ファンタジー ファンタジー大賞エントリー小説一覧
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過労死した俺は、魔法のある世界へと前世の記憶を持ったまま生まれ変わった。
しかし、せっかく王族(双子の兄)に生まれ変わったのに、男だとバレたら王位継承争いに巻き込まれて暗殺確定。
なので、母は腹黒宰相の提案を受け入れ、双子の兄妹を王女一人が産まれたと周囲を欺き育てることに決める。
たくさんいる王女の一人として、国王に『コゼット(いらないもの)』という名をつけられ、周囲から忘れ去られていた俺らに宰相が再び会いに訪れた日から少しずつ運命は動き出した。
そして、俺が魔法で友人を助けた時、本当の波乱の人生がスタートしたのだった。
文字数 50,696
最終更新日 2020.10.25
登録日 2020.08.30
鴻鵠士。
体長3メートルを超える、『鴻鵠』(こうこく)と呼ばれる巨大な鳥の首元に跨り、空を自在に飛び回り、レースで勝つ、と言うこの職業は、皆の憧れの的であり、大衆の大切な娯楽であった。
新人の鴻鵠士ルティカは、相棒の鴻鵠バラクアと共に幾度もレースに挑むが、いつも負けてばかりでいた。
彼女の父親は、その昔彼女の故郷、ルーテジドの星とさえ呼ばれた素晴らしい鴻鵠士、エレリド=ガイゼル。だが彼は、あるレース中の事故をきっかけに、行方不明となる。
父の想いを継ぐべく鴻鵠士になったルティカだったが、父の与えてくれた名を勝利と共に飾る事の出来ぬ日々に悶々としていた。
そんなある日、ルティカは父を貶された事に激怒し、ある条件を賭けた勝負を受けてしまう。
巨大な鳥に跨り空を駆ける鴻鵠士達の世界を描いたストーリー。
鳥の様に自由に、空を飛びたいと思った事はありますか?
※本作品は他サイト、『小説家になろう』様、『カクヨム』様でも掲載しております。
文字数 119,274
最終更新日 2020.05.04
登録日 2019.08.14
本をこよなく愛する図書館勤務のクリフ・スタッドと絵本をこよなく愛する王都警備兵のシグトゥーナ・ハルスベリの二人はひょんなことから国王殺害の嫌疑をかけられ命からがら王国を脱出する。このままでは終われない二人は復讐を画策するが、どうやらこれは単なる政争ではないらしい。各地に伝わる伝説が、二人の物語を真実へと導く。
文字数 64,213
最終更新日 2020.09.26
登録日 2020.08.17
学校帰りが遅くなった天月秋羅は近道をしょうと森の中に。薄暗い中、森から声が聞こえてくる。
秋羅は声が聞こえる方角に行くとそこには、小学5~6年生くらいの少女が……。
文字数 16,332
最終更新日 2020.09.08
登録日 2020.07.02
前世で自殺した"僕"は、その償いとして、犬の一生を全うすることになる。
その時出会った少年と心を通わせるも、離れ離れになってしまう。
何度生まれ変わっても、君を探し続ける–––。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
文字数 8,112
最終更新日 2019.08.19
登録日 2019.08.19
──魔王討伐の為に国から差し出されたのは、依頼等に用いる二枚の契約書でした。
とある国には、「神」が舞い降りると伝えられているオブリスと呼ばれる世界。
「勇者となり、世界を混乱に陥れている魔王を倒してください」と国王より依頼され、死を覚悟しつつも暗殺は面倒だからと断った奉公人カナタ・ダルク。翌日、職場へやってきた大臣から差し出されたのは、討伐した際の破格な報奨金と、それまでに必要となる費用を全額国が負担するという二枚の雇用契約書だった。
無期限契約、雇用に際しては前金が払われるという記載を見つけたカナタは、簡単に手のひらを返し、魔王討伐のため、国に雇われることとなった。
同僚のステラと国から派遣された神官のエミリア、魔獣使いのソフィに魔女レベッカ、魔術師レナードとともに、いざ、魔王討伐へ向かう。
──わけがなかった。
「せっかくですから、世界一周旅行してから魔王を倒しませんか?」
飛び切りの笑顔で、勇者は仲間へ言い放つ。
これから命を削ることが分かりきっているというのに、なぜ一直線に魔王のもとへ行かねばならないのか。死ぬかもしれないのなら、後悔がないようにしてから行こう。旅費は国が負担するのだ。気にすることは何一つない。
なぜ魔王がこの世界を混乱に陥れようと試みたのか、そもそもなぜ自分が勇者として選ばれたのか。分からないことばかりで、カナタの心境は最初から討伐どころではなかった。
美味しいものを食べ、温泉、海、山へ行き、たまに戦場へ介入し、様々な地で戦力を手に入れつつ、世界を見て周りながら、ひたすらに魔王を待たせてから倒す珍道中。
文字数 3,645
最終更新日 2019.08.02
登録日 2019.08.02
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