恋愛 短編小説一覧

3,451 12345
41
恋愛 完結 短編 R15
 聖女エリノアには、魔物討伐部隊隊長の、アントンという婚約者がいる。そして、たった一人の家族である妹のリビーは、聖女候補として、同じ教会に住んでいた。  エリノアにとって二人は、かけがえのない大切な存在だった。二人も、同じように想ってくれていると信じていた。  ──でも。  「……お姉ちゃんなんか、魔物に殺されてしまえばいいのに!!」 「そうだね。エリノアさえいなければ、聖女には、きみがなっていたのにね」  深夜に密会していた二人の会話を聞いてしまったエリノアは、愕然とした。泣いて。泣いて。それでも他に居場所のないエリノアは、口を閉ざすことを選んだ。  けれど。  ある事件がきっかけで、エリノアの心が、限界を迎えることになる。
24h.ポイント 347pt
小説 3,169 位 / 183,867件 恋愛 1,481 位 / 55,981件
文字数 35,455 最終更新日 2023.04.11 登録日 2023.03.09
42
恋愛 完結 短編
 目の前で抱き合う、婚約者であるダレルと、見知らぬ令嬢。立ち尽くすアレクシアに向き直ったダレルは、唐突に「きみには失望したよ」と吐き捨てた。 「ぼくとバーサは、ただの友人関係だ。なのにきみは、ぼくたちの仲を誤解して、バーサを虐めていたんだってね」  ダレルがバーサを庇うように抱き締めながら、アレクシアを睨み付けてくる。一方のアレクシアは、ぽかんとしていた。 「……あの。わたし、そのバーサという方とはじめてお会いしたのですが」  バーサは、まあ、と涙を滲ませた。 「そんな言い訳するなんて、ひどいですわ! 子爵令嬢のあなたは、伯爵令嬢のわたしに逆らうことなどできないでしょうと、あたしを打ちながら笑っていたではありませんか?!」 「? はあ。あなたは、子爵令嬢なのですね」  覚えがなさ過ぎて、怒りすらわいてこないアレクシア。業を煮やしたように、ダレルは声を荒げた。 「お前! さっきからその態度は何だ!!」  アレクシアは、そう言われましても、と顎に手を当てた。 「──わたしがあなた方の仲を誤解していたとして、それがどうしたというのですか?」 「だ、だから。バーサに嫉妬して、だから、ぼくの知らないとこでバーサを虐めて、ぼくから離れさせようと……っ」 「そこが理解できません。そもそもそのような嫉妬は、相手を愛しているからこそ、するものではないのですか?」  ダレルは、え、と口を半開きにした。  この作品は、小説家になろう様でも掲載しています。
24h.ポイント 340pt
小説 3,241 位 / 183,867件 恋愛 1,517 位 / 55,981件
文字数 10,041 最終更新日 2022.12.09 登録日 2022.11.29
43
恋愛 完結 短編 R15
「あたし、気付いたの。やっぱりリッキーしかいないって。リッキーだけを愛しているって」  人気のない校舎裏。熱っぽい双眸で訴えかけたのは、子爵令嬢のパティだ。正面には、伯爵令息のリッキーがいる。 「学園に通いはじめてすぐに他の令息に熱をあげて、ぼくを捨てたのは、きみじゃないか」 「捨てたなんて……だって、子爵令嬢のあたしが、侯爵令息様に逆らえるはずないじゃない……だから、あたし」  一歩近付くパティに、リッキーが一歩、後退る。明らかな動揺が見えた。 「そ、そんな顔しても無駄だよ。きみから侯爵令息に言い寄っていたことも、その侯爵令息に最近婚約者ができたことも、ぼくだってちゃんと知ってるんだからな。あてがはずれて、仕方なくぼくのところに戻って来たんだろ?!」 「……そんな、ひどい」  しくしくと、パティは泣き出した。リッキーが、うっと怯む。 「ど、どちらにせよ、もう遅いよ。ぼくには婚約者がいる。きみだって知ってるだろ?」 「あたしが好きなら、そんなもの、解消すればいいじゃない!」  パティが叫ぶ。無茶苦茶だわ、と胸中で呟いたのは、二人からは死角になるところで聞き耳を立てていた伯爵令嬢のシャノン──リッキーの婚約者だった。  昔からパティが大好きだったリッキーもさすがに呆れているのでは、と考えていたシャノンだったが──。 「……そんなにぼくのこと、好きなの?」  予想もしないリッキーの質問に、シャノンは目を丸くした。対してパティは、目を輝かせた。 「好き! 大好き!」  リッキーは「そ、そっか……」と、満更でもない様子だ。それは、パティも感じたのだろう。 「リッキー。ねえ、どうなの? 返事は?」  パティが詰め寄る。悩んだすえのリッキーの答えは、 「……少し、考える時間がほしい」  だった。
24h.ポイント 326pt
小説 3,382 位 / 183,867件 恋愛 1,580 位 / 55,981件
文字数 16,270 最終更新日 2022.09.10 登録日 2022.08.22
44
恋愛 完結 短編
無能と馬鹿にされてきた伯爵令嬢アスタロト。そんな彼女にはついにネルソンという婚約者ができる。しかし婚約して半年後、彼は冷たい声で言う。「アスタロト、俺に隠れて浮気をしているようだな。そんな尻軽女とは婚約破棄させてもらう」でも、あなたの方こそ私の姉と浮気をしていますよね?
24h.ポイント 319pt
小説 3,449 位 / 183,867件 恋愛 1,612 位 / 55,981件
文字数 10,559 最終更新日 2024.03.20 登録日 2024.03.18
45
恋愛 完結 短編
「……ごめん。ぼくは、きみではない人を愛してしまったんだ」  幼馴染みであり、婚約者でもあるミッチェルにそう告げられたエノーラは「はい」と返答した。その声色からは、悲しみとか、驚きとか、そういったものは一切感じられなかった。  ──どころか。 「ミッチェルが愛する方と結婚できるよう、おじさまとお父様に、わたしからもお願いしてみます」  決意を宿した双眸で、エノーラはそう言った。  この作品は、小説家になろう様でも掲載しています。
24h.ポイント 305pt
小説 3,629 位 / 183,867件 恋愛 1,680 位 / 55,981件
文字数 17,926 最終更新日 2022.05.07 登録日 2022.04.18
46
恋愛 完結 短編
主人公伯爵家のメアリー・キングスレーは公爵家長男のロビン・ウィンターと婚約していた。 メアリーは幼い頃から公爵のロビンと釣り合うように厳しい教育を受けていた。 そして学園に通い始めてからもロビンのために、生徒会の仕事を請け負い、尽していた。 しかしある日突然、ロビンは平民の女性を連れてきて「彼女を正妻にする!」と宣言した。 そしえメアリーには「お前は妾にする」と言ってきて…。 メアリーはロビンに失望し、婚約破棄をする。 婚約破棄は面子に関わるとロビンは引き留めようとしたが、メアリーは婚約破棄を押し通す。 そしてその後、ロビンのメアリーに対する仕打ちを知った王子や、周囲の貴族はロビンを責め始める…。 ※小説家になろうでも掲載しています。
24h.ポイント 305pt
小説 3,629 位 / 183,867件 恋愛 1,680 位 / 55,981件
文字数 24,380 最終更新日 2022.08.17 登録日 2022.07.18
47
恋愛 完結 短編 R15
「──お前のこと、本当はずっと嫌いだったよ」 「……ジャスパー?」 「いっつもいっつも。金魚の糞みたいにおれの後をついてきてさ。鬱陶しいったらなかった。お前が公爵令嬢じゃなかったら、おれが嫡男だったら、絶対に相手になんかしなかった」  マリーの目が絶望に見開かれる。ジャスパーとは小さな頃からの付き合いだったが、いつだってジャスパーは優しかった。なのに。 「楽な暮らしができるから、仕方なく優しくしてやってただけなのに。余計なことしやがって。おれの不貞行為をお前が親に言い付けでもしたら、どうなるか。ったく」  続けて吐かれた科白に、マリーは愕然とした。 「こうなった以上、殺すしかないじゃないか。面倒かけさせやがって」  
24h.ポイント 298pt
小説 3,708 位 / 183,867件 恋愛 1,719 位 / 55,981件
文字数 33,335 最終更新日 2021.10.25 登録日 2021.09.23
48
恋愛 完結 短編
伯爵令嬢のエリーゼは容姿端麗、頭脳明晰で完璧な女性だった。しかし完璧すぎるエリーゼは周囲から浮いてしまい、彼女に友人や恋人はできなかった。愛に期待なんてしなくなった彼女だが、レイブンという婚約者が出来たことをきっかけに気持ちが変わっていく。だが、二人の婚約を、エリーゼの兄ダリオンと、レイブンの幼馴染ミリアは許してないようで……
24h.ポイント 298pt
小説 3,708 位 / 183,867件 恋愛 1,719 位 / 55,981件
文字数 10,087 最終更新日 2024.03.26 登録日 2024.03.25
49
恋愛 完結 短編
式前日に一目だけでも婚約者に会いたいとやってきた邸で、婚約者のオリオンが浮気している現場を目撃してしまったキャス。 しかも浮気相手は従姉妹で幼馴染のミリーだった。 あんな男と結婚なんて嫌! よし花嫁を替えてやろう!というお話です。 オリオンはただのクズキモ男です。 ハッピーエンド。
24h.ポイント 298pt
小説 3,708 位 / 183,867件 恋愛 1,719 位 / 55,981件
文字数 24,882 最終更新日 2023.11.20 登録日 2023.11.13
50
恋愛 完結 短編
「あいつをお義兄様と呼べって? 嫌よッ!!」  鈍感な姉にはなにを言っても無駄。でも許せない。 疑う事を知らない姉から、私がするはずだった婚約指輪を貸してもらった。 私から姉に乗り換えたギャロウェイ伯爵と、さっそく喧嘩させてやろうと思った。 私が受けた仕打ちに比べれば、可愛いすぎる悪戯だ。 ところが…… 「!」 指輪を落っことしてしまった。 しかも、こんなに人がごった返している広間で。最悪だ。 「嘘でしょ……あれは伯爵家に代々受け継がれた指輪なのに……!」 床を這う私、伯爵令嬢アーシュラ・ペネロピ・バッセルは、テーブルクロスの中で彼と出会った。 「あんた誰」 「あー、僕は……」 レイモンド・ジム・グリーナウェイ。招かれざる客。 指輪探しを手伝ってもらうかわりに、お願いをひとつ聞いてあげるという約束をした私は、渋々ではありながら彼と客間に忍び込んで、見てしまった。 私を棄て姉と婚約したギャロウェイ伯爵の、密会現場を…… 「あんな奴とお姉様を結婚させられないわ!」 「どうする気?」 彼は私の言いなり。逃す手はない。 「もうひとつお願いを聞いてあげる。ぶち壊して」
24h.ポイント 291pt
小説 3,783 位 / 183,867件 恋愛 1,746 位 / 55,981件
文字数 10,663 最終更新日 2020.08.28 登録日 2020.08.26
51
恋愛 完結 短編
「あのドレスは似合わない……いえ、ドレスそのものが似合わないのかしら」  彼女を目にした時、ミットー公爵令嬢ロメリアは、そんな感想を抱いた。  古くから優れた武官を輩出してきたミットー公爵家の屋敷の庭では、この日、お茶会が催されていた。  お節介焼きの祖母により、十歳になったばかりのロメリアは、半ば無理やりこのお茶会の主催に祭り上げられていた。  そんな中、彼女の取り巻きを気取る令嬢達が、会場の隅に置かれたテーブルで一人ポツンと所在なげにしている男爵令嬢メルを嘲笑う。 「ヒバート男爵といえば、昇級試験に四度も落ちて、今もまだ平民の文官の下で働いているそうですわ」 「そんな風だから、奥様にも逃げられてしまうんだわ。あのメルって子も、気の毒ですわねぇ」  自分を挟んでクスクスと笑い合う彼女達を、ロメリアは冷ややかに眺めていた。  そんな中、暴走した兄の馬が乱入し、お茶会は騒然となる。  その時、似合わないピンクのドレスを翻して馬の背に飛び乗り混乱を収めたのは、この場で最も格下として扱われていた、メルだった。  それを見たロメリアは、自分の心がかつてないほど浮き立つのを感じた。
24h.ポイント 291pt
小説 3,783 位 / 183,867件 恋愛 1,746 位 / 55,981件
文字数 6,084 最終更新日 2024.04.21 登録日 2024.04.21
52
恋愛 完結 短編
平凡より少し劣る頭の出来と、ぱっとしない容姿。 誰にも望まれず、夜会ではいつも壁の花になる。 でもそんな事、気にしたこともなかった。だって、人と話すのも目立つのも好きではないのだもの。 このまま実家でのんびりと一生を生きていくのだと信じていた。 そんな拗らせ内気令嬢が策士な騎士の罠に掛かるまでの恋物語 執筆済みで完結確約です。
24h.ポイント 291pt
小説 3,783 位 / 183,867件 恋愛 1,746 位 / 55,981件
文字数 12,272 最終更新日 2021.11.18 登録日 2021.11.08
53
恋愛 完結 短編 R15
「シンディーのことは、恋愛対象としては見てないよ。それだけは信じてくれ」  夫のランドルは、そう言って笑った。けれどある日、ランドルの幼馴染みであるシンディーが、ランドルの子を妊娠したと知ってしまうセシリア。それを問うと、ランドルは急に激怒した。そして、離縁を言い渡されると同時に、屋敷を追い出されてしまう。  ──数年後。  ランドルの一言にぷつんとキレてしまったセシリアは、殺意を宿した双眸で、ランドルにこう言いはなった。 「あなたの息の根は、わたしが止めます」
24h.ポイント 291pt
小説 3,783 位 / 183,867件 恋愛 1,746 位 / 55,981件
文字数 39,364 最終更新日 2021.07.24 登録日 2021.06.21
54
恋愛 完結 短編 R18
性格の悪い女が、性格の悪い男に色々やられてあっさり快楽墜ちする話です。(女性向けあらすじ) 「小学生の時奴隷の様に扱われていた男がアメリカから帰国してきて、自分を下僕扱いした女王様気取りが抜けない性悪底辺女をゲームと称して一週間監禁し、その一週間のうちに連続絶頂アクメ叩き込んであっさり快楽墜ちさせるやつ」(男性向けあらすじ) ※胸糞注意。ですが、胸糞を期待している方には物足りない仕様。 ※最初から♡喘ぎが乱舞しています。全ページ閲覧中背後注意。 ※ヤマナシオチナシのイタしているだけの話です、頭空っぽ推奨。 ※様々な地雷が埋まっております。何でも来い方向け。 アへ顔即快楽堕ち、らめぇ系。タグに書ききれない変態プレイ満載です、ご注意下さい。 ※男女交互視点です。 ※作品構成上、水商売の方を差別する表現がございます。申し訳ございません。 ※他サイトにも掲載しています。
24h.ポイント 276pt
小説 3,960 位 / 183,867件 恋愛 1,824 位 / 55,981件
文字数 45,294 最終更新日 2020.11.14 登録日 2020.11.12
55
恋愛 完結 短編
「女性の中で一番愛しているのはきみだけど、すべての人間の中で一番好きなのは、アデラかな」  婚約者のネイトは何の悪びれもなく、そう言って笑った。  ネイトの元恋人から、どうしてネイトと別れたのかを聞かされたエリンの心が揺らぐ。けれどネイトは、僅かに残る想いを見事にぶった斬ってくれた。 「ねえ、ネイト。わたし、公爵令嬢なんですよ。知っていましたか?」
24h.ポイント 276pt
小説 3,960 位 / 183,867件 恋愛 1,824 位 / 55,981件
文字数 21,141 最終更新日 2022.04.13 登録日 2022.03.23
56
恋愛 完結 ショートショート
エリノーラは、両親を亡くし、莫大な財産を受け継いだ。唯一の親族である伯父に財産と命を狙われ疲弊する日々。そんなある日、伯父が連れてきたのは貴族を憎む少年だった。
24h.ポイント 276pt
小説 3,960 位 / 183,867件 恋愛 1,824 位 / 55,981件
文字数 8,097 最終更新日 2024.03.21 登録日 2024.03.19
57
恋愛 完結 短編 R18
3P練習用短編。 仲良し双子を相手に3Pで処女喪失する話です。無理やりです。
24h.ポイント 276pt
小説 3,960 位 / 183,867件 恋愛 1,824 位 / 55,981件
文字数 15,714 最終更新日 2023.11.05 登録日 2023.11.02
58
恋愛 完結 短編
伯爵令嬢シンシアの婚約者パトリックは悲劇のヒロインぶる令嬢リリアナに心を奪われ、リリアナを救う為にシンシアとの婚約を破棄してしまう。そして非難轟々の中リリアナと結婚してしまった。 2年後、シンシアは宮廷に仕え異国から迎えた妃殿下の侍女として特殊な宝飾品を管理する充実した日々を送っていた。 しかし元婚約者パトリックはその頃、被害妄想の強い幼稚な妻リリアナの我儘と奇行に辟易する毎日を送っていたようで…… 「彼女が家族に虐げられているなんて大嘘だよ。騙された」 知ったことではないと接触を拒むシンシアにパトリックは復縁まで持ちかけてくる。 「いえ、お断りですが?」 なぜならシンシアは既に異国の王子と…… 【誤字報告お礼】 複数の読者様から誤字報告をいただきました。ありがとうございます! 御厚意に与りコメントは非表示とさせていただきましたが、この場を借りて御礼申し上げます。 これからもお楽しみ頂けましたら幸いです。
24h.ポイント 269pt
小説 4,054 位 / 183,867件 恋愛 1,871 位 / 55,981件
文字数 61,136 最終更新日 2023.05.27 登録日 2023.05.13
59
恋愛 完結 短編
「ブライズ。きみとの婚約を、解消したいと思っている」  この国の第一王子であるザカリーが、学園の卒業パーティーの中、静かにそう告げた。目の前には婚約者であるブライズが。隣には、婚約者ではない令嬢──ベサニーが、口元に笑みを浮かべながら、立っていた。  ブライズが、驚愕に目を見開く。 「……ど、どうしてですか?」  ザカリーは、はっと鼻で笑った。 「どうして、か。なあ、ブライズ。きみは、鏡を見たことがあるかな?」 「……も、もちろん、ですわ」 「ここまで言ってもわからないとは。きみは、頭まで悪かったんだね。唯一の取り柄だと思っていたのに」  ベサニーが「駄目ですわよ、ザカリー殿下。彼女には、もっとはっきり言わないと、伝わりませんよ?」と笑う。 「そうか。婚約者であるきみを傷付けずにすまそうという、ぼくなりの優しさだったんだが」 「……ザ、ザカリー殿下?」 「ブライズ。きみは顔も醜く、体型も美しいとはいえない。取り柄といえば、頭の良さだけ」  ブライズは、ぶわっと涙を浮かべた。   「……そ、そんな……ひどい……っ」 「ひどいとは、失礼だな。この十年間、ぼくの婚約者でいられただけ、ありがたいと思わないか?」  遠巻きで見守る生徒たちが、確かに、とクスクス笑う。 「婚約解消は嫌か、ブライズ」  ザカリーが問うと、ブライズはすぐに、はい、と答えた。 「どうしてもぼくの婚約者でいたいなら、条件がある」 「な、何ですか……?」 「そう身構えなくていい。ただお前に、ぼくが側妃をもつことを了承してほしいだけだ」  ブライズが「側妃……」と繰り返す。ザカリーが、そうだ、と優しく微笑む。 「それだけ受け入れてくれれば、お前をぼくの正妃にしてやる。婚約解消もしない。どうだ?」 「……! う、受け入れます! わたくし、受け入れますわ!」 「そうか。嬉しいよ、ブライズ。ありがとう」  ザカリーはブライズをそっと抱き締め、 「残念だよ。ブライズの顔と身体が、ベサニーのようだったら、きっと愛せたのに。あ、そうだ。ブライズ、きみとは子作りする気はないから、そのつもりで。──理由は、もう言わなくてもわかってくれるよね?」  と、非情な言葉を告げた。
24h.ポイント 269pt
小説 4,054 位 / 183,867件 恋愛 1,871 位 / 55,981件
文字数 10,027 最終更新日 2022.11.22 登録日 2022.11.16
60
恋愛 完結 短編
 わたしの愛しいあなたへ。
24h.ポイント 262pt
小説 4,149 位 / 183,867件 恋愛 1,905 位 / 55,981件
文字数 11,101 最終更新日 2022.08.18 登録日 2022.08.05
61
恋愛 連載中 短編 R15
 伯爵令嬢マリアーナ・ベイリーは婚約者が居るのに、使用人カルロと恋人同士になってしまった。  しかし、カルロは婚約者ジークライト・カンザック男爵子息とマリアーナの父親が差し向けた罠だった。  義理の妹リンダの誕生日パーティーの日。マリアーナはカルロにそそのかされて婚約解消の書類にサインし、駆け落ちをした。  これからカルロとの愛に溢れた未来を夢見ていた。  王都から出た森の中にある小屋で、駆け落ちを記念にプレゼントがあると言われた。結婚指輪だと思って言われるままに目をつむると、ナイフが胸に突き刺さっていた。  カルロは嘲笑いながら全て嘘だったと告げた。父親、婚約者が仕掛けた罠だったと…。  信じていた恋人に裏切られ、マリアーナはーーー。   全14話です。 執筆は終わっているので、1日2話ずつ更新していきます。 楽しんでいただければ幸いです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【閲覧注意】 ダークラブストーリーです。 残酷描写が多いので、苦手な方はご注意下さい。 残酷描写が描かれた話には【残酷描写有り】と記載します。
24h.ポイント 262pt
小説 4,149 位 / 183,867件 恋愛 1,905 位 / 55,981件
文字数 32,735 最終更新日 2021.01.13 登録日 2021.01.09
62
恋愛 完結 短編
「──お前はその顔で、本当に王族なのか?」  そう問いかけてきたのは、この国の第一王子──サイラスだった。  真剣な顔で問いかけられたセシリーは、固まった。からかいや嫌味などではない、心からの疑問。いくら慣れたこととはいえ、流石のセシリーも、カチンときた。 「…………ぷっ」  姉のカミラが口元を押さえながら、吹き出す。それにつられて、広間にいる者たちは一斉に笑い出した。  当然、サイラスがセシリーを皮肉っていると思ったからだ。  だが、真実は違っていて──。
24h.ポイント 262pt
小説 4,149 位 / 183,867件 恋愛 1,905 位 / 55,981件
文字数 22,887 最終更新日 2022.01.03 登録日 2021.12.10
63
恋愛 完結 短編
リジューレ伯爵家のリリウムは養女を理由に家を追い出されることになった。姉リリウムの婚約者は妹ロサへ譲り、家督もロサが継ぐらしい。 「お父様も、お母様も、わたくしが妖精姫だとすっかりお忘れなのですね? 今まで莫大な幸運を与えてきたことに気づいていなかったのですね? それなら、もういいです。わたくしはわたくしで自由に生きますから」 リリウムは家を出て、新たな人生を歩む。一方、リジューレ伯爵家は幸運を失い、急速に傾いていった。
24h.ポイント 255pt
小説 4,266 位 / 183,867件 恋愛 1,948 位 / 55,981件
文字数 21,280 最終更新日 2021.07.01 登録日 2021.06.22
64
恋愛 完結 短編
アラエル国王の唯一の汚点、それは国王ヨセーファの女遊び。 美貌に恵まれながらも内気な王妃ユリアは〈お飾り〉や〈お人形〉と陰口を叩かれている。 ユリアは、亡き先王が晩年になってやっと授かった、たった一人の王女だった。 だから父亡き後は宰相ポジロスに従うしかなく、嫡男ヨセーファと結婚したのだ。 「ユリア様。あなたの善き夫、善き国王として、この命を捧げます」 結婚式でそう誓ってくれたあの日のヨセーファは、もういない。 「君には国政なんてわからないだろう。口を出すな。黙って横に座っていればいいんだ」 国王という絶対的な権力を手に入れて、酒と女に溺れる日々。 ──どうして……なぜなの、ヨセーファ。 ──私と、国と、民を、愛してくれると言ったあなたは幻だったの?  結婚5周年の祝祭の日、不幸な山火事が起きて一つの村が壊滅的被害を受けた。 国王ヨセーファが宣言したのは復興事業ではなく……  「炙り出された女を集めて巨大なハーレムを作るぞ!」 もうお飾りではいられない。ユリアは立ち上がる。 「せめて私だけはこの国を愛さなくては……私はたった一人の、アラエル王家の末裔なのだから」 ユリアは幽閉された大宰相カリウワルスに助言を求めた。 そこで神官イヴェルと再会する。 イヴェルは大宰相の息子であり、ユリアの初恋の人だった。
24h.ポイント 255pt
小説 4,266 位 / 183,867件 恋愛 1,948 位 / 55,981件
文字数 12,028 最終更新日 2022.07.16 登録日 2022.06.25
65
恋愛 完結 短編
卒業パーティーの最中、婚約者から突然婚約破棄を告げられたシェリーヌ。 婚約者の心を留めておけないような娘はいらないと、養父からも不要と言われる。 シェリーヌは16年過ごした国を出る。 生まれた時からの側近アランと一緒に・・・。 完結しました。
24h.ポイント 248pt
小説 4,385 位 / 183,867件 恋愛 1,990 位 / 55,981件
文字数 20,485 最終更新日 2024.03.20 登録日 2024.03.13
66
恋愛 完結 短編
短編を集めました。新作を書いた時はこちらに随時更新していきます。 ①王太子殿下の心変わり ②彼は分かっていなかった ③「君を愛することはない」 ④妹は生まれた時から全てを持っていた。
24h.ポイント 234pt
小説 4,627 位 / 183,867件 恋愛 2,088 位 / 55,981件
文字数 31,687 最終更新日 2024.03.02 登録日 2024.03.01
67
恋愛 完結 短編
 小さくて、可愛くて、庇護欲をそそられる姉。対し、身長も高くて、地味顔の妹のリネット。  ある日。愛らしい顔立ちで有名な第二王子に婚約を申し込まれ、舞い上がるリネットだったが──。 「あれ? きみ、誰?」  第二王子であるヒューゴーは、リネットを見ながら不思議そうに首を傾げるのだった。
24h.ポイント 227pt
小説 4,769 位 / 183,867件 恋愛 2,150 位 / 55,981件
文字数 22,721 最終更新日 2021.08.18 登録日 2021.07.29
68
恋愛 完結 短編
「クラリス。すまないが、今日も仕事を頼まれてくれないか?」  王立学園に入学して十ヶ月が経った放課後。生徒会室に向かう途中の廊下で、この国の王子であるイライジャが、並んで歩く婚約者のクラリスに言った。クラリスが、ですが、と困ったように呟く。 「やはり、生徒会長であるイライジャ殿下に与えられた仕事ですので、ご自分でなされたほうが、殿下のためにもよろしいのではないでしょうか……?」 「そうしたいのはやまやまだが、側妃候補のご令嬢たちと、お茶をする約束をしてしまったんだ。ぼくが王となったときのためにも、愛想はよくしていた方がいいだろう?」 「……それはそうかもしれませんが」 「クラリス。まだぐだぐだ言うようなら──わかっているよね?」  イライジャは足を止め、クラリスに一歩、近付いた。 「王子であるぼくの命に逆らうのなら、きみとの婚約は、破棄させてもらうよ?」  こう言えば、イライジャを愛しているクラリスが、どんな頼み事も断れないとわかったうえでの脅しだった。現に、クラリスは焦ったように顔をあげた。 「そ、それは嫌です!」 「うん。なら、お願いするね。大丈夫。ぼくが一番に愛しているのは、きみだから。それだけは信じて」  イライジャが抱き締めると、クラリスは、はい、と嬉しそうに笑った。  ──ああ。何て扱いやすく、便利な婚約者なのだろう。  イライジャはそっと、口角をあげた。  だが。  そんなイライジャの学園生活は、それから僅か二ヶ月後に、幕を閉じることになる。
24h.ポイント 220pt
小説 4,926 位 / 183,867件 恋愛 2,202 位 / 55,981件
文字数 21,483 最終更新日 2023.01.05 登録日 2022.12.12
69
恋愛 完結 短編 R15
「──馬鹿馬鹿しい。何だ、この調査報告書は」  ぱさっ。  伯爵令息であるパーシーは、テーブルに三枚に束ねられた紙をほうった。向かい側に座る伯爵令嬢のカーラは、静かに口を開いた。 「きちんと目は通してもらえましたか?」 「むろんだ。そのうえで、もう一度言わせてもらうよ。馬鹿馬鹿しい、とね。そもそもどうして、きみは探偵なんか雇ってまで、こんなことをしたんだ?」  ざわざわ。ざわざわ。  王都内でも評判のカフェ。昼時のいまは、客で溢れかえっている。 「──女のカン、というやつでしょうか」 「何だ、それは。素直に言ったら少しは可愛げがあるのに」 「素直、とは」 「婚約者のぼくに、きみだけを見てほしいから、こんなことをしました、とかね」  カーラは一つため息をつき、確認するようにもう一度訊ねた。 「きちんとその調査報告書に目を通されたうえで、あなたはわたしの言っていることを馬鹿馬鹿しいと、信じないというのですね?」 「き、きみを馬鹿馬鹿しいとは言ってないし、きみを信じていないわけじゃない。でも、これは……」  カーラは「わかりました」と、調査報告書を手に取り、カバンにしまった。 「それではどうぞ、お好きになさいませ」
24h.ポイント 213pt
小説 5,043 位 / 183,867件 恋愛 2,253 位 / 55,981件
文字数 20,448 最終更新日 2022.07.29 登録日 2022.07.06
70
恋愛 完結 ショートショート
他人と考え方や価値観が違う、ズレた夫。そんな夫が元カノを私に紹介してきた。一体何を考えているのか。
24h.ポイント 205pt
小説 5,233 位 / 183,867件 恋愛 2,320 位 / 55,981件
文字数 632 最終更新日 2021.08.10 登録日 2021.08.10
71
恋愛 完結 短編 R15
「──わかった、これまでのことは謝罪しよう。とりあえず、国に帰ってきてくれ。次の聖女は急ぎ見つけることを約束する。それまでは我慢してくれないか。でないと国が滅びる。お前もそれは嫌だろ?」  出来るだけ優しく、テンサンド王国の第一王子であるショーンがアーリンに語りかける。ひきつった笑みを浮かべながら。  だがアーリンは考える間もなく、 「──お断りします」  と、きっぱりと告げたのだった。
24h.ポイント 198pt
小説 5,427 位 / 183,867件 恋愛 2,392 位 / 55,981件
文字数 31,165 最終更新日 2022.06.08 登録日 2022.05.09
72
恋愛 完結 短編
公爵令嬢のエレオノールは、ある日突然ジェラルド王太子から婚約破棄を告げられた。 激怒する彼に浮気を疑われて、話も聞かず一方的に責め立てられる。 実は、ジェラルド王太子は浮気していた。浮気相手に裏切られて、女性を信じられなくなった。婚約相手であるエレオノールも疑い、婚約関係を破棄してしまったのだ。 この件が切っ掛けとなり、他の王族たちや大貴族の婚約関係が見直されることになった。調査が行われた結果、数多くの裏切り行為が発覚して大問題に発展していく。
24h.ポイント 198pt
小説 5,427 位 / 183,867件 恋愛 2,392 位 / 55,981件
文字数 13,805 最終更新日 2023.03.18 登録日 2023.03.05
73
恋愛 完結 短編
私にはただ一人、昔からずっと好きな人が居た。 そして親同士の約束とは言え、そんな彼との間に婚約と言う話が出て私はとても嬉しかった。 だが彼は王都への留学を望み、正式に婚約するのは彼が戻ってからと言う事に…。 ところが私達の婚約を正式に決める日、彼は何故か一向に姿を現さず─? (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります)
24h.ポイント 198pt
小説 5,427 位 / 183,867件 恋愛 2,392 位 / 55,981件
文字数 11,405 最終更新日 2024.02.12 登録日 2024.02.10
74
恋愛 完結 短編
神に愛された国、ミシェル王国。 女神の血筋が残る故に、女神に守られている国。 九死に一生を得た事で、人々に精霊の愛し子として慕われる傲慢な義妹、そして私を虐める義母。 挙句に婚約者まで、義妹を選び、私に婚約破棄を突きつけて来た。  ー家族だからー そう思っていたけれど……。 祝福で愛し子とは、まだ確定していませんよね? 殿下も婚約者が愛し子でなければ王太子の座は確定しませんよね? 私は…… 私の『想い』は…… そして祝福の日、全てが動く。 ◇◆◇◆ 息抜きのように、正体が最後バレる系のものを書いてみたかったのです…… 生暖かい目でごゆるりと読んでいただけたら幸いです --------------------- ※こちらの作品はカクヨムにも掲載しています。
24h.ポイント 198pt
小説 5,427 位 / 183,867件 恋愛 2,392 位 / 55,981件
文字数 16,244 最終更新日 2023.04.10 登録日 2023.03.31
75
恋愛 完結 短編
愚かな夫が自業自得で後悔するだけ。妻は結果に満足しています。 主人公は愛人を囲っていた。愛人曰く妻は彼女に嫌がらせをしているらしい。そんな性悪な妻が、屋敷の最上階から身投げしようとしていると報告されて急いで妻のもとへ行く。 小説家になろう様でも投稿しています。
24h.ポイント 191pt
小説 5,584 位 / 183,867件 恋愛 2,465 位 / 55,981件
文字数 2,517 最終更新日 2023.06.22 登録日 2023.06.22
76
恋愛 完結 短編 R15
十六歳の時に母が再婚しフローラは侯爵家の一員となったが、ある日、義兄のクリフォードと彼の親友の話を偶然聞いてしまう。 普段から冷徹な義兄に「いい加減我慢の限界だ」と視界に入れるのも疲れるほど嫌われていると知り、これ以上嫌われたくないと家を出ることを決意するのだが、それを知ったクリフォードの態度が急変し……。 ※王道ヒーローではありません
24h.ポイント 184pt
小説 5,734 位 / 183,867件 恋愛 2,552 位 / 55,981件
文字数 30,154 最終更新日 2024.01.20 登録日 2024.01.09
77
恋愛 完結 短編
アリシア・ベルモンド伯爵令嬢は必死で祈っていた。 婚約者のレオナルドが不治の病に冒され、生死の境を彷徨っているから。 「神様、どうかレオナルドをお救いください」 その願いは叶い、レオナルドは病を克服した。 ところが生還したレオナルドはとんでもないことを言った。 「本当に愛している人と結婚する。その為に神様は生き返らせてくれたんだ」 レオナルドはアリシアとの婚約を破棄。 ずっと片思いしていたというイザベラ・ド・モンフォール侯爵令嬢に求婚してしまう。 「あなたが奇跡の伯爵令息ですね。勿論、喜んで」 レオナルドとイザベラは婚約した。 アリシアは一人取り残され、忘れ去られた。 本当は、アリシアが自分の命と引き換えにレオナルドを救ったというのに。 レオナルドの命を救う為の契約。 それは天使に魂を捧げるというもの。 忽ち病に冒されていきながら、アリシアは再び天使に希う。 「最期に一言だけ、愛するレオナルドに伝えさせてください」 自分を捨てた婚約者への遺言。 それは…………
24h.ポイント 184pt
小説 5,734 位 / 183,867件 恋愛 2,552 位 / 55,981件
文字数 16,244 最終更新日 2023.11.26 登録日 2023.11.26
78
恋愛 完結 短編
ざまぁありの令嬢もの短編集です。 1作品数話(5000文字程度)の予定です。
24h.ポイント 177pt
小説 5,888 位 / 183,867件 恋愛 2,634 位 / 55,981件
文字数 11,401 最終更新日 2024.02.12 登録日 2024.02.10
79
恋愛 完結 短編 R15
小国の王女だったヘレナは、大陸屈指の強国「大セルグト王国」の王太子妃となった。 ところが夫である王太子はふしだらなダメ男。怜悧なヘレナを「お高くとまった女」と蔑み、ヘレナとは白い結婚を貫きながらも他の女を侍らせている。 ある日夫の執務室を訪ねたヘレナは、夫が仕事もせずに愛妾と睦び合っている【現場】を目撃してしまう。 「殿下。本日の政務が滞っておいでです」 どこまでも淡々と振る舞うヘレナに、罵詈雑言を浴びせる王太子と愛妾。 ――あら、そうですか。 ――そこまで言うなら、実家に帰らせていただきますね? あなたの国、滅びますけどね??? 祖国に出戻って、私は幸せになります。
24h.ポイント 177pt
小説 5,888 位 / 183,867件 恋愛 2,634 位 / 55,981件
文字数 5,173 最終更新日 2024.02.18 登録日 2024.02.18
80
恋愛 完結 短編 R15
薬学に長けた家に生まれた伯爵令嬢のカノン。病弱だった第2王子との7年の婚約の結果は何と婚約破棄だった!これまでの尽力に対して、実家も含めあまりにもつらい仕打ちにとうとうカノンは家を出る決意をする。 番外編において暴力的なシーン等もありますので一応R15が付いています 6/21完結。今後の更新は予定しておりません。また、本編は60000字と少しで柔らかい表現で出来ております
24h.ポイント 177pt
小説 5,888 位 / 183,867件 恋愛 2,634 位 / 55,981件
文字数 189,861 最終更新日 2021.01.08 登録日 2020.05.22
3,451 12345

アルファポリスの恋愛小説のご紹介

アルファポリスの恋愛小説の一覧ページです。
イケメンとの甘々な恋愛から悪役令嬢などの異世界転移ものまで、胸キュン、切ない、純愛などの多彩な恋愛小説が満載です。
悪役令嬢」 「婚約破棄」 「溺愛」 「ざまぁ」 「オフィスラブ」 人気のタグからお気に入りの小説を探すこともできます。ぜひお気に入りの小説を見つけてください。