恋愛 獣小説一覧
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侯爵令嬢であるレフィリアは、婚約者の王子の策略によって国外追放されてしまう。
国外の森で、彼女は魔物に囲まれることになった。これで終わるか、そう諦めたレフィリアだったが、彼女は魔物に襲われることはなかった。
彼女が助かったのは、一匹の狼の魔物が現れたからだ。
その魔物に、レフィリアは見覚えがあった。その魔物は、彼女が子供の頃に助けた獣ウォルフェンだったのだ。
成長したウォルフェンは、森を守る聖獣となっていた。
そんな彼に他の魔物は逆らえず、レフィリアを見逃したのである。
ウォルフェンは、行き場のないレフィリアを少々強引に自らの住処に連れて行った。
そこで、彼は自らの考えを話し始める。彼は、レフィリアを自分の妻にするつもりだったのだ。
初めは渋ったレフィリアだったが、彼に対して悪い感情は抱いておらず、行き場もないことからその提案を受け入れた。
こうして、二人は番となった。レフィリアは聖獣の妻として、魔物の森で暮らしていくことになったのである。
文字数 14,891
最終更新日 2021.11.03
登録日 2021.10.26
クロベルン家は、辺境の地。裏には〝闇の森〟があり、そこから来る魔力を纏った〝闇の獣〟から領地を護っている。
ミーティア=クロベルンは、魔力はそこそこあるのに、一般的な魔法はなぜか使えなかった。しかし珍しい光魔法だけは使えた。それでも、皆が使える魔法が使えないので自分は落ちこぼれと思っていた。
でも、そこで…。
文字数 26,619
最終更新日 2021.07.10
登録日 2021.07.06
片田舎の猟師だった王旬果《おうしゅんか》は
実は先帝の娘なのだと言われ、今上皇帝・は弟だと知らされる。
そしていざ都へ向かい、皇帝であり、腹違いの弟・瑛景《えいけい》と出会う。
そこで今の王朝が貴族の専横に苦しんでいることを知らされ、形の上では弟の妃になり、そして悪女となって現体制を破壊し、再生して欲しいと言われる。
そしてこの国を再生するにはまず、他の皇后候補をどうにかしないといけない訳で…
そんな時に武泰風(ぶたいふう)と名乗る青年に出会う。
彼は狼の魁夷(かいい)で、どうやら旬果とも面識があるようで…?
文字数 98,062
最終更新日 2019.12.20
登録日 2019.10.31
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