恋愛 復讐小説一覧
「この部屋のにおいって苦手だわ。生理的に無理というか……あ、ごめんなさい」
兄の婚約者のシドニーは、まるでうっかり失言したかのように口元を押さえた。
「おい、なんてことを言うんだ。シーラがびっくりしているだろう」
「ええ、ついうっかり。あまりに臭か……ううん、なんでもないわ」
兄が注意をするが、謝るふりしてまたわたしに嫌味を言ってくる。
これで何度目だろう。
わたしと兄のジョシュアは仲がいいので、ジョシュアが家を訪れて一緒に食事をすることがよくある。
料理のできないシーラはそれが気に食わないらしく、たまについてきては同じような嫌味を繰り返すのだ。
文字数 40,765
最終更新日 2022.05.17
登録日 2022.05.17
初投稿、初作品です。お手柔らかにお願いします。
医療知識はなく、ご都合主義の展開です。
※アルファポリスのみで掲載しています。
既にプロットが出来ているのでストーリー変更は行いません。ご了承下さい。手直し次第更新していきます。
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代々王宮医師を輩出しているオルディアン伯爵家の双子の妹として生まれたヴィオラ。
物心ついた頃から病弱の双子の兄を溺愛する母に冷遇されていた。王族の専属侍医である父は王宮に常駐し、領地の邸には不在がちなため、誰も夫人によるヴィオラへの仕打ちを諫められる者はいなかった。
母に拒絶され続け、冷たい日々の中でヴィオラを支えたのは幼き頃の初恋の相手であり、婚約者であるフォルスター侯爵家嫡男ルカディオとの約束だった。
『俺が騎士になったらすぐにヴィオを迎えに行くから待っていて。ヴィオの事は俺が一生守るから』
だが、その約束は守られる事はなかった。
15歳の時、愛するルカディオと再会したヴィオラは残酷な現実を知り、心が壊れていく。
そんなヴィオラに、1人の青年が近づき、やがて国を巻き込む運命が廻り出す。
『約束する。お前の心も身体も、俺が守るから。だからもう頑張らなくていい』
それは誰の声だったか。
でもヴィオラの壊れた心にその声は届かない。
もうヴィオラは約束なんてしない。
信じたって最後には裏切られるのだ。
だってこれは既に決まっているシナリオだから。
そう。『悪役令嬢』の私は、破滅する為だけに生まれてきた、ただの当て馬なのだから。
文字数 156,017
最終更新日 2022.05.16
登録日 2022.02.21
ソイスト侯爵令嬢ユートリーと想いあう婚約者ナイジェルス王子との結婚を楽しみにしていた。
しかしナイジェルスが長期の視察に出た数日後、ナイジェルス一行が襲撃された事を知って倒れたユートリーにも魔の手が。
自分の身に何が起きたかユートリーが理解した直後、ユートリーの命もその灯火を消した・・・と思ったが、まるで悪夢を見ていたように目が覚める。
夢だったのか、それともまさか時を遡ったのか?
迷いながらもユートリーは動き出す。
サスペンス要素ありの作品です。
設定は緩いです。
6時と18時の一日2回更新予定で、全80話です、よろしくお願い致します。
文字数 75,928
最終更新日 2022.05.20
登録日 2022.04.24
「セルゲイ、別れてくれってどういうこと?」
「婚約することになったんだ」
いつもどおりのデートが始まると思っていたのに、セルゲイは会うなり別れ話を切り出してきた。
しかも私以外の女と婚約するという。
「婚約? 親が決めた相手でもいたの?」
「いや、普通に恋愛だ」
「はい?」
文字数 49,575
最終更新日 2022.05.20
登録日 2022.05.20
そういえば、昔から男運が悪かった。
モラハラ彼氏から精神的に痛めつけられて、ちょっとだけ現実逃避したかっただけなんだ。現実逃避……のはずなのに、気付けばそこは獣人ありのファンタジーな異世界。
よくわからないけどモラハラ男からの解放万歳!むしろ戻るもんかと新たな世界で生き直すことを決めた私は、美形の狼獣人と恋に落ちた。
ーーなのに、信じていた相手の男が消えた‼︎ 身元も仕事も全部嘘⁉︎ しかもちょっと待って、私、彼の子を妊娠したかもしれない……。
まさか異世界転移した先で、また男で痛い目を見るとは思わなかった。
※不快に思う描写があるかもしれませんので、閲覧は自己責任でお願いします。
※『小説家になろう』にも掲載しています。
文字数 88,513
最終更新日 2022.05.13
登録日 2022.05.04
魔力のない私が大魔法使いと恋に落ちるなんて誰が想像したでしょう。
愛してる
愛されてる
奇跡が起きたと思ったの。
幸せに涙を流したの。
ずっと貴方と一緒だと信じてたの。
愛する貴方が居なくなるなんて、想像もしなかったわ。
ねえお願いよ。
誰か私にこの苦しみを消す魔法をかけて。
……出来ないのなら
私は
私が
闇に落ちてみせるわ
=====
暗めのお話になる予定
短編(5万文字未満)の予定
R15は保険※アダルトではなく残酷なシーンの可能性有りのため
文字数 5,330
最終更新日 2022.05.19
登録日 2022.05.17
「俺はお前を妻と思わないし愛する事もない」
夫となったバジルはそう言って部屋を出て行った。妻となったアルビナは、初夜を一人で過ごすこととなる。
後に夫から聞かされた衝撃の事実。
アルビナは夫への復讐に、静かに心を燃やすのだった。
※シリアスです。
※ざまあが行き過ぎ・過剰だといったご意見を頂戴しております。年齢制限は設定しておりませんが、お読みになる場合は自己責任でお願い致します。
文字数 121,570
最終更新日 2022.02.27
登録日 2022.01.18
処刑された悪役令嬢は、時を遡り復讐する。
レンタル有り「このバイオレットなる者は王太子であるフェルトの婚約者でありながら、そこにいるミーア・アバズン男爵令嬢や隣国の王太子にロールアウト王国が禁止している毒薬を使って殺害しようとしたのだ。これは我が王家に対する最大の裏切り行為である。よって、これより大罪人バイオレットの死刑執行を行う」
そして、私は断頭台で首をはねられたはずだった
しかし、気づいたら私は殿下の婚約者候補だった時間まで時を遡っていたのだった……
文字数 145,296
最終更新日 2022.04.27
登録日 2021.05.28
「カテリーナが婚約破棄されたらしい。近衛隊長と浮気をしたそうだ」
わたしが婚約破棄して実家に戻った後、どこからともなくそんな噂が聞こえてきた。
カテリーナとはわたしの名だ。
浮気? そんなことは一切していない。
婚約していたアンドレア王子のほうが、使用人の女と浮気をしたのが原因だ。
文字数 61,880
最終更新日 2022.05.09
登録日 2022.05.09
★5/23 小説家になろう様に投稿しました★
8大公爵家のひとつミルバーン公爵家の令嬢イブリンは、2か月後に嫁ぐ予定だった。
婚約者は同じく8大公爵家テイラー家の嫡男バーナード。
しかし彼は平民の娘を屋敷に引き入れ、あろうことかイブリンのドレスや宝石をまとわせて愛を囁いていた。
しかも彼女のお腹の中には子供がおり、いずれイブリンを追い出して彼女を愛人として迎え入れると言うのだ。
イブリンは物分かりのいい婚約者を演じ、着々と彼らを破滅へと導く準備を始める。
文字数 33,549
最終更新日 2021.05.27
登録日 2021.05.19
27歳でありながら恋愛経験がない、冴えないぽっちゃり女に突然告白をしたのは、有名大学に通いモデルまでつとめる、ハイスペックイケメン
正反対な2人が出会いを果たすが、彼には秘密が隠されていた
「ユイさん、好きだよ」
「本当に可愛いね…」
R18要素がある場合は※をつけます。
文字数 61,958
最終更新日 2022.05.20
登録日 2021.06.26
【完結】
卒業パーティーで婚約者の王太子から「真実の愛を見つけた」と言われ婚約破棄され、王太子の想い人の男爵令嬢を虐めた冤罪を着せられ国外追放を命じられる。
私エルフリーナ・アーレントは五歳で王太子の婚約者になり、厳しい王太子妃の教育に耐え、十歳のときから婚約者の代わりに王太子の仕事をこなしてきた。学園に入ってからは生徒会長の王太子の代わりに生徒会の仕事をしてきた。それなのに冤罪を着せて婚約破棄するなんて酷い。
実家の公爵家に帰れば、父と継母と腹違いの妹に罵られ、あざ笑われる。
父に物置に閉じ込められた私は、家族と縁を切り身一つで他国に渡ることを決める。
翌日王太子が公爵家にやってきて「エルフリーナ、君が側室になって王太子の仕事をしてくれないと、僕は愛するハンナと結婚できない! 傷物の君を僕がもらって上げるから側室になってくれ!」と言ってきた。
父と継母に裏切られた私は、王太子に無理やり拉致されてしまう……。
ざまぁ有り、残酷な描写あり、死ネタ有り。
全18話、完結済みです。
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
小説家になろうとpixivにも投稿を予定しております。アルファポリスに先行投稿しております。
「Copyright(C)2021-九十九沢まほろ」
文字数 36,575
最終更新日 2021.03.21
登録日 2021.03.18
あらゆる傷と病を癒やし、呪いを祓う能力を持つリュミエラは聖女として崇められ、来年の春には第一王子と結婚する筈だった。
「偽聖女リュミエラ、お前を処刑する!」
だが、そんな未来は突然崩壊する。王子が真実の愛に目覚め、リュミエラは聖女の力を失い、代わりに妹が真の聖女として現れたのだ。
濡れ衣を着せられ、あれよあれよと処刑台に立たされたリュミエラは絶対絶命かに思われたが…
「残念でした♪処刑なんてされてあげません。」
文字数 10,240
最終更新日 2022.05.19
登録日 2022.05.11
アデライトは婚約者である王太子に無実の罪を着せられ、婚約破棄の後に断頭台へと送られた。
……だが、気づけば彼女は七歳に巻き戻っていた。そしてアデライトの傍らには、彼女以外には見えない神がいた。
「見たくなったんだ。悪を知った君が、どう生きるかを。もっとも、今後はほとんど干渉出来ないけどね」
「……十分です。神よ、感謝します。彼らを滅ぼす機会を与えてくれて」
※※※
冤罪で父と共に殺された少女が、巻き戻った先で復讐を果たす物語(大団円に非ず)
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
文字数 83,837
最終更新日 2022.05.15
登録日 2021.04.24
名門貴族であるカリナ家の令嬢ティーナは父親と似ていないことに強い劣等感を抱えていた。
そんなある日、王城での夜会でティーナは一人の令嬢シャシェと出会う。
彼女の容姿は、カリナ家の当主でありティーナの父親であるジニアスと同じ髪と瞳の色。そして実子だと主張した。
ただの戯言と思いきや、信じられないことに父親はシャシェをカリナ家に引き取った。そして、ティーナはニセモノ扱いされ失意の中ーー18歳で死を迎えた。
しかし何かに呼び起され目を覚ませば、何故かシャシェが現れた夜会に時間が巻き戻っていた。
これは夢?現実??
ま、いっか。とりあえずあの時言えなかったこと、全部言わせて頂きます!……と、思ったけれど、まさか彼が自分を助けてくれるなんて、コレ予想外過ぎますよ!!
※他のサイトにも重複投稿しています
文字数 14,183
最終更新日 2022.01.16
登録日 2022.01.14
「妻を愛する事が辛い…。」
そんな言葉を口にする夫。
ならば彼には別れを告げよう…あなたが本当に愛する人の元へ行ける様に、そして──。
文字数 1,852
最終更新日 2022.05.06
登録日 2022.05.06
パーティ会場、観衆が見守る中、婚約者のクリス・メリーズ第一王子はいきなり婚約破棄を宣言した。
「アリア・バートン! お前はニア・フリートを理由もなく平民だからと虐め、あまつさえこのように傷を負わせた! そんな女は俺の婚約者に相応しくない!」
クリスの隣に立つニアという名の少女はクリスにしがみついていた。
彼女の頬には誰かに叩かれたように赤く腫れており、ついさっき誰かに叩かれたように見えた。
もちろんアリアはやっていない。
馬車で着いてからすぐに会場に入り、それからずっとこの会場にいたのでそんなことを出来るわけが無いのだ。
「待って下さい! 私はそんなことをしていません! それに私はずっとこの会場にいて──」
「黙れ! お前の話は信用しない!」
「そんな無茶苦茶な……!」
アリアの言葉はクリスに全て遮られ、釈明をすることも出来ない。
「俺はこいつを犯罪者として学園から追放する! そして新しくこのニアと婚約することにした!」
アリアは全てを悟った。
クリスは体裁のためにアリアに冤罪を被せ、合法的に婚約を破棄しようとしているのだ。
「卑怯な……!」
アリアは悔しさに唇を噛み締める。
それを見てクリスの傍らに立つニアと呼ばれた少女がニヤリと笑った。
(あなたが入れ知恵をしたのね!)
アリアは全てニアの計画通りだったことを悟る。
「この犯罪者を会場から摘み出せ!」
王子の取り巻きがアリアを力づくで会場から追い出す。
この時、アリアは誓った。
クリスとニアに絶対に復讐をすると。
そしてアリアは公爵家としての力を使い、クリスとニアへ復讐を果たす。
二人が「許してくれ!」と泣いて懇願するが、もう遅い。
「仕掛けてきたのはあなた達でしょう?」
文字数 5,555
最終更新日 2021.12.25
登録日 2021.12.20
男爵のハルク・スーガ、平民のキャサリン・ランドリー、そして子爵令嬢のアリス・シャルロットによる恋愛物語。
キャサリンがハルクに婚約破棄を言い渡され、失意のどん底に落ちてると、容姿と声がそっくりなアリスと出会う。事情を聞いた心優しきアリスは、キャサリンの心を救うため、お互いの立場を入れ替わろうと申し出る。
キャサリンはアリスとして第二の人生を歩み始め、それと同時に自分をどん底へ落としたハルクへの復讐を決意する。
今まさに、愛のデスゲームが始まろうとしていた。
物語の結末は……ひとつとは限らないのだ。
文字数 31,562
最終更新日 2022.05.20
登録日 2022.05.11
「……今夜で忘れます」
そう言って、私はジョアキン殿下を見つめました。
黄金の髪に緑色の瞳、鼻筋の通った端正な顔を持つ、我がソアレス王国の第二王子。大陸最大の図書館がそびえる学術都市として名高いソアレスの王都にある大学を卒業するまでは、侯爵令嬢の私の婚約者だった方です。
今はお互いに別の方と婚約しています。
「忘れると誓います。ですから、幼いころからの想いに決着をつけるため、どうか私にジョアキン殿下との一夜をくださいませ」
なろう様でも公開中です。
文字数 10,207
最終更新日 2020.06.21
登録日 2020.06.19
初夏の日差しが強くなる頃、王都の書店では、ある一冊の本がずらりと並んでいた。
それは、半年前の雪の降る寒い季節に死刑となった一人の囚人の手記を本にまとめたものだった。
囚人の名は『イエニー・フラウ』
彼女は稀代の悪女として知らぬ者のいない程、有名になっていた。
その彼女の手記とあって、本は飛ぶように売れたのだ。
しかし、その内容はとても悪女のものではなかった。
人々は彼女に同情し、彼女が鉄槌を下した夫とその愛人こそが裁きを受けるべきだったと憤りを感じていた。
その手記の内容とは…
文字数 21,354
最終更新日 2022.02.12
登録日 2022.02.02
「たかが一度の過ちじゃないか……これくらい水に流せよ。頭の固い女は嫌われるぞ」
私メアリーは今日まで3年間、ラングトリー公爵夫人としての役目を果たしてきました。
ですが、もうすぐ公爵夫人ではなくなりそうです。
今まさに旦那様の不倫を問い詰めて、離婚しようとしているのですから。
「旦那様、一度ではなく十三度目でございます。水に流し過ぎて、私の頭はゼリーのように柔らかくなってしまいましてよ?」
私、我慢の限界ですの。
「旦那様、これは契約違反です。私が被った損害をしっかり賠償していただきましょう」
さて旦那様、覚悟なさいませ。
※
他サイトにも掲載中です。
不倫ネタなので念のためR15としています。
文字数 19,097
最終更新日 2022.04.30
登録日 2022.04.26
「私」ルビーに、夫ハロルドは浮気をする理由を言う。「浮気するスリルが欲しいから結婚した」と。
この二人の出会いは、家庭教師をしていたルビーが勤め先のセクハラで何度も辞めさせられて困っていたところへハロルドが就職先を斡旋したのがきっかけだった。
契約期間後結婚した二人だが、三年近く経っても子供ができない。理由は忙しいだの何だのでの行為の少なさだった。
義妹のすすめで調べさせたところ、浮気が発覚。しかも三人も。
理由を聞いたところ、冒頭の言葉が出てきた。
それに対してルビーの対応は。
文字数 6,805
最終更新日 2022.04.22
登録日 2022.04.22
アシュリー・エルネットはサルバリー王国の王太子であるオースティンの婚約者だった。
オースティンは重い病を患っていたが、ある日アシュリーに病気を食い止める力がある事が発覚する。
けれどアシュリーはある事件がきっかけでオースティンに冷遇されていた。
部屋に閉じ込められて、怪我人や病人を治療する日々。
両親はアシュリーの力にを巡って喧嘩を繰り返していた。
アシュリーは自分が"良い子"でいたら幸せになれると信じていた。
我慢して、耐えて、文句も言わずにずっと…。
しかし異世界の聖女、ユイナが現れた事で状況は一変する。
尽くしてきた婚約者に捨てられて、王家から用済みだと見放され、家族から罵倒され責められたアシュリーは……
(わたくしが良い子でいる意味ってなぁに……?)
*復讐系ですので苦手な方はご遠慮下さい
*ご都合主義で進行中、色々と独自設定です
文字数 97,195
最終更新日 2022.01.07
登録日 2021.12.01
※ヒロインは女の敵。ヒロインは正義ではありません。悪女です。観覧注意。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
十年眠り続ける公爵令嬢のアイリス。アイリスの元婚約者である第二王子のリーンハルトには、現婚約者の伯爵令嬢のジャネットがいるが、彼は構う事なく毎日アイリスの元へと通い続けていた。そんな彼をジャネットは笑顔で見送る。周囲は健気で寛大な彼女に同情的で、リーンハルトの立場は次第に悪くなっていくばかりだった。そんな時ある事件が起きて、リーンハルトは……。目を覚ましたアイリスは、女の武器を使い男達を次々と籠絡し、復讐を始める。
文字数 65,259
最終更新日 2022.03.05
登録日 2022.02.16
「私」マニュレット・マゴベイド男爵令嬢は、男爵家の婿である父から追い出される。
そもそも男爵の娘であった母の婿であった父は結婚後ほとんど寄りつかず、愛人のもとに行っており、マニュレットと同じ歳のアリシアという娘を儲けていた。
母の死後、屋根裏部屋に住まわされ、使用人の暮らしを余儀なくされていたマニュレット。
アリシアの社交界デビューのためのドレスの仕上げで起こった事故をきっかけに、責任を押しつけられ、ついに父親から家を追い出される。
だがそれが、この「館」を母親から受け継いだマニュレットの反逆のはじまりだった。
文字数 35,589
最終更新日 2022.03.20
登録日 2022.03.18
結婚三年、子供ができないという理由で夫ヘンリーがずっと身体の関係を持っていた女性マリアを連れてきた。
そして、今後は彼女をこの邸宅の女主として仕えよと使用人に命じる。
正妻のアリーシアは離れに追い出され、冷遇される日々。
離婚したくても、金づるであるアリーシアをそう簡単には手放してはくれなかった。
しかし、そんな日々もある日突然終わりが来る。
それは父親の死から始まった。
文字数 92,976
最終更新日 2021.06.08
登録日 2021.05.20
前世王太子に裏切られた悪役令嬢は転生してもその恨みを晴らすかの如く暴走する……
R18系オムニバスです。
文字数 140,242
最終更新日 2022.05.20
登録日 2021.12.30
夫に借金を背負わされ娼館に売られた公爵令嬢の復讐劇。壮絶ざまぁ。残酷のR18。
文字数 12,721
最終更新日 2021.11.25
登録日 2021.11.18
ひさしぶりに見るウィリアムの顔は、一年前の婚約当時とは別人のようになっていた。
「やあ、メアリー。今日はよく来てくれたね」
「お招きくださりありがとうございます。婚約者に会えてとても嬉しいですわ」
「それはよかった」
何かと理由をつけて会ってくれない彼に皮肉を言ったつもりだったが、まるで気づかないように屈託なく笑っている。
以前のウィリアムであれば、些細な言葉ひとつにでも激高しそうなものだが。
今の彼はまるで幸せに満ちているかのように、余裕のある表情で私を見ている。
「ウィリアム、なんだか幸せそうです」
文字数 65,035
最終更新日 2022.05.13
登録日 2022.05.13
伯爵令嬢のサブリナには一つ下に妹が一人居る。両親に甘やかされて育った妹は、サブリナの物をなんでも欲しがる我が儘放題な娘になってしまった。一方、サブリナのクラスメートで隣の席のミシェルには、一つ上に姉が一人居る。常にミシェルに対してマウントを取りたがる姉は、ミシェル自身のこともミシェルの持ち物も支配下に置こうとする。
「あなたが妹だったら...」
「あなたが姉だったら...」
二人はお互いにそう思っていた。やがてそれぞれの妹と姉は二人の「物」だけじゃ飽き足らず「者」まで奪おうとするに至る。これにはさすがに堪忍袋の緒が切れた二人は、協力して復讐を果たそうと立ち上がるのだった。
文字数 6,324
最終更新日 2021.12.16
登録日 2021.12.11
婚約者と友人だった女に裏切られた私はショックのあまり自死した。死んでも死にきれなかった私は自分の魂と引き換えに悪魔に縋った。生まれ変わって憎い2人に再び会った私は…
絶世の美少女に生まれ変わる
寝取られて寝取り返す
ゆるゆる設定
5話完結
文字数 8,271
最終更新日 2021.12.07
登録日 2021.12.05
【全15話、約22,000文字、完結済み】
「アダリズはきっと国庫の金を横領した罪で死刑になるだろう。邪魔な婚約者を排除できた上に僕は手柄を立てられる、その上愛するエマを次の婚約者に指名にできる、最高の計画だ!」
アダリズは公爵家の長女で王太子の婚約者、成績優秀でマナーも完璧、王太子に押し付けられた仕事を文句も言わずに黙々とこなす健気な少女、そんなアダリズの唯一の欠点は不美人なこと。
ふざいくなアダリズのことが昔から気に入らなかった王太子は、アダリズの妹と共謀し、アダリズに冤罪を着せ処刑しようとしていた。
その計画を偶然聞いてしまったアダリズは……。
両親に疎まれ、婚約者に浮気され、妹に裏切られたアダリズが、悪魔の力を借りて婚約者と妹に復讐する話。
両親からの虐待、浮気者の婚約者、裏切者の妹、悪魔、魔法、身体交換、ざまぁ、復讐、報復、死ネタ有り、ハッピーエンド。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
10月25日、日間総合25位、恋愛19位、HOTランキング16位に入りました。ありがとうございます。
文字数 22,100
最終更新日 2021.10.24
登録日 2021.10.23
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
カチュアは返事しなかった。
いや、返事することができなかった。
下手に返事すれば、歯や鼻の骨が折れるほどなぐられるのだ。
その表現も正しくはない。
返事をしなくて殴られる。
何をどうしようと、何もしなくても、殴る蹴るの暴行を受けるのだ。
マクリンナット公爵家の長女カチュアは、両親から激しい虐待を受けて育った。
とは言っても、母親は血のつながった実の母親ではない。
今の母親は後妻で、公爵ルイスを誑かし、カチュアの実母ミレーナを毒殺して、公爵夫人の座を手に入れていた。
そんな極悪非道なネーラが後妻に入って、カチュアが殺されずにすんでいるのは、ネーラの加虐心を満たすためだけだった。
食事を与えずに餓えで苛み、使用人以下の乞食のような服しか与えずに使用人と共に嘲笑い、躾という言い訳の元に死ぬ直前まで暴行を繰り返していた。
王宮などに連れて行かなければいけない場合だけ、治癒魔法で体裁を整え、屋敷に戻ればまた死の直前まで暴行を加えていた。
無限地獄のような生活が、ネーラが後妻に入ってから続いていた。
何度か自殺を図ったが、死ぬことも許されなかった。
そんな虐待を、実の父親であるマクリンナット公爵ルイスは、酒を飲みながらニタニタと笑いながら見ていた。
だがそんあ生き地獄も終わるときがやってきた。
マクリンナット公爵家どころか、リングストン王国全体を圧迫する獣人の強国ウィントン大公国が、リングストン王国一の美女マクリンナット公爵令嬢アメリアを嫁によこせと言ってきたのだ。
だが極悪非道なネーラが、そのような条件を受け入れるはずがなかった。
カチュアとは真逆に、舐めるように可愛がり、好き勝手我儘放題に育てた、ネーラそっくりの極悪非道に育った実の娘、アメリアを手放すはずがなかったのだ。
ネーラはカチュアを身代わりに送り込むことにした。
絶対にカチュアであることを明かせないように、いや、何のしゃべれないように、舌を切り取ってしまったのだ。
文字数 102,276
最終更新日 2020.08.15
登録日 2020.05.14
第15回恋愛小説大賞参加作です。 24話28,196文字で完結です。
文字数 28,196
最終更新日 2022.02.22
登録日 2022.01.27
「無実の罪で処刑されかけた元公爵令嬢は、絶体絶命の国王を守る為戦う事を決めました」
リアム視点、IFストーリーです。
本編まだの方は、先に本編を読んでからこちらの作品を読んでいただくことをお勧めしますm(__)m
https://www.alphapolis.co.jp/novel/74039293/133513274
~あらすじ~
エミリー・コックスの魅了魔法のせいで、最愛の婚約者シャーロットを失ったリアム。シャーロットの29回目の誕生日に、命を絶ったはずだったが…
目覚めると貴族学院入学式の日に戻っていた。
二度と会えないと思っていたシャーロットに会える喜びと共に、自分を地獄に突き落としたエミリー・コックスへの恨みが爆発する。
「あの女だけは、絶対許さない。この世の地獄を見せてやる」
完全に病んでしまったリアムの歪んだ愛情&復讐劇、全6話+番外編1話です。
文字数 18,762
最終更新日 2021.07.30
登録日 2021.07.30