ファンタジー 元王子小説一覧
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代々強大な魔法を扱う国王が治める国がある。
そのため王族には当然強大な魔法を扱えるだけの魔力と適性が必要であった。
しかし、脈々と続いていた王家に1つの事件が起きた。
それは、本来なら第2王子として生まれているはずの子には魔力が一切なく、またどの系統にも適性がなかった。
それを知った国王は生まれたばかりの第2王子から王位継承権をはく奪、さらには殺害を命じた。
だが、それに待ったをかけたのがその子を産んだ第1王妃であった。
国王と第1王妃は王家には珍しく恋愛結婚、しかも国王から惚れたということもあり、国王も第1王妃には強くは言えなかった。
そんなこともあり、元第2王子は王城の片隅に幽閉されるにとどめられた。
しかし、時が経ち、元第2王子が15歳となったある日、突如国王に呼ばれた。
初めて見る自身の父親である国王、どんな用事かと思ったら、領地を与えるので王城を出るようにとのことだった。
しかも、その領地は魔境の森、広大な土地ではあるが、そこには強力な魔物がうごめく場所、一度入れば二度とは戻ってこれない場所であった。
つまりは体のいい追放であり、処刑でもあった。
文字数 36,560
最終更新日 2021.01.22
登録日 2020.11.08
跡を継ぐのが嫌で逃げ出した第一王子、1年後に戻ってきたら国は無くなってました。
文字数 3,410
最終更新日 2018.05.30
登録日 2018.05.07
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