恋愛 生贄小説一覧
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「国王陛下の花嫁」となるために育てられてきた私は、11歳の誕生日に初めて夫となる国王との謁見を許された。
王座に座る国王を見た瞬間、私の脳内はスパークし、ある記憶が甦る。
此処は、前世でやり込んだ乙女ゲームの世界で、国王の正体は鬼畜で最凶なラスボス、暗黒竜だと。
ゲーム開始前にラスボスの贄として無理矢理子を孕まされて生まされた上、最後はラスボスに喰われて死ぬという、ゲーム本編では名前すら出なかった存在へ転生したのだ。
そして、自分の仕えるのはラスボスに絶対の忠誠を誓う一騎当千の力を持つ恐ろしい黒騎士。生き延びるためには、先ずこの黒騎士を攻略しなければならない。
「ラスボスの生け贄なんかになりたくない。絶対に生き延びてやる!」
これは、生き延びようと足掻く私の物語である。
✱以前、連載していた作品の改稿版となります。
✱戦闘シーンなど、一部残酷表現があります。
✱後半から、乙女ゲームらしい学園生活となります。
文字数 128,501
最終更新日 2021.02.28
登録日 2021.01.31
五歳のときから塔へ幽閉されて、悪魔の生贄にされることが決まっているわたしシェイラ・エスリール。生贄の儀式の日、兵士たちに泉に沈められそうになっていたわたしを助けたのは、魔王と名乗るとてもきれいな男の人だった。魔王様はわたしを抱き上げて笑い「まさか聖女を拘束して魔王の生贄にささげるなんてな」って言って……ん? 聖女? お父様は真っ青になって腰を抜かしちゃうし、聖女の守りがなくなったから国は悪魔に侵略されるって――、しかもわたしは生贄ではなくて花嫁らしいし、もうわけわかんない!
まあともかく、さようなら皆さま! わたし、聖女らしいけど悪魔の花嫁だそうです!
文字数 10,122
最終更新日 2020.06.06
登録日 2020.06.03
「よくここまで逃げ延びたな、聖女エルシィ」
「私を殺しても何も変わらないわ!」
「殺す? 違う、生贄に捧げるんだ」
国王が病に臥せってから7年、11人の聖女が生贄に捧げられた。この国の神話に、聖なる乙女を神に捧げ不老不死を手に入れた古代王の伝説があるせいだ。
「どうしても嫌か」
私を追い詰め、彼は言った。
「だったら俺の女になれ」
「え?」
「生娘しか生贄にはなれない。俺に抱かれて生き延びるか、純潔を守って俺に連行されるか。自分で選べ」
こうして私は将軍ノア・ラングフォードの床に入った……ひとりで。
実はノアもこの悪習を正そうと目論んでいたのだ。
行動を共にするうち、私はノアに惹かれていった。
でも彼が愛しているのは、生贄にされた5人目の聖女オーレリア。
守ってくれるのは、私を愛してるからじゃない。
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(完結済)
文字数 19,546
最終更新日 2020.08.26
登録日 2020.08.22
三年前の飢饉のとき、妻を理不尽に殺され理性を手放し暴れ回る父を止めようとした鬼のユウゴは、死闘の末に勝利を収めることができたが、二本の角を折られてしまった。
父親を殺した記憶はユウゴの心を苛み、積極的に生きる気力を失わせていた。
惰性で生きて放浪しているユウゴは、腹を空かせて倒れてしまう。このまま餓死してもいいかと思っていたユウゴを一人の女が助けた。
江戸時代風を舞台にした和風ハードボイルドファンタジー。
「最強の鬼と不幸で平凡な娘」の凄腕医師ショウタ先生の先祖の話ですが、これ単体で楽しんでいただけると思います。
小説家になろうさんにも投稿しております。
文字数 15,804
最終更新日 2020.12.13
登録日 2020.12.13
この地には古くから続く忌まわしい伝統がある。――――それが『ドラゴンの花嫁』だ。若い娘をドラゴンの花嫁として贄に送り出すのだ。女であれば誰でもいい。さもなければドラゴンは、大雨を降らし、雷を落とし、さらには村どころか国ごと焼き払ってしまうという。そう、ドラゴンとは恐ろしい空の神なのである。
そして、凶作に見舞われたある年、貧しい農民の村娘オリヴィアが名誉ある役に抜擢された。家族や村はおろか国中の人々が歓喜し、お祭り騒ぎだ。なんとオリヴィアは、ドラゴンの花嫁に選ばれてしまったのだ。
<注意事項>
*竜でも龍でもなく、ドラゴンです
*よくある番ものですが、獣姦的描写はありません
(R18描写には、サブタイトル横に✩を付けます)
*ざまぁ展開はありません。主人公の幸せが、ちょっとしたざまぁです
*ムーンライトノベルズ様でも掲載中です
© 2019 Chihiro Fukaishi
文字数 27,555
最終更新日 2019.03.15
登録日 2019.03.10
前世やりこんだ乙女ゲーム『砂漠の精霊は華を愛でる』に出てくる皇弟─サリフとして、生まれたことに気づいた俺だが、思い出したのがあまりにも遅すぎた。
引き取らされた娘たちの内、姉である─アミーラは、既に精霊の花嫁になることを皇帝から命じられていた。花嫁とは形ばかりの生贄に。
だが、お前たちは知らない。
追い詰められているのが、自分たちであるなど…。
ここから去る前にちょっとした置き土産を。
文字数 14,319
最終更新日 2020.12.31
登録日 2020.12.26
ジェイルは竜の王だった。
毎日、退屈な日々を送っていた。
そこへ花嫁姿の少女が現れ言った。
「私を娶ってください」
話を聞くと少女は大国の巫女で星を読み、自分が生贄にされることを知ったという。
逃げ場所を探し星を読むと竜の王へ嫁げば助かると読みとれたという。
少女の名はナユタ。
ナユタは無邪気な普通の少女に見えたが夜星を読む時だけ別人になった。
そのギャップに惹かれ、竜の王は徐々にナユタに恋心を抱いていく。
しかし、大国の軍が攻めてきてナユタを連れ帰ろうとする。
そんなことはさせられないとして竜の王は戦う事を決意する。
文字数 29,272
最終更新日 2020.10.18
登録日 2020.10.05
文字数 3,000
最終更新日 2020.01.14
登録日 2020.01.14
ノアの住んでいる村は、村の平和のために100年に一度村にある大きな湖に娘を生贄として水神様に差し出さなければいけない。
ノアは産まれた頃からその役割が決まっていて、物心ついた頃からそのためだけに生きてきた。
だがノアはその意味が分からなかった。
ほのぼのと進むお話です。
だんだん溺愛です。
☆☆☆☆☆
1つ1つのお話の文字数はかなり少ないです。
※文章力、語彙力ありません(◞‸◟ㆀ)
※誤字脱字ありましたらすみません
温かい目でよろしくお願い致します!
文字数 48,359
最終更新日 2019.11.03
登録日 2018.12.07
守り神の花嫁として、私は育てられた。
それがどういう事なのか、知っている。ようは生贄だ。
だけど逃げるつもりはない。
文字数 12,947
最終更新日 2020.03.15
登録日 2020.03.10
辺境の閉鎖された村では伝統を大切にしていた。今までのしきたりなどを破るものは排除の対象。
ある女が小さな女の子を拾った。それまでは、村の人々と良い関係を築けていたのだろう。しかし、村の人々は子どもを拾った女を虐げた。
村の人々は女に言う。
「お前は、水神の供物だ。村の恵みのために、生贄になるのだ」
ある女はその言葉に蕩けるような笑みを浮かべた。
(※大幅に話の内容を変更するため、非公開にしました。1〜23話変更済み(公開中)、その他は非公開となっております。こちらの都合で、ご迷惑をおかけします。申し訳ございません。随時、こちらで連絡を更新していきます。2021.1.29)
文字数 29,212
最終更新日 2018.12.17
登録日 2018.10.20
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