ファンタジー ヒューマンドラマ小説一覧
「貴女は次期当主なのだから」
そう言われて長女のアリーチェは育った。どれだけ寂しくてもどれだけツラくても、自分がこのエルカダ侯爵家を継がなければいけないのだからと我慢して頑張った。
長女と違って次女のルナリアは自由に育てられた。両親に愛され、勉強だって無理してしなくてもいいと甘やかされていた。
アリーチェはそれを羨ましいと思ったが、自分が長女で次期当主だから仕方がないと納得していて我慢した。
しかしアリーチェが18歳の時。
アリーチェの婚約者と恋仲になったルナリアを、両親は許し、二人を祝福しながら『次期当主をルナリアにする』と言い出したのだ。
それにはもうアリーチェは我慢ができなかった。
父は元々自分たち(子供)には無関心で、アリーチェに厳し過ぎる教育をしてきたのは母親だった。『次期当主だから』とあんなに言ってきた癖に、それを簡単に覆した母親をアリーチェは許せなかった。
そして両親はアリーチェを次期当主から下ろしておいて、アリーチェをルナリアの補佐に付けようとした。
そのどこまてもアリーチェの人格を否定する考え方にアリーチェの心は死んだ。
──自分を愛してくれないならこちらもあなたたちを愛さない──
アリーチェは行動を起こした。
もうあなたたちに情はない。
─────
◇これは『ざまぁ』の話です。
◇テンプレ [妹贔屓母]
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるかも。
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング〔2位〕(4/19)☆ファンタジーランキング〔1位〕☆入り、ありがとうございます!!
文字数 55,035
最終更新日 2023.05.17
登録日 2023.04.14
姉と下に2歳離れた妹が居る侯爵家。
両親は可愛く生まれた妹だけを愛し、可愛い妹の為に何でもした。
妹が嫌がることを排除し、妹の好きなものだけを周りに置いた。
その為に『お城のような別邸』を作り、妹はその中でお姫様となった。
姉はそのお城には入れない。
本邸で使用人たちに育てられた姉は『次期侯爵家当主』として恥ずかしくないように育った。
しかしそれをお城の窓から妹は見ていて不満を抱く。
妹は騒いだ。
「お姉さまズルい!!」
そう言って姉の着ていたドレスや宝石を奪う。
しかし…………
末娘のお願いがこのままでは叶えられないと気付いた母親はやっと重い腰を上げた。愛する末娘の為に母親は無い頭を振り絞って素晴らしい方法を見つけた。
それは『悪魔召喚』
悪魔に願い、
妹は『姉の全てを手に入れる』……──
※作中は[姉視点]です。
※一話が短くブツブツ進みます
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるかも。
◇なろうにも上げました。
文字数 18,894
最終更新日 2023.09.24
登録日 2023.09.11
魔王はダンジョンの奥深くでお茶をすすりながらのんびり暮らしている。
魔王は異世界の物を寸分違わぬ姿でコピーして手許に創出することができる。
今、お気に入りはとある世界のとある国のサブカルチャーだ。
そんな魔王の許にビキニアーマーの女戦士が現れて……
※更新は19:30予定
文字数 515,842
最終更新日 2024.04.24
登録日 2019.08.22
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
文字数 431,953
最終更新日 2023.07.09
登録日 2021.10.29
優しい義母と妹に、何も言えない姉のお話。
御都合主義のSS、かなりビターな感じ。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 2,145
最終更新日 2024.03.28
登録日 2024.03.28
『荷物持ち』として冒険者を志望し、田舎から出てきた少女、シワラ。
冒険者として登録するために、能力鑑定を受けた。
そこで告げられたのは、隠しスキル『座敷わらし』持ちだということ。
『ざまぁ』や『追放系』の主人公と同じ能力と言われたが、少女はなんのことだかさっぱりである。
冒険者として働き出すと、次から次へとパーティから『追放』されてしまう。
しかし『ざまぁ』の気配はない。
果たして、少女の行く道に『ざまぁ』や『追放系』の主人公たちのような幸せは待ち受けているのか。
シワラ「そもそも『ざまぁ』や『追放系』の主人公ってなんですかー!?」
小説家になろう・ノベルアッププラスにも掲載。
文字数 43,541
最終更新日 2024.04.06
登録日 2024.02.23
主人公の少年ジンが村を出て10年。
国家錬金術師となって帰ってきた。
村の見た目は、あまり変わっていないようでも、そこに住む人々は色々と変化してて……
そんな出戻り主人公が故郷で錬金工房を開いて生活していこうと思っていた矢先。王都で付き合っていた貧乏貴族令嬢の元カノが突撃してきた。
「私に貴方の子種をちょうだい!」
「嫌です」
恋に仕事に夢にと忙しい田舎ライフを送る青年ジンの物語。
※話を改稿しました。内容が若干変わったり、登場人物が増えたりしています。
文字数 74,601
最終更新日 2023.02.24
登録日 2023.02.03
病気で若くして死んだミナミが転生したのは、子孫繁栄を第一に考える繁殖主義国家。
淫らな用語が飛び交う生活に辟易して逃亡しようとするが、色々な人との出会いの中で次第にたくましく生きていこうと決意する。
*異世界エロヒューマンドラマ*
卑猥な言葉が大量に使われているけど本人たちは至って真面目なカオスな世界観です。
内容が内容なので、性シーン多め、いくつかの出産エピソードあります。
苦手な人は注意してくださいね。
文字数 73,848
最終更新日 2022.09.24
登録日 2022.08.26
国の辺境に位置する領主の令嬢フェアルは、入ることを禁じられた森で一晩を過ごし、帰ってきた時には、人ではない姿となっていた。
呪われていると家族から疎まれ、婚約は破談となり、それ以来幽閉されている。
ある日、とある王子と小窓ごしに話していると、10年ぶりに外へ連れ出された。
「ごめんなさい! 私を助けるために、ほぼ一文無しにさせてしまって!」
「フェアルを助けるなんて、俺、言ってないけど」
「え」
「なんか勘違いしてるみたいだけど。おまえ、呪われていないからな」
******
閲覧ありがとうございます、完結しました!
シリアスとコメディ混在のファンタジーです。恋愛要素あり。甘めなおまけ付き。
お試しいただけると嬉しいです。
文字数 42,575
最終更新日 2021.06.28
登録日 2021.06.08
ユウトは十七歳の時に突如異世界に召喚された。
それから三年の間、周囲の人々に助けられながら成長し、その力を使って様々な功績を挙げてきた。
ある日、ユウトは自分の周囲の人間が次々と体調を崩していることに気が付く。
とあるきっかけでユウトはその不調の原因が自ら開発したカレーによるものだと知る。
ユウトが気づいた時には世界中の人々が『カレー依存症』にかかっており、対処が難しい状態になっていた。
「いつの間にこんなことになったんだ?」
ユウトは人々に喜んで欲しい一心でカレーを開発した。
それなのにカレー依存症は蔓延し、人々は仮初の幸福に浸っている。
ユウトが苦悩に沈む中、ある国がカレースパイスを巡って戦争を始めるという情報が入ってくる。
この情報を知ったユウトは決断を迫られることになるが⋯⋯
※作中にはショッキングな描写があります。
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こちらの作品はカクヨムに先行して投稿しています。
文字数 104,028
最終更新日 2024.01.28
登録日 2024.01.13
王子アルフレッドは、婚約者である侯爵令嬢レティシアに窃盗の濡れ衣を着せ陥れようとした罪で父王から廃嫡を言い渡され、国外に追放された。
その後、炭鉱の町で鉱夫として働くアルフレッドは反省するどころかレティシアや彼女の味方をした弟への恨みを募らせていく。
そんなある日、アルフレッドは行く当てのない訳ありの少女マリエルを拾う。
マリエルを養子として迎え、共に生活するうちにアルフレッドはやがて自身の過去の過ちを猛省するようになり改心していった。
人生がいい方向に変わったように見えたが……平穏な生活は長く続かず、事態は思わぬ方向へ動き出したのだった。
文字数 9,919
最終更新日 2022.12.26
登録日 2022.12.26
戦争で母と生き別れ、人体実験で「死ねない」身体に改造された少年は、たった一人、母を探すためにスパイになった。復讐に燃える少女、諜報機関のエリート老紳士、裏社会出身の青年と『家族』に擬態したチームを組み、世界最強の帝国に潜伏している。
大国の覇権争いが発端となった大戦が終結して4年後の1900年。
戦争で全てを失った少年ロイは、名前も経歴も話す言葉も変え、敵国に潜入するスパイになっていた。
友情も恋愛も、将来の夢すらも、己の幸せ全てを引き換えにして。
全ては、どこかで生きているはずの最愛の母親を見つけために。
語学の天才で能力は高いが、人が嫌いで無関心。人をたぶらかす才能はあるものの、人間関係を築く意欲もスキルも壊滅的。
それでも、彼の仕事は人間関係と切り離すことができない。情報収集に、金持ちの子女との友達づきあい、作戦を有利に進めるための協力者探し…。
「名門校の生徒」という身分を隠れ蓑に、優秀だが高慢で目立ちたがり屋な『妹』のアリスを相棒にして、二人の直属の上司である『父』の指揮の元、本国の要求に応える日々を送っている。
スパイにとって有利な状況は、国が平和であること。そうであるにもかかわらず、彼らが潜入するオルニア帝国では、新たな戦争の火種が燻っていた。
再び世界が戦争に動き出せば、母を見つけるという目標が遠のいてしまう。
その上、彼の「死ねない」身体には、彼の体を蝕む代償があった。
文字数 27,322
最終更新日 2024.04.14
登録日 2022.09.26
くたびれたサラリーマンの男はある朝、大地震によって異世界に落ちてしまう。その世界の支配者に召喚された訳でも、女神から何か能力を与えられる訳でもなく、ただ本当に落ちただけだった上、異世界は生命維持に適さない環境だった。落ちた早々死にかけるが、そこに通りかかったマンティコア(?)の様なモノによって生存可能な機能を与えてもらい、その助けを借りながら生活する事になるのだが……。異世界に落ちてしまった人生に疲れたサラリーマンと、ちょっと訳ありの土地を治める大きなもふもふのおかしな二人三脚ストーリーです。(多分)
異世界転移者の奮闘と日常?の切り出しなので、さしてヤマもオチもなく続くような続かないような話です。(※食わず嫌いしていた異世界転移モノ(とか色々)をどうにか形にした話です。)【2022.6エブリスタで執筆開始(エブリスタ2022.8退会こちらに作品移行)】
【転載禁止】【無許可ダウンロード禁止】
文字数 180,400
最終更新日 2023.09.28
登録日 2022.08.26
「不快感も、憎悪も、なにもかも。奴に全てそっくりそのまま返してやれば構わない話だ」
とある青年・リアムは愛しい人を取り戻すべく剣を取る。
彼は元々3年前に徴兵令を受けるも、足と精神的に傷を負って生まれ故郷への村へと帰った。
そこで幼馴染かつ愛する少女・マナと2年に及ぶ幸せな生活を送るも、それはマナの失踪により崩れ去った。
マナの失踪後、村は奇怪な化け物達に襲われ壊滅状態に至るも、リアムはなんとか生き残る。
そして彼は一族代々受け継いできた剣を手に、まずはマナを見つけ出すと誓う。
これは復讐譚であり、リアムという敗残者の物語。
彼が修羅道へ堕ちていくまでのたった7日間の出来事。
文字数 89,707
最終更新日 2024.03.23
登録日 2024.02.25
勇者パーティをクビになったとあるアサシンと、その勇者パーティの物語。
勇者達から突然クビだと伝えられたアサシン、サス。
しかしそのあと、勇者たちがとある騒動を起こしているのを見かけて──?
少しだけ切なくて、でも優しくて温かい物語。
◇
執筆開始当時、作者は胸糞展開のない追放モノをまだ見たことがなかったので書いてみたかったなどと証言しており。
(昔カクヨムにて公開していたものを手直しし再公開しています。)
文字数 14,163
最終更新日 2024.04.14
登録日 2024.04.08
今までの生活に嫌気がさし、自由気ままな旅人となった30過ぎのオッサンであるルート・ビシュワーク。
だが、生きていくためには金が絶対に必要…
自由にどこにも所属せず働ける方法はないかと考えた結果、何故か相談屋を開くことに…
だが、彼のしがらみにとらわれない発言は相談に来た者達にとって最良の解決策につながり…
次第には、彼を巡りいろんな重鎮達があれやこれやと勧誘にッ!!?
そして村娘から姫さま…挙げ句の果てには他国の未亡人すら彼を旦那様にと通い妻!?
「…は?…勧誘?、婚約?、推薦?…いやいや、俺は自由に生きたいんですが?」
これは彼の無自覚な優しさ(自業自得)が招くスローライフ(には程遠い)物語…
文字数 29,286
最終更新日 2021.04.22
登録日 2021.04.11
とあるアラサー社会人(独身男性)は、いま時にしては珍しい男女兼用恋愛ゲーム『学園レンアイ劇場』――通称『レン劇』のプレイヤー。それも、孤独を紛らわすために始めたつもりが、シナリオ性にはまり込んで総プレイ時間400時間超を叩き出すほどの廃プレイヤーとなっていた。
そんな彼は、ここ最近仕事が原因の過労で注意力が散漫になっていた。それでも休むことを最低限に仕事にいそしんでいた結果、彼は近づいてきていた自動車に気づかず撥ねられてしまう。
次に目が覚めた時、彼は『レン劇』に登場する悪役令嬢の一人――の双子の姉にして、男性主人公の攻略キャラである西園寺瑞樹に憑依転生していていた。
彼は最初は悪役令嬢である双子の妹の影響で家が没落してもどうにかなるように、と後ろ向きな姿勢を見せていたが――
よくある恋愛ゲームキャラクター転生もの、だけどちょっとだけ変化球なヒューマンドラマ。明日はどこへ向かうのか!?
※この小説は小説家になろうでも連載しています
文字数 131,665
最終更新日 2018.07.23
登録日 2018.06.16
燕の篭は恩人の和尚に恩返しをするために、呪いによって鬼になりかけている侍の青年・籠原十馬に乗り移る。呪いを解くため、篭は十馬の弟に連れられ京を目指して旅に出る。篭は十馬を探す忍に狙われ、呪いに怯え苦しみつつも、道中出会った破戒僧を仲間に加え、様々な人々や妖の手を借りながら西へ進む。旅が進むと共に、篭は十馬の呪いや籠原家の秘密、そして彼自身の運命についても知ることになる。
戦国ファンタジー風の世界を舞台にした和風冒険ファンタジーです。時代物要素があり、動物や妖や鬼といった人外のキャラクターが度々登場します。ほんの少しほのぼのやコメディの要素もありますが、ダーク、シリアスの要素が中心です。
BLや百合というほどではありませんが、女装・男装・同性愛っぽい描写が少し入る予定です。
エブリスタで一度完結した作品を、加筆修正しながら掲載してゆく予定です。
長編のため、特に始めはゆっくり話が進みますが、お付き合いいただけるととても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
文字数 426,271
最終更新日 2022.07.09
登録日 2022.04.28
割とシリアスです。ラスト本当にこれでいいのかと思いますが、オリーヴが一番喜ぶのはこのラストだと思います。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 4,224
最終更新日 2022.10.17
登録日 2022.10.17
五百年前に世界を滅ぼし掛けた魔王はダンジョンの奥底で微睡み続ける。
その魔王を訪れる者が居て、その魔王の真実を探す者が居て、そしてその魔王と因縁を持つ者が五百年前から召喚された。
※重複投稿。https://ncode.syosetu.com/n5955ez/
文字数 268,682
最終更新日 2019.02.24
登録日 2018.06.27
一人の中年男性が小学生の女の子とであう。このことがきっかけでこの男性の人生はくるっていくことになる。これからは転生をしていきます。おたのしみに
文字数 302,733
最終更新日 2021.11.04
登録日 2019.05.27
「これは、運命に抗い世界を救った一人の少年の、一生を描いた物語である」
剣と魔術が栄える大陸、ワンダルシア。
増えすぎた魔神や魔物の脅威に対し人類は、都市の周りを巨大な壁で囲み生活を続けていた。
主人公の少年アウルは国王に代々仕える名門『ピースキーパー家』の生まれ。
彼は才能があるにも関わらず、毎日をだらだらと過ごし平々凡々な日常を送っていた。
軍へ仕えている親と兄弟は家には全く帰らずアウルは一人で暮らしていたのだが、そんなある日のこと。
2年ぶりに自宅へと兄が帰ってきたのだ。
そしてこの兄の帰宅こそが、少年の運命を激変させる――。
“全員が主人公といっても過言ではない”
“単純なサクセスストーリーではおさまらない”
“敵のおぞましさが伝わってくる”
など、各方面から様々な有り難い寸評を頂いた、“群像劇風ダークファンタジー”となっております。
是非一度読んでみてください。
文字数 544,969
最終更新日 2020.12.02
登録日 2020.05.21
記憶喪失の少年は、その世界に突然巻き込まれたーーーーー
少年たちは出逢った。
互いを利用するために。
小国に匹敵する領地を保有する、物産が豊富なマンダルバ。
その前領主逝去後に公表された遺言により、前領主が愛し、マンダルバ領外に出た女性が産んだという息子を後継者とするため、近隣国にまでも情報公開し捜索が行われていた。
その渦中に飛び込むことになり、マンダルバ領主後継者候補として、記憶がないまま、少年は名乗りをあげることになった。
繰り広げられる、他の候補者たち陣営、マンダルバ前領主義弟、マンダルバ領すべての資産を管理する管財官らとの心理戦。
そして、少年に迫る敵の気配。
少年たちは、なにを思い、なにを選択していくのか。
記憶のない少年の目から見る、その一連の騒動。
人それぞれが生きるために起こす行動。
本人たちにとっては、皆が、その物語の主役だった。
剣と魔法世界ヒューマンドラマ、戦記風。
記憶がないが、それゆえに真っ直ぐに人を見つめる“ナオ”。
記憶のないナオを手助けし、大人の戦士をも従える“リク”。
二人の少年主人公の、ある意味“共依存”のものがたり。
***
【書き手からのお礼】
閲覧・フォローなどをありがとうございます!
最後まで読み終わっても、また読み返したくなるようなお話を書くことを目標としています。よろしくお付き合いください。
※完結済み。全26話。
※序盤は登場人物少ない。進むごとに緊迫感が増してくるが、ナオが天然なため空気感はほのぼの。
※魔法とか精霊とか存在しますが、万能力ではなく全体的にファンタジックさはほぼ皆無。
※表紙はpixivから小説表紙用フリー素材をお借りしました。
※別投稿に、このシリーズの本編・人物世界・番外編あり。(ネタバレ注意)
【投稿サイト様】
縦組み推奨→カクヨム・小説家になろう
横組み・行間なし→NOVEL DAYS(主投稿先・17900アクセス感謝!)
横組み用に行間編集予定→エブリスタ・アルファポリス
非公開済み→ツギクル・ノベルアップ+
削除済み→マグネット・pixiv・ノベリズム
※キャライメージを、AI生成アプリでイラストを作ってみました。pixivで同名作品タイトルか作者名で検索してみてください。(各シリーズ主役たちは投稿済み、他主要キャラは時間があるときに順次。気長にお待ちいただければ。)
※当作品の著作権は作者にあり他サイト等への転載を許可しておりません。
文字数 263,262
最終更新日 2020.08.11
登録日 2019.10.16
文字数 6,958
最終更新日 2022.02.08
登録日 2022.02.08
「ここにいたくないっ」姫君誘拐劇は、震える小さな声で幕を上げた。
傭兵組合本部がある自治区フォルツは、絶対王政国家アスリロザ内にあった。
フォルツ区長の要請を受けた若き傭兵レイグラントは、すでに“迅風”の二つ名を付けられるほどの実力者でありながら、アスリロザ国王の道楽である闘技会への参加をするべく、アスリロザ王宮へと足を踏み入れた。
孤独で哀れな姫君と、最高の相棒との出逢いがあると知らぬままに。
剣と魔法の世界での、ヒューマンドラマ、戦記風。
アルファポリス様は、こういう作風は受けないだろうと、今作投稿をやめようかと思いましたが、期待してくださっている読者様が一人でもいらっしゃると、投稿先として残しました。
※キャッチコピーは気まぐれに変更することがあります。
※シリーズものの、ある種番外編的話です。現行シリーズから数年過去に遡ります。
※シリーズものではありますが、単独でも読めます。
ただし、やはり他のシリーズ話のネタバレや話の構成的にも、作者指定の順番にて読まれることをお勧めいたします。
1「剣と鞘のつくりかた」→
2「剣と鞘のつくりかた 《宿世の章》」→
3「今作」
※「今作」からは、シリーズ前回話までの投稿サイトから、数カ所に絞ります。
※今作が一番戦記らしくなると思います。
残酷描写、戦闘描写等多くなりますのでご注意ください。
※この話は、かつて作者が書いて途中になっていたものを書き直しています。投稿直前に書き直しているため、一回投稿当たりの文章の長さや更新頻度は不定です。
※書き直しながら都度投稿をしているため、途中で修正改訂することがあります。
【作者からのお礼】
閲覧・フォロー・評価など、ありがとうございます!
励みになります。完結に向けて頑張ります!
※縦組み推奨。
※別投稿でこのシリーズの世界・人物を紹介しています。(ネタバレ注意)
※シリーズ番外編がいくつか別投稿があります。
※カクヨム・エブリスタ(現在非公開)・小説家になろう・アルファポリス・ノベルデイズに投稿しています。
表紙はpixiv投稿者様の小説表紙用フリー素材をお借りしました。
文字数 8,892
最終更新日 2021.11.05
登録日 2021.04.11
もしも、神さ、、、神に殺されたらあなたならどう思いますか?うれしい?悲しい?それとも、、、
〈神〉と名乗る子供ヤルダバオトによって変なところに飛ばされた刀祢(とうや)は、微妙な能力と個性豊かな仲間と共に、【神を殺しまわる】ために異世界を訪問することとなるが、神ってぶっちゃけ基本強い、てか勝てない。そんな時に刀祢の本当の能力は解放されなかったしそもそもそんなものはなかったが、策略、裏工作その他たくさんの要因が絡み合い勝ったり負けたりする新感覚、異世界×ヒューマンドラマ。
ツイッター(https://twitter.com/RARE35203796〉
※他サイト様〈小説家になろう様含む〉で同じ作品を投稿させていただいております。
※この物語は、バットエンドです。
※この物語はフィクションです。実在の個人・人物・団体・国家等とは一切関係ありません。
※また、法律や倫理に反する行為を行う描写がされる場合がありますが推奨する意図は一切ございません。仮にこの物語を読んで行った等言う輩は作者が「バカじゃね?」と一蹴します。ご了承ください。
文字数 20,867
最終更新日 2020.03.15
登録日 2020.03.12
「ロベリアが咲き乱れるお茶会」への、
不気味な招待状が今年も届き参加をする。
しかしそこへ現れたのは、
「あの方の代わりとして参りました」
二人の少女が雲行き怪しい笑みを浮かべて立っていた。
手にする一通の手紙には、確かにその公爵令嬢がプライベートの中でもこの会でのみ使用する封蝋印が刻まれてある。
中にはただ一言だけ、「これが私の手土産よ」と書かれてあった。
果たしてその手土産として寄越された少女たちが語ることとは。
瑞々しく清純な、選ばれた女性しか参加することの出来ない、特別なお茶会で事件は起きた。
これは「エマ・ケリーの手紙」、赤いシクラメンの咲く場所は~花言葉と純白のレディー、の時間軸で書いております。
短編で御座います。
(エマ・ケリーの手紙もよろしくお願い申し上げます)
1/23 完結致しました!
文字数 33,908
最終更新日 2022.01.23
登録日 2021.11.15
俺はゲーム好きの大学生だ。ある日ひょんなことからゲームの世界に転移してしまう。どうせならヒロインのいるところに転移できていればよかったのだが、世の中そんなに甘くはない。俺が目覚めたのは、こともあろうに悪役ヴィオレーヌの家だった。
ヴィオレーヌは伯爵家の養女で宰相代理という地位にあり、この国を思うがままに支配している。……はずなんだけど、俺がやってきたのはそうなる前の時代らしく、まだ十七歳の彼女は、田舎の道具屋でつつましく暮らしていた。
まあ、いずれにせよ、俺はこんなところにいたくはない。はやく元の世界に戻りたい。どうやらそのためのカギは、ヴィオレーヌが握っているようだ。だから、勧められるままに、彼女の家の世話になることにしたのだけれど……。
俺に待っていたのは、ヴィオレーヌの家来にさせられて、彼女の出世のためにこき使われる毎日だった。
やっぱりこいつは悪役だ。不愛想でわがままで。無茶ぶりばっかりしてきて。これじゃあ、命がいくつあっても足りないや。でも、俺は知っているんだ。そんなに頑張って出世したところで、この少女に待っているのは破滅の運命だということを。
文字数 106,235
最終更新日 2022.01.31
登録日 2021.12.28
それは脆く、しかし、輝く炎の源となり、幻のように消えていく。
その炎は小さく、強い風が吹けば、簡単に消えてしまうだろう。
それにも色んな形や個性が存在する。大きく逞しいのもあれば、小さく、貧弱なものもある。
しかし、何かをきっかけに、それが変わる事だってある…しかし、限度も存在する。
残り少ないそれで、一体何をするのだろうか。
何も出来ないかもしれない。
それが当たり前なのかもしれない。
人は、与えられた運命にしか従えない蝋燭のようなのかもしれない。
文字数 9,955
最終更新日 2023.02.07
登録日 2023.02.07