恋愛 田舎小説一覧
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件
もうすぐ婚約が決まるあたしに、幼馴染が言う。
「おまえみたいなみそっかすと婚約するんだから、他の女に断られたクソみたいな男に決まってる!」
セディは悪いやつじゃないんだけど口が悪い。
え、あたしのことが好き?
文字数 3,958
最終更新日 2021.10.22
登録日 2021.10.21
大した権力も持たない男爵家の令嬢であるラルフィアは、平和に暮らしていた。
娯楽も少ない田舎での生活は少し退屈である。そう思いながらも、ラルフィアは今の生活を幸せに感じていた。
父も母も権力に興味はなく、貴族特有の妙なしがらみもない。そんなのんびりとした生活は、ラルフィアの性に合っていたのだ。
そんな生活を続けている中、ラルフィアはある知らせを父から聞いた。
この田舎に、元傭兵が住まうことになったのだ。
新しい人が住むというだけでも珍しいというのに、それが傭兵であるという事実に、ラルフィアは心を躍らせた。
もしかしたら、何か面白い話を聞けるのではないか。そう思った彼女は、幼馴染で護衛でもあるアドナスを連れて、早速元傭兵達が住む家に向かうのだった。
そこで出会った元傭兵達から、ラルフィアは摩訶不思議なことを聞くことになった。
なんでも彼らは、世界を救ったことがあるそうなのだ。
※2022/01/28 改題しました。(旧題:ド田舎令嬢のんびりスローライフ ~弱小貴族に権力はありませんが、妙なしがらみもありません~)
文字数 15,025
最終更新日 2022.02.02
登録日 2022.01.28
聖女ではない、悪役令嬢だと王子に言われ、婚約破棄されたリアナは、国外追放されてしまった。
隣国の田舎に放り出されたリアナは、そこで一人の騎士と出会い、本当の恋を知ることになる。
しかしスローライフを満喫していたそのとき、王子がやってきて、いきなり復縁をせまってくる!
騎士は体を張って止めてくれようとしてくれるが、逆上した王子に何をされるかわからないと思ったリアナは、元の国に帰ることを決断し──
同じタイトルで全く違う内容の作品を書いています。
【A】のこの小説は王道、【B】は変化球です。
読み比べた方は、どちらがお好みだったかを教えてもらえると嬉しいです♪
文字数 11,141
最終更新日 2022.03.30
登録日 2022.03.30
双子の兄弟である寛臣と悠稀
でも2人が共に過ごす事はなかった
兄寛臣は両親に育てられ、弟悠稀は祖父母のところで育った
都会で何でも手に入る生活をしてきた寛臣は大学を卒業してすぐ悠稀の元を尋ねる
そこは自然だけが豊富にある田舎の町だった
文字数 39,059
最終更新日 2022.02.09
登録日 2022.01.15
『はとこのちーちゃん、覚えてる?』
母、敏子の電話からすべては始まった。
祖父母が亡くなってから一人と一匹で暮らしていた家に千尋と暮らし出した武史。
突然はとこの千尋と暮らすことになり、生活は一変した。
十何年ぶりに会うはとこの千尋は、少し問題に巻き込まれている様子だったが、深くは聞かずにこの生活を楽しむことにした武史。
「ブログでこの町のことを紹介するから」
そういう千尋を連れ、慣れ親しんだ地元を案内するうちに、武史の心にも変化が出てきて...。
付き合っていた男から逃げるように、祖母の故郷の町で小さい頃にお盆とお正月に訪れていた祖母の妹の家。
そこで2つ下の武史と同居することになった千尋は、翻訳の仕事の傍ら小さな田舎町で生活することになった。
何もない町と思っていた場所。武史に案内をされる度にこの町の魅力に気付いていく。それと共に、元恋人の柳田への想いと、ただの年下のはとこだった武史への想いも少しずつ変わっていく。
田舎の町で繰り広げられる、ラブストーリーです。
※R18にはマークをつけています。
ストーリー重視のため、最後の方にしか出てきません。
小説家になろう様、エブリスタ様、カクヨム様にも投稿しています。
ハッピーエンドの予定です。
文字数 111,481
最終更新日 2021.03.16
登録日 2021.01.01
しばらくは何もかも忘れて、引きこもろう。そう考えた傷心のキヨは、山間の田舎にある亡き祖父の家に逃げこむ。だが着いた早々、押し入れの向こうから鎧を着た、傷痕だらけの筋肉(マッチョ)男性クロードが現れる。祖父の友人と名乗る怪しすぎるその男と、成り行きで酒を酌み交わしていくうちに互いに心を通わせるように。来る度に傷を負っているクロードは、元はこちらの世界の人間で日本人。その転移に町の伝承と亡くなった祖父が深く関係していることが徐々に分かり……
惹かれあう二人が世界を跨いだ遠距離恋愛から、共に生きる道を得るまでの物語。
月イチで祖父の押し入れから出てくる異世界戦士と酒好き女子との、少し大人なガールみーつマッチョ。満月の夜の出来事で構成されるお話です。
※カクヨム、小説家になろうにて同一小説を投稿済
文字数 174,347
最終更新日 2020.11.05
登録日 2020.10.26
愛する王子に婚約破棄を言い渡されたエレインは、貧乏な家を建て直すために悪役令嬢を演じ続けた。
その結果、悪評が元婚約者の耳に入り、国外追放されてしまう。
田舎でスローライフを楽しんでいたエレインは、それでも元婚約者の王子のことを忘れられずに苦しんでいた。
そこへ、ある騎士がエレインの支えとなり、告白・プロポーズをしてくれる。
しかし元婚約者のことを忘れられずに、答えが出せないエレイン。
そんなある日、元婚約者から国に戻ってこいという書状がエレインの元に届いたのだった──
同じタイトルで全く違う内容の作品を書いています。
【A】は王道バージョン、【B】のこの小説は変化球バージョンです。
読み比べた方は、どちらがお好みだったかを教えてもらえると嬉しいです♪
文字数 16,917
最終更新日 2022.03.30
登録日 2022.03.30
【告白までの恋愛ショートストーリー】第22弾
わたし――南野未来は田舎に住んでいる。
日が短い冬は最寄りの駅から家まで真っ暗な山道を自転車で帰らなければいけない。
そんなわたしに「一緒に帰ってやるよ」と言ってくれたのが戸倉佳樹だった。
冬の間、毎日一緒に帰っていたことでわたしは戸倉佳樹のことがだんだん好きになっていく。
しかし、三月になり、日が長くなったことで帰り道も真っ暗ではなくなった。
もう明るくなったから、一人で帰れるよね?
今日にも彼からそんなことを言われるのではないかと、ドキドキしているわたしに――。
文字数 2,361
最終更新日 2022.03.05
登録日 2022.03.05
従兄の和正と付き合っている美穂だが、付き合って数年なのにさっぱり手を出さない和正に寂しさと悲しさを感じていた。
自分は大学、和正は田舎で農業。そんなビニールハウスで農業をしている和正のところに押し掛けたのだった。
文字数 2,693
最終更新日 2022.02.27
登録日 2022.02.27
ある日、野田洋平のもとに訃報が届いた。幼馴染の親友で、恋敵でもあった男の死を知らせるものだった。まだ、三十五歳である。自分と同様、独身だったことは知っていたが、重篤な病気という話は耳にしていなかった。
彼の心中を思いやったとき、洋平の脳裏にふとある夏の日の記憶が蘇った。
それは、甘酸っぱくもほろ苦い想い出だった。
文字数 164,132
最終更新日 2018.07.31
登録日 2018.07.06
文字数 9,245
最終更新日 2018.06.21
登録日 2018.06.15
北関東の山間で、米をつくり暮らしをたててきた集落。
そこに住む祖母が亡くなった。
親族として葬儀の手伝いをする皐月は、豪農として大きな屋敷を構える本家で、
幼い頃に見かけた「狐の嫁入り」を思い出す。
雨が降る田のあぜ道を、篠笛の音とともにゆく狐の面をした彼ら。
それとともに苦い記憶が蘇る皐月の前に、一人の男性が現れた。
白彦(きよひこ)ーー。
きよくん、と呼び、本家に来た時だけ遊びまわった従兄弟であり、幼い頃の友達だ。
人目を惹かずにはおれない美しい男性に成長した彼に、
皐月は気後れしながらも少しずつ昔のように打ち解けていく。
そんな時にふと現れた、狐面で顔を隠した、小さな男の子。
謎めいた言葉を残しながら、その子は裏庭の古い土蔵へと誘うーーー。
皐月を襲う新たな怪異。
山の神様が住まうという集落のシンボルでもあるお山。
ひたひたと皐月の日常に忍び寄る、悪意。
少しずつ思い出す、記憶の断片。
そして、祖母の命への眼差しとひたむきな白彦の想い。
皐月は、いやおうなく人間と人間ならざる者、生と死との狭間に立たされていく。
その狭間で、彼女はどんな選択をしていくのかーー。
北関東の山間の古い旧家を舞台にした、”狐の嫁入り”をめぐる恋愛ファンタジー。
文字数 170,526
最終更新日 2018.04.14
登録日 2018.03.18
日本の何処か。そこは過疎が進み、子供は男女合わせて二人しかいない集落で、大人と年寄りを入れても四十程の、『舞雪』。ある日。二人いるうちの男の子のほうが、親の都合で都会へと引っ越してしまい、女の子は泣き喚いた。
それから何年か経ち、十七歳となった、当時集落から引っ越した男の子「南 結秋」は、都会が嫌で、と親へ退学届けを残し、貯めていたバイト代とお小遣い、お年玉で、舞雪へと帰った。
久しぶりの彼女との再会。
しかし、それは”都会”というものが混じってあやふやになる。
はたして、彼の『些細な夢』はかなうのだろうか。
それはほんの小さな言い伝えの延長線上である。
文字数 40,869
最終更新日 2018.03.12
登録日 2018.03.11
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