恋愛 女の幸せの定義小説一覧

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恋愛 完結 短編
マナリィはハルクと結婚してこの度5周年を迎える。 子宝にこそ恵まれないが、お互いを思い合ってそれなりの生活をしていた。 しかしある日を境にハルクから離縁を突きつけられた。 「どうして?」 納得ができないマナリィ。 しかしハルクの答えはマナリィに残酷な現実を突きつける。 「ずっと我慢してたんだ。そして、自分のタネが悪いのかと悩んでいた時期もあった。その結果、悪いのは君の畑の方だったんだと気がついた。俺が子供を欲しがっていたのは知っていたよな? 俺は今の仕事を成功させて大商会の顔役になる。そのためにも子供を早く産んで貰いたかった。なのに君は!」 それは一方的な拒絶。 女としての出来の悪さを通告されてるような敗北感。 そんなマナリィへさらなる悪夢が降りかかる。 「だから俺は君と別れてレイシャと結婚する。彼女なら俺の子を孕ってくれるからな」 たったそれだけの理由で、自分を捨てるのか。 マナリィは怒りとも呆れともつかぬ絶望の淵に立たされた。 レイシャはごめんねー、と軽い返事でマナリィを慰める。 いつから? 一体いつから夫はマナリィを裏切っていたのか。 何故もう少し待ってくれないのか? 何故もっと相談してくれないのか? 家族とは、夫婦とはなんなのか。 マナリィは何もかもわからなくなり、着のみ着のまま家を飛び出してしまった。 ハルクは追い出す手間が省けたと言わんばかりにマナリィを追いかけようともしない。 家を彩るのはマナリィが施したお手製の刺繍の数々。 それは商会でも飛ぶように売れていた。 内職して家計を支えていたのだ。 だがそれくらいならレイシャも出来るだろうと高をくくっていた。 その日を境にハルクの生活は激変する。 ※全11話(予約投稿済み)
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文字数 16,150 最終更新日 2021.05.15 登録日 2021.05.11
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