ホラー 妖怪小説一覧
どうも、松岡真事が失礼致します。
皆様のおかげで完結しました百物語『妖魅砂時計』―― その背景には、SNSで知り合いました多くのフォロワーの方々のご支援も強い基盤となっておりました。
そんなSNS上において、『おまけ怪談』と称して画像ファイルのかたちで一般公開した〝超短編の〟怪談群がございます。決して数も多くはありませんが、このたび一つにまとめ、アルファポリス様にて公開させて頂くことを決意しました。
多少細部に手を入れておりますが、話の骨子は変わりません。 ・・・アルファポリスという媒体のみで私の作品に触れられた方には初見となることでしょう。百物語終了以降、嬉しいご意見を頂いたり、熱心に何度も閲覧されている読者様の存在を知ったりして、どうにか早いご恩返しをしたいと考えた次第です。
また、SNS上で既にお話をご覧になった方々の為にも、新しい話を4話、書き下ろさせて頂きました。第1話、第3話、第5話、第7話がそれに当たります。他の話と釣り合いを取らせる為、800文字以下の超短編の形式をとっています。これを放出してしまうと貯金がほとんどスッカラカン(2018年11月初頭現在)になってしまいますが、また頑張って怖いお話を蒐集してカムバック致しますので、お楽しみにを。
それではサクッとお読み下さい。ゾクッときますので――
文字数 3,905
最終更新日 2018.11.06
登録日 2018.11.06
この世には、人の目には見えない幽霊、妖怪おり、怪奇現象がある。
しかし!
彼らが恐ろしいと、誰が決めたのか?
人にも色々いるように、妖怪や幽霊にだって変わった奴らはいるものさ!
俺の周りはそんなのしかいないけどな!!
『霊が見えて触れられる』という得意な霊感体質の少年とその仲間達が出会う愉快な幽霊、妖怪達とのホラーギャグストーリー。
文字数 46,902
最終更新日 2015.11.23
登録日 2015.10.01
文字数 52,171
最終更新日 2017.05.27
登録日 2017.05.27
寛容な心でお臨みください。本作品はホラーギャグとしてお楽しみいただければ幸いです。
文字数 1,176
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.08.24
山奥にあるとある館。そこは座敷童がいるという話があるくらいにはひと気がなく不気味だった。そんな館を取材しに来た奥野大和は館に入った直後、閉じ込められてしまう――館から脱出する間に出会った奇妙な仲間たちとともに、この魑魅魍魎あふれる館からの脱出を試みる――
文字数 11,811
最終更新日 2019.06.29
登録日 2019.05.07
不思議なことが大好きな八重樫先輩に振り回されて、様々な怪奇現象を体験していく
文字数 10,758
最終更新日 2020.12.03
登録日 2020.10.25
強力な霊能力を持つ柳田尊は或る日の夜、
天界へ辿り着けなかった死者の魂が行き着く冥界にある“街”に迷い込んでしまった。
そこで琥珀と名乗る謎の男に出逢う。
琥珀に導かれ、尊は自身に襲いかかる災難を振り祓い、現世に戻ろうとするが…
ホラー系(にしたい)ショートショートコメディ
ハジマルヨー‼︎
文字数 1,239
最終更新日 2021.03.18
登録日 2021.03.18
文字数 19,034
最終更新日 2023.09.25
登録日 2023.09.25
こんな噂、都市伝説がある。
【子外離】という部落にはどんな理由があっても行ってはいけない。行ったら最後二度と帰ってはこれない。戻ってきてもその人には絶対に子供は産まれない。
しかし肝試し、度胸試しで、気になるからという理由で部落に行く人は後を絶たない。そして必ず行った人は戻ってはこない。もしくは後悔する。
その部落の噂とは別で。都市伝説では子供を虐待した親が変死する事件も後を絶たない。しかし犯人は見付からず虐待された子供は行方不明になる。この都市伝説では親を殺したのは
不死者となった親から虐待され行方不明になった元我が子という話が有力説されている。
その不死者となった子供たちは子外離という部落で暮らしている。妖怪となった呪具コトリバコと一緒に。
子外離という部落の噂を知った高校生の家代翔琉とクラスメートで幼なじみの家神瑠花は禁忌を破り部落へ向かい恐ろしい目に遭う。
文字数 25,784
最終更新日 2023.08.18
登録日 2023.08.04
植物の様に水と太陽光で必要な養分を作る機能を持った人間「植物人」を生み出す薬を作った男がいた。
男は病から人を救うと言う名目でその薬を使い続ける。
だが、薬を奪われない限り枯れない植物「植物化」になってしまう者、人から精気を喰らう化け物「植物妖」になり果てる者が大半だった。
男は結局は病で死んだ。多くの植物人、植物妖たちを残して。
これはその薬から生まれた植物化、植物妖たちを枯る「殺め」になった男の話。
※同タイトルの作品があった為、タイトルや造語を変更しました。
文字数 26,836
最終更新日 2023.12.02
登録日 2023.10.17
文字数 3,051
最終更新日 2021.05.23
登録日 2021.05.23
人は死んだら腐りはて、白骨死体と化す。その骸骨に人々はどんな思いを抱いたのか?
ここは或る村で、死んだ家族の墓を数年後掘りおこし、頭蓋骨を泥と死肉を洗い流す。そしてしばらく天日干しする。そうすると白い骸骨が出来上がる。
家族で彼らは仲間の遺体に、丁寧に植物や岩、赤土の溶いた塗料で丁寧に芸術作品を創る儀式が或る。
花や植物の紋様。魔除けの紋様。天空の模様。鳥や獣の模様。
彼らはその骸骨を守り物とし、自然に凍った冷凍の洞窟に収める。
中央には祭壇。食べ物と葬列の花。綺麗な石。貝殻など死者を供養する綺麗な者ばかり集めて供えている。
供養だ。
喪った家族の痕跡、証はこの頭蓋骨の山によって残される。
彼らはそれに安堵し、ああまだいるんだわと錯覚をし、心の安寧を取り戻す。
村だけの祭りは、それぞれの最近死んだ骸骨を取り出し、子供たちに抱かせ村中を回り、美しい景色、先祖の創り出した遺跡などを見せる。
一周した後、洞窟に丁寧に収める。その後で大人も子どもも開放的な祭りが始まる。
その一役をかうのが、骨にまじないの紋様を書く呪術者である。
他にも託宣や、予言をするシャーマンである。
文字数 12,675
最終更新日 2023.03.24
登録日 2023.02.03
謎めいた男の子。そして、犯罪者。何かが起ころうとしていた。
猫惨殺事件の犯人が逮捕された。
だが容疑者は意味不明な言動をしていた。
『鬼猫』との言葉だ。
その新聞記事を見た音場愛莉は鬼猫鎮神社へ駆け出す。
一方、加地大和はありえない光景を目にしていた。赤茶トラ猫を追うように巨漢の力士と小さな大黒様を見てしまう。幽霊が見える大和でも度肝を抜かれた。そんな中、大和のアパートの大家さんのところで子猫が産まれて癒される。
だが、その猫たちに悲劇が。
鬼猫を追って行動開始する愛莉。わけがわらないでいる大和。
はたして元凶は鬼なのか、それとも……。
文字数 81,885
最終更新日 2018.06.24
登録日 2018.05.29
文字数 11,485
最終更新日 2023.01.09
登録日 2022.12.31
通称、ナキ症候群は八重桜町周辺で頻繁にみられる地方病である。被害者は十日間涙を流し続けるという特徴があるが、これといった原因は特定できない。有識者の意見では、原因は不明であるものの接触感染による広がりが懸念されており、泣き症候群と診断された患者は各専門病院にて隔離処置となる。
先日から、十名のナキ症候群と思われる患者が遺体となって発見された。頭部は何か大きなもので叩きつけた様に、頭蓋骨が粉砕され平の形に変形された状態だった。
ナキ症候群との関連性も含め、警察は事件性も考慮に入れ聴取を続けている。
文字数 56,439
最終更新日 2023.07.18
登録日 2022.11.28
『事実は小説よりも奇なり』と言うけれど、世の中には奇異怪怪な出来事が割と起こっているものだ。
それは、時代と共に名前を変えて語り継がれている。
現代風で言うなら【都市伝説】と言えば分かるだろうか。
都市伝説にすらなっていない話をここに記そう。
噂にするも良し、嗤うも良し、実際に調べるも良し。
全ては、自己責任が伴うことを頭の片隅に入れておいて欲しい。
この話を読んで読者の身に不幸が起っても、筆者には預かり知らぬことであると警告しておく。
一話完結で書くが、全ての話にオチがあるものではない事も念頭に入れて欲しい。
さて、読者の諸君。
ここまで読んで、引き返すのであればページを閉じてくれたまえ。
これが、最後の警告である。
文字数 17,585
最終更新日 2022.01.21
登録日 2022.01.08
舞台は現代日本。
生まれつき霊や人の感情等が見える目を持つ高校生レイゴはそのことが周りに信じられず孤立していた。
そんな彼の事も受け入れてくれる親友がいたのだが親友は不良たちにいじめられた。。
彼をいじめたグループに対する復讐方法を考えていた時にレイゴはネットでとある霊能力者が営む復讐代行の記事を見つけた。
霊能力者の少女と出会ったその日から彼の人生は一変した。
気軽に感想をくださるとうれしいです。
<a href="https://www.tugikuru.jp/colink/link?cid=58751" target="_blank"><img src="https://www.tugikuru.jp/colink?cid=58751&size=s" alt="ツギクルバナー"></a>
文字数 3,923
最終更新日 2022.02.11
登録日 2022.02.11
文字数 112,769
最終更新日 2023.10.13
登録日 2023.02.16
中野沙衣と五条美湖は、異母姉妹で両親の力を引き継いでいる。女子高生の2人はその力を使って、霊、呪い、妖怪の引き起こす事件を解決し、小遣いを稼いでいく。
文字数 68,564
最終更新日 2023.11.12
登録日 2023.08.22
道から堕ちる果てには魔道、道から外れる果てには外道、
望み求めて欲せども、いずれ道も尽き果てる……残るは虚しい足跡ばかり。
人の世を捨てて、妖怪変化の名を冠する異能を修めた『魔道師』と、
人の世から外れ、身も心も魑魅魍魎と化してしまった『外道』。
──いったい何が違うというのか?
……民俗学者を目指す青年・源信一郎は望まぬままに魔道師『木魂』の能力を授けられ、人間のルールから外れた者として生きていくのを余儀なくされてしまった。
そんな彼を魔道の深みへと引きずり込むようにつきまとうのは、破戒僧『幽谷響』。自らの本名を明かさず、妖怪の名前を名乗る不思議な男の導きにより、信一郎は「人間でありながら人間以上の何か」になってしまった外道とのいざこざに巻き込まれていく。
一章完結型の伝奇ホラー小説です。箸休め感覚で楽しんでください。
挿絵は友人の『くろやけい』氏が描いてくれたものです。ありがとうございます。
https://www.pixiv.net/member.php?id=33963
文字数 272,300
最終更新日 2020.08.05
登録日 2019.11.24
夏休み中につき、おんぼろアパートでのんびり過ごす主人公。このアパートに住む隣人たちはみな現代に生きる妖(あやかし)だが、主人公から見た日常はまさに平和そのものである。
主人公の恋人である雪女はバイトに明け暮れているし、金髪褐色ギャルの河童は海辺で逆ナンばかりしている。猫又はのんびり町内を散歩し、アパートの管理人さんはいつも笑顔だ。
ところが雪女には何やら心配事があるようで、主人公に内緒でいろいろと画策しているらしい。実は主人公には彼自身が気がついていない秘密があって……。
ごくごく普通の「僕」と雪女によるラブストーリー。
「僕」と妖怪たちの視点が交互にきます。「僕」視点ではほのぼの日常、妖怪視点では残酷な要素ありの物語です。ホラーが苦手な方は、「僕」視点のみでどうぞ。
扉絵は、遥彼方様に描いて頂きました。ありがとうございます。
この作品は、小説家になろうにも投稿しております。
また、小説家になろうで投稿しております短編集「『あい』を失った女」より「『おばけ』なんていない」(2018年7月3日投稿)、「『ほね』までとろける熱帯夜」(2018年8月14日投稿) 、「『こまりました』とは言えなくて」(2019年5月20日投稿)をもとに構成しております。
文字数 72,208
最終更新日 2019.06.30
登録日 2019.05.28