恋愛 魔物小説一覧
伯爵令嬢リーシャは結婚式を直前に控えたある日、婚約者である公爵家長男のクリストファーが、リーシャの友人のシルキーと浮気をしている場面に遭遇してしまう。
その場で浮気を糾弾したリーシャは、クリストファーから婚約の解消を告げられる。
悲しみにくれてやけになって酒場に駆け込んだリーシャは、男たちに絡まれてしまう。
酒場にいた仮面をつけた男性──黒騎士ゼスと呼ばれている有名な冒険者にリーシャは助けられる。
それからしばらくして、誰とも結婚しないで仕官先を探そうと奔走していたリーシャの元に、王家から手紙が届く。
それは、王太子殿下の侍女にならないかという誘いの手紙だった。
城に出向いたリーシャを出迎えてくれたのは、黒騎士ゼス。
黒騎士ゼスの正体は、王太子ゼフィラスであり、彼は言う。
一年前に街で見かけた時から、リーシャのことが好きだったのだと。
もう誰も好きにならないと決めたリーシャにゼフィラスは持ちかける。
「婚約者のふりをしてみないか。もしリーシャが一年以内に俺を好きにならなければ、諦める」と。
文字数 240,348
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.01
辺境伯様は聖女の妹ではなく薬師の私をご所望です
レンタル有り「お姉様なんて死んでくれたっていいのに」
妹は特別だ
聖女であり、外では気立てもよくて貴族達からの人気も高い
だがそれ故に家ではワガママ放題
私の物はその全てが妹に奪われた
だって、私は表情も上手く変えられない能面の令嬢だから
気味悪がられ
お父様にも妹にも空気のように扱われてきた私だけど
母の残してくれた薬学だけが救ってくれた
辛く、心が壊れそうな日々が続いたが
とある理由で辺境伯様が伯爵家の屋敷へと訪れた
聖女の妹と私を見て彼が選んだのは
文字数 150,897
最終更新日 2023.06.28
登録日 2022.02.19
平民のリーアは、聖女として絶大な力を持っていたが、平凡に暮らしたかったため、力を隠して生きてきた。
ある日、大好きな姉が病にかかり、病を治す勉強をする為に聖女学院へと入る。
そこで伯爵令息のギアル様に無理やり婚約をさせられたリーアだったが、3ヶ月後、ギアル様に婚約破棄され親友だと思っていたシアと婚約した上に学院を追い出すと言われる。
学院を追い出されそうになり、親友だと思っていた相手に裏切られたリーアに、学院一優秀なマリヤから大聖女になって欲しいと頼まれ!?
設定はゆるゆるです。
全23話で完結になります。
文字数 25,657
最終更新日 2021.05.13
登録日 2021.05.06
「ルーベネ、あなたは大聖女を語った大罪で、この場で死刑です!!!」
その森をくぐれた者は、聖女になるらしい。
転生者のルーベネは、両親を亡くした喪失感で、何もかもがどうでもいい。そんな投げやりな気持ちで森をくぐった。
古くから言い伝えられている聖女になるらしい森は、人間が踏み込めない不思議なところだった。
入ろうとする者は、すぐに引き返して来たかのように出てきてしまう。おかしくも恐ろしさも覚える森の中は、やがて立ち入る者がいなくなる。
ルーベネが足を踏み入れてみれば、森の奥へと進めた。
そして、聖女となる。
とんとん拍子で、大聖女となったルーベネ。魔物の侵入を拒む結界で国を守り、祈りで豊作にしていた。
順調にいっていたのだったが、見習い聖女ハンナが王子を唆して、国王がいない隙にルーベネを処刑しようとしたのだ。
味方のおかげで、なんとか逃げられたルーベネは、国の端である最果てで、魔物と出くわした。
ここからが本番!
腹ペコ魔王と魔物の胃袋を掴む!!!
文字数 47,442
最終更新日 2020.08.06
登録日 2020.07.30
婚約破棄をされた侯爵令嬢が、彼女のためなら
なんだってしちゃう魔物(美形)に愛される話
☆他サイトにも投稿しています
文字数 13,836
最終更新日 2022.07.08
登録日 2022.07.04
戒律の厳しい修道院に王女が送られた。
聖女ビアンカに魔物をけしかけた罪で投獄され、処刑を免れた結果のことだ。
王女が居なくなって平和になった筈、なのだがそれから何故か原因不明の不調が蔓延し始めて……原因究明の為、王女の元婚約者が調査に乗り出した。
文字数 20,470
最終更新日 2023.06.21
登録日 2023.06.15
[悠久を生きる魔女①]
*②と②´まとめました。バッドエンドです。後味が悪い部分があります。ご注意ください。
幼なじみの令嬢との婚約を解消して、新たに聖女と王太子が婚約した。といった騒動があった事は私には関係の無いことだと思っていた。
ドンドンと扉を叩く音が聞こえ、薬草を調合する手を止め、エプロンを外しながら玄関に向かった。
こんな森の中の辺鄙な場所に誰がきたのかと、首を傾げながら取っ手を掴んだ。
そもそも、人避けの結界を張っているのに、そんな場所に侵入できるのは限られている。
カチャっと扉を開くと、予想通りの人の姿を認めた。
「エカチェリーナ、助けて!」
開けるなり飛び込んで来たのは、この国の王太子と婚約したばかりの聖女、ヴェロニカさんだった。
コテンと首を傾げた私に彼女が頼んできたことは、第二王子を救うことをだった。
彼女に同行して、城で私が見たものは…………
文字数 106,784
最終更新日 2024.01.31
登録日 2022.09.10
精霊魔法が盛んな国の、精霊魔法で有名な家門に、精霊魔法がまったく使えない『技能なし』として生まれた私。
精霊術士として優秀な家族に、『技能なし』でも役に立つと認めてもらいたくて、必死に努力していた。
そんなある日、魔物に襲われた猫を助けたことが発端となり、私の日常に様々な変化が訪れる。
『成人して、この家門から出ていきたい』
そう望むようになった私は、最後の儀が終わり、成人となった帰り道に、魔物に襲われ崖から転落した。
優秀な妹を助けるため、技能なしの私は兄に見殺しにされたのだ。
『精霊魔法の技能がないだけで、どうしてこんなに嫌われて、見捨てられて、死なないといけないの?』
私の中で眠っていた力が暴走する。
そんな私に手を差しのべ、暴走から救ってくれたのは…………
*誤字脱字はご容赦を。
*帝国動乱編6-2で本編完結です。
文字数 936,433
最終更新日 2024.03.12
登録日 2023.04.04
乙女ゲームに転生した私は、6歳の誕生日に前世を思い出した。それは、私が悪役令嬢になったら大好きな弟が廃人になるかもしれないというもの。
可愛い可愛い弟のノア。確かに乙女ゲームの『ほしきみ☆』は大好きだったけれど、可愛い弟の運命よりも大切なものなんてない!
王子との幸せ? そんなものは、私には必要ない!! だって、ノアが可愛くて毎日がとっっても幸せだから。
これは、ヒロインが第1王子を選んだことを想定して、悪役令嬢のアリアが全力で王子とのフラグをへし折ったり、魔術で身体強化を極めたり、運命の人に出会ったり……。
自分と弟の幸せをつかむ物語です。そして、問題は物理で解決します。
第1章 王都編完結しました
前世の記憶を取り戻したり、王家とあれこれある章です。
第2章 領地編開始です
お米を求めたり、魔物を従えたり、運命の人と出会ったり……。とにかく、アリアが乙女脳筋になっていく章です。
イラスト:天宮叶様に描いて頂きました♥️
文字数 173,044
最終更新日 2024.02.20
登録日 2023.06.27
[できそこないと呼ばれても][魔王]
努力をしてきたつもりでした。
でもその結果が、私には学園に入学できるほどの学力がないというものでした。
できそこないと言われ、家から出ることを許されず、公爵家の家族としても認めてもらえず、使用人として働くことでしか、そこに私の居場所はありませんでした。
でも、それも、私が努力をすることができなかった結果で、悪いのは私のはずでした。
私が悪いのだと、何もかもを諦めていました。
諦めた果てに私に告げられたことは、魔法使いとの結婚でした。
田舎町に住む魔法使いさんは、どんな方なのか。
大きな不安を抱え、長い長い道のりを歩いて行きました。
文字数 64,895
最終更新日 2023.07.13
登録日 2022.12.17
「好きな人ができたから、悪いけど君との婚約を破棄させてもらう」
突然、私は婚約者でもありこの国の王子殿下のギルベルトに婚約破棄を宣告されてしまう。
呆れていたら、しかも好きな人って……妹のミア!? あの子、一体なにを考えてるの?
あーあ、あんな泥棒猫とバカ王子はもう放っておこう。どうかお幸せに。
私は【テイム】スキルを使って、魔物の森で悠々自適に暮らしますから。
そんなわけで新しい人生を送っていたけれど……どうやら妹達は大変なことになっているみたい。
だから言ったじゃないですか。
文字数 7,051
最終更新日 2020.12.30
登録日 2020.12.28
魔物を倒す英雄となる運命を背負って生まれた侯爵家嫡男ルーク。
しかし、赤ん坊の時に魔獣に襲われ、顔に酷い傷を持ってしまう。
英雄の婚約者には、必ず光の魔力を持つものが求められる。そして選ばれたのは子爵家次女ジーナだった。
顔に残る傷のため、酷く冷遇された幼少期を過ごすルークに差し込んだ一筋の光がジーナなのだ。
ジーナを誰よりも大切にしてきたルークだったが、ジーナとの婚約を邪魔するものの手によって、ジーナは殺されてしまう。
誰よりも強く誰よりも心に傷を持つルークのことが死してなお気になるジーナ。
ルークに会いたくて会いたくて。
その願いは。。。。。
とても長いお話ですが、1話1話は1500文字前後で軽く読める……はず!です。
他サイト様でも公開中ですが、アルファポリス様が一番早い更新です。
本編完結しました!
文字数 459,508
最終更新日 2023.03.07
登録日 2020.08.01
[悠久を生きる魔女②]
“ステラ”と、優しく私の名前を呼んでくれたお母さまの声が、まだ耳に残っています。
タリスライト王国で生まれた私が、父に連れられて海の向こうのグリース王国へと渡ったのは、母の死がきっかけでした。
そこで、初めて異母姉に会い、仲良くできるのだと思っていました。
自分がどんな立場で生まれたのか知らなかったのです。
私は生まれてきてはいけなかったのだと、すぐに知る事になったのです。
*****
“あんた達親子のせいで、私のお母様は孤独に死んでいかなければならなかった。あんた達親子がいたから!あんた達親子さえいなければ!”
それは、雷に打たれたかのような衝撃を私にもたらしていた。
異母妹の存在。
ステラ。
彼女が私の人生を一変させた。
文字数 188,942
最終更新日 2023.03.05
登録日 2022.09.25
闇に引きずり込まれてやってきた異世界。しかし、一緒に来た見覚えのない女の子が聖女だと言われ、亜優は放置される。それに文句を言えば、聖女に悲しげにされて、その場の全員に嫌われてしまう。
どうにか、仕事を探し出したものの、聖女に嫌われた娘として、亜優は魔物が闊歩するという森に捨てられてしまった。そこで出会った人に助けられて、亜優は安全な場所に帰る。
文字数 78,095
最終更新日 2019.12.11
登録日 2019.11.12
魔物、剣、魔法、が存在する世界で別に前世の記憶があるわけではない平民の子がいた。
名をフランという。
三姉妹の末っ子でなにも取り柄のないフランは、忌み子と嫌われていた。
毎日、家の掃除や、料理を作ったり、刺繍を縫ったり。
フランが縫った刺繍はいつの間にか消えていた。
なんと、家族が売ってお金にしていたのだ。
そんな中、その日も森に山菜を取りに行ったとき、子竜を見つけ、拾ってしまう。
子竜を拾って、家に連れて帰ったら領主のところに連れていかれてしまう。
そこに滞在していた竜騎士の話では、フランが拾った子竜は癒しの竜と言って、竜王の実子だった。
知らず知らずのうちに国内の権力争いに巻き込まれたフランは無意識に力を使った。
文字数 3,570
最終更新日 2019.09.08
登録日 2019.08.31
ルナ・パナケイア公爵令嬢は癒やしの能力を持っている。聖女になろうとしていた彼女は、しかし病を治してあげた妹に裏切られ、婚約者を奪われた。
庶子の子として生まれた彼女は、用済みとばかりに公爵家に異種族との政略結婚を強制させられることに。
相手は獣王国のジャックドアー・クロウ公爵。
しかし、公爵家とは名ばかりで周りは山に囲まれて、自然に溢れる田舎。それも魔物が大量に発生する地域である。
「俺の翼を治せなければ殺す」
「私を殺そうったって構わないわ。ただ私はあなたの傷を治したいの。私を信じて」
背に翼を持ち、大空を飛ぶ鳥の獣人たちを前に、彼女は決して治せないと言われた、翼の怪我を軽々と治していく。しかしその力には代償がつきもので、またも『悪魔』と呼ばれていくことに。
そんな彼女の閉ざした心を開くのは、一羽のカラスだった。
辺境の地で幸せになる、とある聖女の記録
※R18は本当に念の為です。今後にそういう描写があれば、♡で知らせます
文字数 15,770
最終更新日 2024.01.08
登録日 2024.01.08
あらすじ
森に住む魔物がいましたその魔物は人々を蹴散らして殺す恐ろしい魔物だ。ただ一人の人間を身代わりすれば二度と人間を殺さないただそれだけの条件だった。
小さな町に一人の少女がいました。
名前はノア、ある日学校帰りに父が明日森で晩餐をする為ノアにお使いを頼ます彼女は何も知らずに父の頼みで森に向かった。
文字数 10,879
最終更新日 2023.06.04
登録日 2023.04.12
駆け落ちした聖女の代わりに城に召し抱えられたのは、一人ぼっちの魔女だった。のんびり生きていたいだけなのに、どうして私が国なんて守らなきゃいけないんです…!?国王なんて信用出来ないので、もう魔王様に寝返っちゃおうと思います。
文字数 22,112
最終更新日 2020.07.20
登録日 2020.06.18
【完結】帝国によって国も両親も奪われた公女クラスは、騎士達の治癒係として帝国城内で暮らしていた。第一皇太子妃からのいじめに耐えつつも、第二皇子兼騎士団長のヴォックスと婚約者であるユツィ、第三皇子シレが助けになってくれたおかげで幸せな日々を過ごしていた。
入城してから三年後、帝国城に新興王国の公爵がやってくる。公爵は神童と謳われた六歳の男の子サクだった。サクはクラスと出会い側を離れなくなる。ツンとしたサクが態度を軟化し始めた頃、第一皇太子がサクに国家反逆の罪を着せ処刑しようとする。それを知ったクラスはサクを逃がした。サクは迎えに行くと約束の言葉を残す。
十年後、サクの逃亡幇助の罪で追放刑になったクラスは自身の故郷である元公国の森深く、ドラゴンとフェンリルと暮らしていた。ここで静かに過ごすのかと思っていた矢先、成長したサクが押しかけて同じ屋根の下に住む事になる。
サクは以前のツンツン具合はどこにもなく、鼻血を出したり奇妙な言動もあった為、ドン引かれたり、ドラゴンとフェンリルから「気持ち悪い」と言われるがめげる事はない。変貌しすぎて戸惑いつつも、昔のサクが垣間見えたり、言葉と行動の中から彼の本音を見つけたクラスが絆された結果、サクに想いを寄せるようになる。
二章通して繰り広げる二人の関係が縮んでいく話。
2章構成
1章はツンデレショタっ子が十歳年上のヒロインを好きになる話
2章は変態に目覚めた絶対結婚するマンなヒーローが執拗にヒロインを溺愛しつつ過去の思い出やり直しをした末に結ばれる話
本音→おねしょたと変態ストーカーが書きたい
※小説家になろう、ノベルアップ+にも投稿しています。※R15は保険です。
文字数 215,444
最終更新日 2022.09.17
登録日 2022.06.10
その日の朝、リアンは婚約者のフィンリーと言い合いをした。
いつもの日常の、些細な出来事。
仲直りしていつもの二人に戻れるはずだった。
だがその後、二人の関係は一変してしまう。
辺境の地の砦に立ち魔物の棲む森を見張り、魔物から人を守る兵士リアン。
記憶を失くし一人でいたところをリアンに助けられたフィンリー。
二人の未来は?
※全15話
※本作は私の頭のストレッチ第二弾のため感想欄は開けておりません。
(全話投稿完了後、開ける予定です)
※1/29 完結しました。
感想欄を開けさせていただきます。
様々なご意見、真摯に受け止めさせていただきたいと思います。
ただ、皆様に楽しんでいただける場であって欲しいと思いますので、
いただいた感想をを非承認とさせていただく場合がございます。
申し訳ありませんが、どうかご了承くださいませ。
もちろん、私は全て読ませていただきます。
※この作品は小説家になろうさんでも公開しています。
文字数 27,098
最終更新日 2023.01.29
登録日 2023.01.16
「タイラー様っ!数年前からお慕いしておりました!」
「……申し訳ない。どこかで会ったことがあるでしょうか?」
あぁ、やっぱり覚えてないか……まぁ、当然かなぁ。
かつて魔物に村が襲われ、瓦礫のしたで息も絶え絶えだったシエナを見つけて助けてくれた騎士タイラー。
いつか恩返しすべくお師匠さまのもとで修行に励み、タイラー様が辺境に出向予定と知り自分の使える言霊魔法をこっそり掛け、予備のお守りまで渡せたことで満足し日々の生活へ戻った。
半年後、予定より早くタイラー様が戻ったと知り自分の魔法が役目を果たしたとホットしていたが……あれ?遠くで幸せを祈るはずがなんでここに?
文字数 7,515
最終更新日 2023.12.29
登録日 2023.12.28
この度、魔物の国とガリレア王国が友好国となることが決定された。
「お父様!恩を返す時が参りました!私、人間の国へ嫁ぎます!」命を助けられた恩を返す為に、少女はガリレア王国へと魔物の乙女として嫁ぐことを決意する!
文字数 19,668
最終更新日 2020.04.30
登録日 2019.11.30
秦野朔(18)はある日突然異世界に飛ばされた。
戦争の爪痕残るその世界はあんまり優しくないようだ。
しかし案ずることなかれ。
彼女、なんと異世界ではチート魔法が使えるようになっていたのだ!
チート→無双→異世界楽勝!!
「ってわけにもいかないよね……アルに迷惑かかるかもしれないし」
やっぱりちょっと苦戦しそうな平和ボケ女子×優男タラシ騎士の時々厳しくほんのり甘い異世界生活始まります!
文字数 32,059
最終更新日 2020.11.01
登録日 2019.12.14
この感情は愛などでは決してない。
刹那的で泡沫の夢のような儚いもの…かつて夢見たお伽噺のような幻想だ。
私はそう言って今日も求婚者の求婚を断った。
「生憎、伯爵家は兄が継ぎますので私と婚姻してもメリットはないですよ?」
にこりと笑った私の目は決して笑うことはついぞなかったのだ…。
文字数 17,728
最終更新日 2022.06.23
登録日 2022.05.02
フローランズ王国は人間の外敵である魔素と、その魔素から派生する魔物の侵入を拒む『天蓋』に覆われた国。
その『天蓋』を支える存在──神に選ばれし巫女、『柱神』であったリステラは10年の時を経てその役目を終えた。
役目を終えた彼女に国王は長年国を支えてくれた功績を讃え、リステラと王太子の婚約を発表する。
それは、リステラを愛している王太子自身の望みでもあった。
しかし、リステラはこの婚約を破棄する。
彼女は知っていたのだ。
王太子が本当に自分を愛しているわけではないと。
※そこまで長引かせないつもりの息抜きの短編です。
小説家になろう様にも投稿しています。
文字数 31,638
最終更新日 2023.01.15
登録日 2020.05.19
「コーデリア!貴方との婚約を破棄させてもらう!」
珍しく婚約者に茶会に誘われたので忙がしいなか出席したら……この言葉。
それだけでなく殿下の隣には華奢な女性の姿が……
婚約破棄された令嬢が幸せになる話。
文字数 2,330
最終更新日 2023.05.23
登録日 2023.05.23
湖の畔にて婚約破棄を告げられたのですが、直後彼は大量の魔物に襲われ……。
文字数 754
最終更新日 2023.01.18
登録日 2023.01.18
【完結】結婚適齢期が過ぎた公爵家のメーラに突然結婚の話が浮上した。相手は兄の友人で、魔物の血が混じっているからと敬遠されていた男性だ。メーラの意思を無視して彼女の家族は結婚の手続きを済ませ、早々に辺境伯に嫁ぐことになってしまう。
彼女には誰にも知られたくない秘密があった。自宅で裸で過ごすという習慣だ。自宅裸族の趣味を知られたくないが為に、結婚相手に無理難題な条件を付けて避け続けていたのに、兄の友人レイオン・ゼストス・ディアフォティーゾ辺境伯は条件を全部飲むと言う。
結婚が決まりすぐに辺境伯領の屋敷に移ったメーラは彼が全て了承済みである事を知る。室内では裸で過ごし、外では室外犬のフォティアに懐かれ、一人と一匹でのんびりとした時間を過ごしていた。
しかし自宅裸族をレイオンに知られてしまい、二人の関係に変化が訪れた。メーラはレイオンの秘密を知り、徐々に二人の関係が深まっていく中でメーラはレイオンに心を寄せていき、最後にはフォティアの秘密も知る事になる。
表情に乏しい辺境伯と自宅裸族の令嬢が距離を縮めていくだけのラブコメ。
本音→自宅裸族を書きたい
前作~魔王でしたと同じ世界線、というか隣国エクセロスレヴォを舞台にしたものです。こちら単体で読めます。よくある氷の~と詠われる男性の心溶かす系もどきな話。
※小説家になろう、ノベルアップ+にも投稿しています。※R15は保険です。
文字数 167,526
最終更新日 2022.09.17
登録日 2022.02.27
そこそこ資産のある家に生まれたタランテ・タランカは、家が森の近くだったということもあり、魔物に馴染んで育ってきた。
文字数 972
最終更新日 2022.05.08
登録日 2022.05.07
病弱貧乏人と魔王子息のお話。
初めは綺麗な銀髪に目を奪われた。
真っ白な肌が、不躾に触れる汚いオジサンの手によって青白くなっていくのを見て、咄嗟に助けに入ってしまい、まっすぐに僕を見つめてくる緑がかった蒼瞳に、心さえも奪われた。
ある日、森を彷徨っていた彼女を見つけて、足元に白い菫が不自然に揺れていたのが気になり、魔王である父に問うと、魔界の植物図鑑を投げ渡された。
パラパラとめくると、それはすぐに見つけることができた。
『魔力の強い者の恋心によって咲き、想い人をその者の所へと誘う花』
僕の恋心によってあんな所で雨に晒してしまったことと、僕のものにしたいという感情に呑まれ魔力を与えたことで、熱にうなされる彼女の頬を撫でる。
その熱さに眉を顰め、冷却魔法も交えて額へそっと口付けると、彼女の眉間の皺が減り、安堵した。
「勝手な感情で君に負担をかけた僕は、嫌われて当然かな」
***
全10話完結。
『悪役を受け入れた魔女は殺しに来た勇者(魔王)に溺愛される』から月日が経った後のお話です。
続きというわけではないので、未読でも問題ありません。
文字数 31,613
最終更新日 2023.05.28
登録日 2023.05.19
1話完結です。
文字数 871
最終更新日 2022.01.27
登録日 2022.01.27
婚約破棄された数日後の夕暮れ時、蛇に似た魔物に出会い保護したのですが――その子が意外な展開を運んできてくれました!
……良い意味で、です。
文字数 1,305
最終更新日 2023.07.09
登録日 2023.07.09
1話完結です。
文字数 581
最終更新日 2022.01.16
登録日 2022.01.16
しがないゴブリンである僕は、ひょんなことから人間に助けられ、一緒に行動することになる。
人間の女性であるアリスは、僕のことどう思っているのか知らないけど、僕は好きだよ。
大大だーい好き。だから、隣にいても恥ずかしくないように強くなってみせるぞ!目指せ世界一のゴブリン!目指せ本当の人間!
なろう、アルファポリス、nevelismで連載します
文字数 4,042
最終更新日 2021.05.08
登録日 2021.05.06