ホラー 記憶小説一覧
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これは確かに異世界の冒険ものがたり。
だが甘い期待は捨てろ!
あるのは明けない夜と混沌と怪異のみ。
泣こうがわめこうが誰も助けてくれはしない。
頼れるのは自分だけ……。
モンスターとおぼしきモノはいる。
だがそれだけだ。
夢も希望も愛もチート能力もヒロインも便利なアイテムも魔法もスキルも、
ここには存在しない。
惜しみなく注がれるのは、絶望と恐怖。
ようこそ、理不尽な世界へ。
文字数 130,817
最終更新日 2020.10.17
登録日 2020.08.31
8月3日。昼間の青空がうってかわって夕方には血のような禍々しい赤色に染まった日ーーー。
長谷部陽子は不思議な電話を受け取る。その声は、ずっと聞き覚えがある、あの子の声だった。
陽子は36歳。一児の母であり、尽くしてくれる伴侶がいた。
『…行ってはいけない。会いに行っては行けない。私には家庭があるのだから…。』
そう思いつつも、電話口の声が「来て…。お願い。痛いよ。来て…。」と懇願している。
受話器を置いてしまえばいいのに、どうしてもそれができなかった…。
なぜならその声は24年前…12歳のときに一目惚れした裕司くんの声だったからだ…。
なぜ…今も声変わりせずに小学生のままの声なんだろう……?
不思議と足は助けを求める声へ向かっていた…。
文字数 5,663
最終更新日 2019.07.22
登録日 2019.07.19
『記憶』を失った1人の少年。目が覚めると緑の上にいた。森を迷いさまよっていると屋敷を見つけた。 過去の中から失われた『記憶』を取り戻していく。取り戻していく中で残虐な過去を思い出して...
文字数 5,357
最終更新日 2019.02.07
登録日 2019.02.07
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