青春 純文学小説一覧
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件
文字数 5,343
最終更新日 2022.03.12
登録日 2022.03.12
サクラが咲いたら何かが変わるって、風のように、愛のように、夢のつづきのようにチェンジよ。アヒルだって代償はあったけれどハクチョウになった。アヒルの心とハクチョウの心、光と影、表と裏、チェンジだ。光が雲を突き破って新しく空気が動く。空の青を亙っていった光、コラボしながら平面的な静けさを讃えあっていく。さらに光と影が重なりあいながら変幻自在にサクラ、サクラの蕾を花まで、人生に必然があるように自然にもーー あぁ、チャーミングな出来事よ。
文字数 23,829
最終更新日 2021.11.10
登録日 2021.10.15
今朝の朝日が夕日に落ちて、稲刈りまえの田んぼにトンボの群れが湧いている。デジャブとジャメブの狭間に凪いでいくトンボたち、君たちもミトコンドリア・イブからの遺伝子の旅さなかだ。
僕らの心は内々にある。見たもの、いま見るもの、次に見るもの。聴いたもの、ちょうど聴くもの、追って聴くもの。混沌、混沌。懐かしい匂い、まぶな匂い、やがて来る匂い。味わったもの、リアルに味わうもの、いつかは味わうもの。すべて混沌、混沌。前世に触れたもの、今世に触れるもの、来世に触れるもの。すべて心の内。とどまって吐き出す術さえ持たぬキリギリスのように。
文字数 34,507
最終更新日 2021.10.08
登録日 2021.08.16
学生時代からの音楽の夢に破れた達也は東京都内中野のアパートを引き払い、両親が暮らす実家に身を寄せることになる。
両親は達也が上京する前に暮らしていた持ち家を手放し、母が癌治療の為に通院する大学病院がある「夢ヶ丘」という街で質素なアパート暮らしをしていた。達也はアパートでの家族との暮らしに息苦しさを感じる。
人生のエアポケットのような時間で目に映す「夢ヶ丘」の景色。その景色の中で達也はふと別れた恋人の桃子が話していた彼女の故郷の話を思い出す。「夢ヶ丘」が桃子の故郷だと知った達也は桃子の話したエピソードを回想しながらそれをなぞるように「夢ヶ丘」の街の中を歩いていく。
「夢ヶ丘」で出会う街の人々との交流
その中で新たに知る、別れてからの桃子の事
夢を追いかける人
かつて夢を追いかけた全ての人に
読んでもらいたい青年の再生の物語
文字数 28,926
最終更新日 2020.12.19
登録日 2020.11.20
文字数 5,618
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.11.15
文字数 8,689
最終更新日 2019.09.01
登録日 2019.09.01
文字数 1,249
最終更新日 2019.07.28
登録日 2019.07.28
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