を追跡。やがて、この出来事がきっかけに自身の関係者が様々な殺人事件に巻き込まれる事態に発展する。しかし、その犯人を追う内に大手有名企業と裏組織、そして警察組織を巻き込む巨大な陰謀を知る事となる。そして、彼が望み求めた真実の果てには…
文字数 12,515
最終更新日 2022.04.08
登録日 2021.11.09
警察本部に届いた一本の動画。
それは、『ソサエティ』と名乗るテログループからの爆破予告であった――。
警察学校の同期であり、当時新米刑事であった『黒野 千歳(くろの ちとせ)』と『白石 一真(しらいし かずま)』は偶然にも、ソサエティが爆破予告をしたビルの近くにいた。
この犯行声明が悪戯でない事を警察に分からせる為、テログループのソサエティは1つのビルを予告通り爆破した。
これで一気に動き出した警察。
一早く建物へと着いた黒野と白石は、急いで皆を避難させた。
だが避難の途中、ソサエティのハッキングによって建物に突如鍵がかかってしまい、黒野と一般人数名が取り残されてしまった。それは白石のいた建物でも同じ事が起こっていたのだった。
そんな時、再びパソコンにソサエティが映し出され「ここから逃げるには爆弾を解除するしかない」と告げられてしまった2人。
自分と共に取り残された市民を救う為、黒野と白石は爆弾を解除する事を決めた。
そして爆発物処理班からの指示を受けながら、2人何とか爆弾を解除するのに成功したのだった。
……かに思えたが、まだ爆弾は完全に解除されていなかった。
なんと白石の方の爆弾には黒と白の2本のコードが残されており、どちらを切っても黒野か白石のビルが爆破されてしまうという状況へ追い込まれてしまった。自分と市民達。命の決断を迫られた白石は、遂に切るコードを選んだ――。
「一真ぁぁぁぁぁぁッ!!」
――ドォン……。
そしてその猟奇テロ事件から6年。
平穏で静かだった日常に、再びソサエティと名乗る者達から警察宛に爆破予告が届いた。6年前と同じ名前に同じ手口。未だ捕まっていないソサエティをずっと追って来た黒野の前に、遂に奴らが現れたのだった。
「――絶対逃がさねぇ」
テログループの犯行の動機とは……?
予想だにしなかった驚きの真相とは……?
全ての謎を解き明かし、黒野は次こそテログループ犯を捕まえることが出来るのか――。
文字数 58,353
最終更新日 2022.03.01
登録日 2022.02.22
怪盗団の仲間が、怪盗活動とは全く関係のない事件の容疑者になってしまう。もちろん冤罪だ。
我々怪盗団は悪者からの盗み以外の犯罪を犯すつもりはないのだから。今のところは。
なので、ミッション中に偶然にも警察の捜査を手助けしてあげた事や昔のコネを使って、拘束されている仲間を釈放してくれるように頼みに行った。それが、このような展開になるとは……
大怪盗が名探偵になんてなれるのだろうか?
文字数 27,018
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.03.06
あなたの推理力と第六感に挑戦する、超感覚ミステリィ。
最初に一言「手を触れずにスプーンを曲げることができるのなら、人の心臓の血管を捻じ曲げることなど容易だとは思わないか?」
2018年某月、新興宗教団体「コスモエナジー救世会」のウェブサイトで予告された人物が、続けて謎の急性心不全で死亡する事件が発生した。
唯一、命を落とさなかった人物は予告後に団体に多額の寄付をしていたことから、警察は計画的な連続殺人事件および恐喝事件と判断する。
しかし、薬物などを用いず、一切の証拠を残さず人を死に至らしめることは可能なのか?そして次に死を予告された人物は内閣総理大臣!その期限はわずか1週間。手詰まりの警察は、特殊犯罪捜査の専門機関であるS.S.R.I(超科学捜査研究所)に捜査協力を依頼した。はたして「コスモエナジー救世会」教主・東心悟は思考するだけで人を殺すことができるサイキックなのか?
文字数 70,053
最終更新日 2021.02.27
登録日 2019.05.16
*2021/04/29完結いたしました。改定等々しますが、ご愛好をありがとうございました!
※2020/04/26 以前の更新で琥珀の慟哭47話が、琥珀の慟哭28話と同じものでした。正しいものを掲載しました。大変ご迷惑おかけします。
※2019/10/20、【川本宝飾店】からの改題。タイトル変更しました。
思い出が見える宝石買取店
あらすじ・川本リカコは、【物に触れると過去が見える】。親から引き継いだ宝石買取店を営んでいる。そこで持ち込まれた宝石たちの過去とリカコは向き合う。
☆【アクアマリンのため息】は拙作、【黄昏の教室】の後日譚です。
☆注意☆
作品の無断転載、改変、盗用はご遠慮下さい。
著作権は当方にあります。
表紙は2018年12月16日に神戸のルミナリエを当方が撮影したものです。
イメージソング
Sia / Alive
近野淳一 / 鍵
ウェブ小説投稿サイト公開履歴
2018/09/30~2019/02/24 某小説投稿サイトに公開
2019/02/05 カクヨム 公開開始
2019/02/19 アルファポリス 公開開始
文字数 393,301
最終更新日 2021.04.16
登録日 2019.02.19
警視庁の給料泥棒――『特命捜査班』
2020年。相棒を亡くし、特命班へ島流しになった成海荘太は、かつての正義感もなく抜け殻のような日々を過ごしていた。
1997年。真面目で正義感の強い刑事、波田泰は、一つの誘拐事件を担当する。
眠りに落ちた二人は、お互いの体で目覚める。
時空を超えた捜査は知られざる因縁を解きほぐし、やがて一つの未来へ辿り着く。
※カクヨムにも載せています
※SF要素のあるミステリー。第一部完結ずみです。
文字数 324,968
最終更新日 2023.04.09
登録日 2023.04.08
『ディープフェイク』AI顔交換アプリから、新たな犯罪が生まれた――
法創造が追いつかぬ現代。
先進国の深い闇は、すぐ目の前までやってきている・・・・・・
警察関係者によると、容疑者のドライブレコーダーには走行履歴が残っていた。遺体が見つかった山中は、2人が落ち合ったファミレスから車で50分ほどの距離にある。事件当日の12日午後6時前、山中に着いた容疑者はその場に2時間ほどとどまり、その後に勤務先へと向かっていた。被害者の死因は急性窒息。首には圧迫された痕があり、車の中で首を絞められたとみられる。
死亡後に埋められたことも判明している
カクヨムでは、「遺体を埋めたのは間違いない」で連載していました。
角川の会長が逮捕されたので、こちらに引っ越しました⇨
文字数 18,560
最終更新日 2023.03.01
登録日 2022.11.26
ブレーキとアクセルを踏み間違えて交通事故をおこした老人の裁判を担当することに
なった弁護士が射殺されました。犯人は一体誰、そして、殺害をした理由は?
もちろん、解決をするのは刑事 佐川敏です。
文字数 13,417
最終更新日 2021.12.10
登録日 2021.12.03
都内住宅街の小さな公園で若い女性の他殺体が発見された。その手口は少し前の女性刺殺事件のものと酷似していた。連続殺人犯による二例目の殺人事件なのか。警視庁に捜査本部が設置され広域犯罪捜査対策室も後方支援することになった。
文字数 16,768
最終更新日 2023.03.10
登録日 2023.02.28
木村太郎は、普段はぐーたら刑事で仮眠室で寝ているが事件が起こると頭脳明晰な天才刑事になる。一瞬で事件解決します。
文字数 113,344
最終更新日 2022.03.02
登録日 2018.04.01
わたしは、ふたつの顔を持っている。ひとつは、大学の2年生の初々しい顔。そして、もうひとつは、身体をはって事件などの調査をする探偵の顔です。
今のところヴァージンです。だから、犯人に犯されるっていうのは、あまり望んでいない。
だけど、人使いの荒い松田探偵事務所の雇われ所長の優作くんの決まり文句が、いつも事件の度に「友香ちゃん、おとりになってくれる!」なんです。
花の女子大生に対してひどいと思いませんか?それでも探偵の家の家系のDNAなのか?事件が舞い込むと身体がウズウズするんです。ほとんど病気ですね。
だからオンナを武器に、潜入調査もする。
まだ、桜のつぼみも膨らみはじめた、ある日のこと・・・都心で『連続婦女暴行事件』が、発生する。警視庁は、他に大きな事件を抱えていて、被害者の女子大生たちの訴えなどを、真剣に聞こうとしない。
そこで、わたしたち探偵の出番となる。
自分も女子大生なので、おとりとなるが・・・
文字数 36,915
最終更新日 2020.03.02
登録日 2017.09.30
「木」に関連している三つの事件が起きた。
捜査に行き詰った警察は”綿時つむぎ”に協力要請をした。
普段は神社の巫女だが、樹木と話ができる”木霊師”であった。
400字詰め原稿用紙:363枚(前編後編合計)
文字数 123,417
最終更新日 2021.12.29
登録日 2021.12.29
文字数 92,830
最終更新日 2019.06.30
登録日 2019.05.06
いつもの日常が壊れていく。
ある日kkが突然事件に巻き込まれていく。
なぜ?みんな?
言葉とは。
※ひらがなですが
内容的にわざと書いています。
あと、少し難しいかもしれません。
読みにくくてすみません。
※分かりやすいように一部登場人物2を書きました。
※日常7書きました。
※続きの夢を書きました。事件は繋がっています。
※9-4少し書き足しました。
※9-5書きました。
文字数 21,869
最終更新日 2023.06.23
登録日 2022.09.23
福岡県朝倉市を舞台に据えた、連載刑事小説です。刑事たちが、盗まれた拳銃2丁を巡って、取り返すため、難事件に挑みます。第6回ホラー・ミステリー小説大賞にエントリーいたします。大賞を狙いたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
文字数 11,919
最終更新日 2022.08.21
登録日 2022.08.18
【バックナンバーは、どの作品からでも問題なく読めます】
アパートの一室で、医学生が1人撲殺された。
偶然、捜査の現場に居合わせた探偵・宇治十条は、現場に残されたカレンダーに違和感を覚える。
わずかな手がかりから宇治十条が導き出す、意外な凶器を使った「まったくチープなトリック」とは?
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筑波大学学園祭「雙峰祭」にて、筑波大学ミステリー研究会が出店する喫茶店で、毎年出題しているミステリクイズ、「5分間ミステリ」のバックナンバーです。解答編は、問題編公開の翌日に公開されます。
5分間と書いていますが、時間制限はありません。
Vol.11は、2016年に出題された問題。
今回は意外な凶器もの。
論理的な推理と、ひらめきの両方が必要です。
文字数 8,426
最終更新日 2019.10.29
登録日 2019.10.28
日本のとある大学に、一風変わった同好会があった。その名は『ミステリー研究会』。名前はありふれていても、活動内容は異質そのものだった。彼らはこの2年間、たった一人の人物を追っているのだ。正体も分からず、どこに居るのかもわからない。そもそも存在しているかも分からないそんな存在を、彼らは今日も追っている。
文字数 2,324
最終更新日 2021.08.10
登録日 2021.08.10
一ヶ月前に新設された『特殊案件共同捜査本部(仮)』。部署の目的は、増加する自殺者数が誤りでないことを証明⁈そんな適当な部署に配属されてしまった住田は、日がな一日都内を歩いていた。ある日、公園で会った知らない女、次の日も、その次の日も、段々と出会いが偶然じゃなくなり……?自称探偵を名乗る女と、左遷部署に配属された警部(と愉快な仲間二人)の真実を探る話。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
文字数 16,422
最終更新日 2021.03.24
登録日 2021.02.21
主人公はシェル。25歳の警察官。シェルはすごく頭がきれて、これまでいくつもの事件を解決してきたため、周りからは一目おかれた存在でみんなからは『神刑事』と呼ばれている。そんな、シェルがいろいろな事件を解決していく。
そして、シェルには仲のいい3年先輩の黒木幸助と1年後輩の坂崎智喜がいる。
文字数 4,213
最終更新日 2016.03.19
登録日 2016.03.18
警視庁捜査一課に所属する白家 直也(しろいえ なおや)は、7月に起きたある事件を捜査することとなった。その事件は生後半年も満たない乳児が次々と誘拐されるという凶悪な事件内容だった。しかし捜査は日を増すにつれ困難なものとなっていき、一人の乳児が殺害されたことにより事件は大きく動いていった。
文字数 3,844
最終更新日 2019.01.22
登録日 2019.01.15
『草花静寂にして、銀杏を揺らした風は止んでいた。けれどもそこに、先程までの暖かい陽光はない。枝に佇む鳥たちは知っているのだ、虚ろな秋空を。風凪の、暫し異様な静けさは、いずれ嵐となる前触れなのだということを。故に、じっと留まるのだ』
静岡県JR三島駅前のビル屋上で女性の絞殺死体が発見された。直ちに三島署に捜査本部が組織され、本部長に若き県警の警部 新見啓一郎が任命された。
被害者は、何故殺されたのか……最期に残された彼女の日記から死の真相が明らかになって行く。そこには、惻隠の情が読みとれた。
「警察官の正義とは何か、それは被害者の無念を晴らすことだ」
新見の脳内を、自身の言葉が駆け巡る……
『真由理』との静かな対話の中で、新見啓一郎の推理が始まった。
新見啓一郎を中心に、登場人物それぞれの個性と、情景描写、心情描写を大切にしたヒューマンドラマ、ホワイダニットミステリーを描いています。
描写の中に、伏線を多数張り巡らせております。10万文字小説ですが、一気に読めると思います。
麻生 真由理……
文学部出身で、市立図書館の受付をしながら小説家を志していた彼女の洞察と聡明さに、憧れ以上の感情を抱いていた。新見の思考回路には『真由理の部屋』が存在し、彼女の思念と照らし合わせることで、事件の[不条理な闇]ともいえる刹那を、平明に捉えることが出来るようになる。
文字数 103,342
最終更新日 2024.03.10
登録日 2023.12.21
静岡県東部の東谷湖フィッシングエリアで、釣りライターのワンダートムこと和田努が変死体で浮かんだ。鬼警部・梔紫微斗(くちなししびと)が駆け付ける。
参考:この作品は、個人サイト『天安文庫』に連載した「梔紫微斗(くちなししびと)の事件簿 〜ワンダートム殺人事件〜 」を加筆・修正したものです。
文字数 4,400
最終更新日 2018.10.24
登録日 2018.10.24
1分で完結するショートショート(超短編)です。桜が満開の季節…いよいよ春が来た!と言う空気の匂いが大好きなちゃぼ茶です。
満開の桜の木の下に埋まっている…夏になっていないのにこんな話は少しはやいようですね…
文字数 491
最終更新日 2023.04.29
登録日 2023.04.19
東京は丸の内。
オフィスビルの地階にひっそりと佇む、暖色系の仄かな灯りが点る静かなショットバー『Huster』(ハスター)。
事件記者の東城達也と刑事の西園寺和也は、そこで車椅子を傍らに、いつも同じ席にいる美しくも怪しげな女に出会う。
東京駅のコインロッカーに遺棄された黒いキャリーバッグに入っていた奇妙な死体と、一都三県にばらまかれた、異様なバラバラ死体にまつわる事件の顛末を描く『怠惰な死体』。
西園寺の下に届いた、記憶障害者か知覚障害者が書いたとしか思えないような奇怪な手記にまつわる恐るべき事件の顛末を描く『腐臭の供儀』。
突如として地下街に現れた死体。犯人対探偵の息もつかせぬスリリングな駆け引きのミステリーを描く『白の女王』を含む、三編を収録。
難解にしてマニアック! 名状し難い悪夢のような複雑怪奇なブッ飛んだ事件に、ブッ飛んだ名探偵が挑む、謎解き連作型本格ミステリー中編集。
カバーデザイン 歩いちご(coconala)
※横書き・明朝体・黒背景白文字の読書設定でお読み戴くと、より重厚な本格ミステリーらしい雰囲気でお楽しみ頂けます。
文字数 648,308
最終更新日 2021.12.09
登録日 2018.05.17
文字数 127,149
最終更新日 2022.03.31
登録日 2022.03.02
フリーターの青年・八尾《やお》が気が付いた時、足元には死体が転がっていた。
見知らぬ場所、誰かも分からない死体――混乱しながらもどういう経緯でこうなったのか記憶を呼び起こそうとするが、気絶させられていたのか全く何も思い出せない。
しかも自分の手には大量の血を拭き取ったような跡があり、はたから見たら八尾自身が人を殺したのかと思われる状況。
誰かが自分を殺人犯に仕立て上げようとしている――そう気付いた時、怪しげな女が姿を現した。
意味の分からないことばかり自分に言ってくる女。
徐々に明らかになる死体の素性。
案の定八尾の元にやってきた警察。
無実の罪を着せられないためには、自分で真犯人を見つけるしかない。
八尾は行動を起こすことを決意するが、また新たな死体が見つかり……
※動物が殺される描写があります。苦手な方はご注意ください。
※登場する施設の中には架空のものもあります。
※この作品はカクヨムでも掲載しています。
©2022 新菜いに
文字数 133,425
最終更新日 2023.03.24
登録日 2023.02.26
私は探偵事務所で働くアシスタントのジェーン。ある日、美女エリザベスが訪ねてきて、彼女の大切な宝石が盗まれたというのだ。
エリザベスは元夫が犯人だと疑っていたが、窓からの侵入痕跡を発見してからは混乱していた。私たちは、宝石を取り戻すために、エリザベスの家に捜査に乗り出した。
しかし、事件は思わぬ展開を見せた。窓からの侵入痕跡をたどっていくと、私たちはエリザベスの元夫の家にたどり着いた。彼はエリザベスの宝石を盗んだのだろうか?
文字数 1,022
最終更新日 2023.05.06
登録日 2023.05.06
健ヶ崎区は滅多に事件が起きない平和な町だった。
交番に勤めながら、捜査一課が担当する事件に唯一関わる事の出来る西坂。しかし、西坂の妻は幼い頃にとある事件を起こし、さらにその一件で入れ違いが起こっていた。
平和な町で起こる連続殺人事件、狙われるのは全て母親ばかり、なぜ母親ばかりが狙われるのか。
西坂は妻の過去に一歩ずつ向き合っていきながら、真相に近づこうとする。
そんな折、室町と名乗る人物が現れる。室町は西坂の妻と知り合いであり、西坂はあちこちで室町に出会い弄ばれる。
しかし、室町と会ったことで事件の歯車は更に加速していく。
真犯人に辿り着いた西坂は、今の彼女しか救うことしか出来なかった。過去のことはもう変えられない。ただ、未来はこれから紡がれる。そして、事件から二年後、西坂の家は騒がしくなっていた。
文字数 43,805
最終更新日 2016.08.23
登録日 2016.08.23
【第6回ホラー・ミステリー小説大賞・奨励賞受賞作品】資産家の九竜久宗六十歳が何者かに滅多刺しで殺された。現場はある会社の旧事務所。入室する為に必要なカードキーを持つ三人が容疑者として浮上。その内アリバイが曖昧な女性も三郷を、障害者で特殊能力を持つ強面な県警刑事課の松ヶ根とチャラキャラを演じる所轄刑事の吉良が事情聴取を行う。三郷は五十一歳だがアラサーに見紛う異形の主。さらに訳ありの才女で言葉巧みに何かを隠す彼女に吉良達は翻弄される。密室とも呼ぶべき場所で殺されたこと等から捜査は難航。多額の遺産を相続する人物達やカードキーを持つ人物による共犯が疑われる。やがて次期社長に就任した五十八歳の敏子夫人が海外から戻らないまま、久宗の葬儀が行われた。そうして徐々に九竜家における秘密が明らかになり、松ヶ根達は真実に辿り着く。だがその結末は意外なものだった。
文字数 215,928
最終更新日 2023.02.14
登録日 2023.02.13